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コレさえコウなれば幸せ!?

昨日の午後、急な痛みで駆け込んだ
歯医者さん。

数日前、ちょっと怪しいなと思ったのですが、
以前、寝てるときの歯ぎしりで痛みが
起きてるだけだと言われたことがあったので、
きっとそれが再発したんだと思っていました。

いやいや、ところが!
表面からは見えない詰め物の下で
虫歯が進行!

ガッツリ削られて、かなりの大きな処置をして
いただきました。

麻酔を打っての結構大掛かりな治療。
それを診察時間が終わっていたにもかかわらず
快く診てくださったモンゴル人の女医さんと
歯科助手さんには頭が上がりません。

本当に感謝です!

一夜明けた今日。
まだ治療は終わったわけではないので、
痛い。イタイ。

痛くないほうの右側だけで噛んでも、痛みが
響く。そして、食べにくい!
何を食べてもおいしくありません。

歯が痛くないときなんて、
「あぁ、今日は歯が痛くなくて良かった!」
とは思わない。

お腹が痛くないときに、
「あぁ、今日はお腹が痛くなくて良かった!」
とも思わない。

手を骨折していないときに、
「あぁ、今日は手が自由に使えて良かった!」
とも思わない。

普段いかに、そこに「ある」ことを
当然と思って感謝なしに生きていることか!!

家族が元気にしてくれている、
友達が優しくサポートしてくれている、
それらは当たり前なんかじゃない。

それらが実際に発生したとき、当たり前が
当たり前じゃなかったと身に沁みて、
オンオン泣く。

そして
「コレさえコウなってくれれば幸せなのに!」
と切に願ったりする。

本当にそうか?

自分がドツボにはまり込んで沈んでいるとき。
実は平行線で、すごい奇跡と幸せも起きている。

今度、不登校支援の対談をするけれど、
「子供が学校にさえ行ってくれれば!」と
そこだけの狭い視野でモノを見ていないか?

競馬の競走馬がつける視野を遮る馬具、
「ブリンカー」。

自分がブリンカーをつけていないか。

あらためて自分を振り返りました。
まわりにあふれた幸せを本当に
感謝の気持ちで享受しきれているか。

それに気付かせてくれた、この歯痛でした。

うーん、まだ痛い〜。
修行は続きます。

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