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ベンチャー企業で働くべき3つの理由

大企業で働くべきか、それともベンチャー企業で働くべきか──どちらがよいのでしょうか。この問いは、就職活動時にしばしば聞かれます。結論から言えば、その選択は個人に依存しますが、今回は約2年勤務した経験をもとに、ベンチャー企業で働くべき3つの理由に焦点を当ててみました。

就職活動中の方やこれから就職活動を予定している方にとって、参考になるかもしれません。

1.挑戦と刺激的な仕事環境

ベンチャー企業は、熱量が高く変化の激しい環境です。毎週のMTGには執行役員が参加し、議論で決まったことをその後直ちに実行することが一般的です。昔とは異なり、資金調達はしやすくなりましたが、売上を伸ばして黒字化することが急務な企業が多く、見込みのあるアイデアをすぐに実践する環境です。

試してみて良い結果が出れば続け、だめなら改善。改善してもだめなら撤退して別のことにチャレンジする。規模が大きな企業では味わえないスピード感で自分のアイデアが市場で評価されるかチャレンジできる魅力的な環境です。

2.人材としての市場価値の向上

ベンチャー企業は、既存業務だけでは経営が成り立たず、常に新しいことにチャレンジして売上を生み出すことが求められます。そのため、未経験の領域に挑戦せざるを得ず、いやでもスキルが身についていきます。市場調査から事業計画の作成、経営陣へのプレゼン、承認の取得、事業計画をKPIに反映させつつサービスを開発し、営業を進めていく一連の経験は、規模の大きな企業では難しいものです。
そんな人材の市場価値が低いはずがないでしょう。

3.ストックオプションで大金を得るチャンスがある

ベンチャー企業では、従業員に対してストックオプションを提供することがあります。これは優秀な人材を引き寄せ、モチベーションを高めるための一種の「人参」です。上場すれば、通常の労働では得られないほどの収益が期待できるため、これを目指してベンチャーに転職する人もいます。

夢のようなチャンスがある一方で、ストックオプションの条件は確認が必要です。全員に与えられるわけではなく、もらったとしても上場後すぐに株を売却できるわけでもありません。また、課税対象となり、税金の支払いが必要ですので、慎重に検討する必要があります。

以上が、ベンチャー企業で働くべき3つの理由です。この環境での仕事は魅力的ですが、ハードワークが求められ、労働時間が長くなることに対する覚悟が必要です。また、社員の入れ替わりが激しいため、「この会社にとどまるべきなのか?」という不安も抱くことがあります。これらを踏まえ、「裁量権のある仕事にチャレンジしたい!」という方には、ベンチャー企業で働くことが適しているでしょう。それ以外の方は、もう少し規模の大きな企業での経験を積むべきです。

ふわっとした話になってしまいましたが、会社選びに迷っている方の参考になれば幸いです。


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