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2022年11月の記事一覧
山本直樹「レッド」4巻-1 後になって殺されることになるメンバーも総括に積極的だった。自分が総括される側になるという想像力がなかった
正直もう3巻まででだいたい言いたいことは全部言い尽くしたと思う。
もう3巻が終わった時点でこの時点でほとんど手遅れになっており、残れば死、逃げるのに失敗しても死という「北九州一家連続殺人事件」の状況にだんだん近づいている。
あとは、この後「逃げたけど捕まって総括された人」と「無事に逃げおおせて生き延びた人」の差がどこから来るのだろうあたりが気になる。
マクロ環境①中国・アメリカ・日本が国交正
ノンポリのためのざっくり左翼史① 戦後~ブント誕生まで
新左翼全然わかんねーって言ったらコメントで教えてもらいました。
これが正しいかどうかはわかりませんが、まずはこれでざっくり固有名詞と時系列をインプットしていきたいと思います!
左翼マンダラ見て「細かすぎ!」て思った笑
戦前の共産党の再建まずは「解放軍規定」:「愛される共産党を目指そう」と平和革命を目指すしかし、コミンフォルムや中国共産党から指導が入ったことで、国際派と所管派(平和主義)にわか
「ちょっとネガティブな感想言っただけで信者みたいな人たちにボロカス言われるような店は勘弁してほしい」それオタク側がいう?
熱海のあっつん氏の事は嫌いだし、取り巻きの連中はもっと嫌いだけど、こういう意見を真顔で言えるのもそれはそれで怖いなと思った。
山本直樹「レッド」3巻 リーダーが無能だと、思想を強制的に統一したり過激化しないと維持できない歪な組織運営になって崩壊する
3巻で描かれている内容は現代の日本のリベラルやフェミニズムも抱えている問題に通じるものがあると思う。
リーダーが不在、あるいは無能というか組織化というのがそもそもできないてないのに一つにまとまろうとすることだ。これにより、「過激な意見を言うやつ」の発言力が大きくなり、そいつが「同質化」をはかるようになるのでおかしくなってしまう。
リーダーがいないのであれば、下手にまとまろうとしないほうがまだま
山本直樹「レッド」5巻-0 ここまで読んだあたりでちょっと史実を軽く確認しておく
あまりちゃんと史実を確認すると「レッド」が楽しめなくなるのでほどほどに。あくまでも「史実をもとにしたフィクション」として読みたいので。
史実を確認すればするほど、あさま山荘事件のメンバーは主流から外れた「小物」だったことがわかる。カリスマ的なリーダーが不在というか逮捕された後、リーダーシップに乏しい人間が無理にメンバーを率いようとした結果としてやってはならないことをしてしまったという印象がある。
山本直樹「レッド」2巻 都内だと身を隠すので精一杯で消耗していくだけ→「そうだ、山に行こう」
3巻まではとにかく読むのがめちゃくちゃ大変です。
3巻を乗り越えたら後は勢いついてどんどん読めます。
あさま山荘事件は「赤色軍」と「革命者連盟」
とにかく「赤色軍」と「革命者連盟」という二つの活動があって、全国から学生が参加していたが、実際はごくごく少数の人間だったというのが大事。
1巻で見たように学生運動自体は全国区の動きでありほとんどすべての大学でいろんなグループが活動していた。地方支部
山本直樹「レッド」1巻 上がり調子の時の左翼活動家は、落ち目になったときの左翼活動の攻撃性が内側に向けられた時の怖さをまだ知らない
1969年1月 安田講堂に1000名近い学生が立てこもり、東京大学入試が中止した。ここが学生運動のピークだったという。
この物語もその1969年からスタートする。つまり「もう学生運動が下り坂に入ったところから」だ。あえて上がり調子だった時のことを描かない。
とにかく読んでいてかなりしんどい作品だ。「赤狩り」の方は、途中まではしんどいが最終的に出口がある。しかしこちらの終着点は地獄しかない。体感
自分が主張する正しさがただの「お気持ち」にすぎないわけじゃない、ということはどうやって示せばよいのか問題
後先のことを考えずに、批判をするのは簡単だ。ただ、一度そうやって批判しはじめるとそれなりの整合性は求められる覚悟は必要だろう。
私はドイツやイングランド代表の抗議の姿勢自体を称賛する人にどれほどの覚悟があるのだろうと思う。それがただの「お気持ち」ではないとはとても思えない。
だって、わざわざアメリカに内定してたはずなのに横車を押してカタールを選んだのは欧州勢だしね。当時から批判してたアメリカが
「無能なナナ」10:長い序章が終わりここからが本編開始!
おそらくここからが作品が描きたかった展開なんだと思う。ようやくここまで来た。正直7巻から9巻までは中だるみしていた。割とやりたいことがバレバレだったのでさっさとここまで持ってきてほしかった。
ともあれ能力者同士の殺し合い(フェミVS表現の自由戦士)は体制側の介入を呼び込み、すべてが規制される世の中が招来される展開になってしまいました。
我々の社会がこれから迎えようとしてる未来がちょっと先に描か
「無能なナナ」7~9 罪を認めても正しく償わせてもらえるとは限らない
一度誰かを傷つけてしまったら、相手がそれを許してくれないどころか、徹底的に自分に復讐しようとするかもしれない。ネットで気軽に人を攻撃する人は、そういうリスクを考えてますか?って問いかけてくるような巻。
「新約・とある魔術~」のオティヌス編みたいな感じですね。
主人公はすでに改心し、今まで傷つけたり殺してきた相手に償いたいと思っていたが…相手は復讐の鬼と化していて話が通じる状態じゃなくなっていた
「無能なナナ」6 ネットで流行の「口だけなんちゃって反体制」ではなくガチの反体制はものすごく大変
この「無能なナナ」と「ヘンタイ・プリズン」は「表現の自由問題」についてとても示唆がある作品だと思います。Twitterで表現の自由とかわめいてる青識とかゴンとかあたりを見るよりよほど有意義だと思います。
アニメ化もされたので知ってる人も多いでしょうが、面白いのはアニメ部分以降なので、ぜひ読んでみてほしい作品です。
なぜブラックフライデーのセールは一年で一番注目すべきなのか? ブラックフライデーのすごさについて簡単に紹介
https://www.tyoshiki.com/entry/2022/11/20/145126
よかったら、なにか買い物するときは↑の記事からリンク踏んで買い物してねー(アフィカスしぐさ)
ブラックフライデーは感謝祭(11/24)明けの金曜日のことを指します。この「ブラック」は「黒字」の意味です。この時期はアメリカ人がみんなアホみたいに買い物をするのでどんな小売り業者でも黒字になるという意味