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岩内赤坂奴のこと

雨が降った、7月7日。
しかも、時折豪雨になったり止んだり、降ったり。


岩内神社例大祭といえば、神輿渡御・海上渡御・海上祈願祭、神楽・餅まきの奉納行事があって、7月7日の宵宮祭がはじまると一気にお祭りモードに切り替わる。

猿田彦命と宇豆女命を先導に大行列で町内24Kmを練り歩く、神輿渡御は2基の御神輿と岩内町無形文化財の岩内赤坂奴。

岩内赤坂奴
昭和58年(1981年) 7月5日 
町の無形民俗文化財第1号に指定。岩内神社祭でみこしの先ぶれを勤める。
(岩内史年譜より)

えーーーーーーーーーーーーーーーぃ。
えーーーーーーーーーーーーーーーーぃ。
やぁっ!
それいったーーーーーーーーー!!
きたりーー!!

という掛け声と。息がぴったりの所作。
https://youtu.be/hmecf1oJBNk

岩内赤坂奴は、現在の場所(宮園)の新本殿建設の為、大正9年(1920年)
本州より宮大工の宮野次郎吉宇氏を招き、その時「赤坂奴」を伝授されたもので所用は8通りあるという。

一練り
二回練り
三回練り
発進
肩替え
交差
飛び
宮入り

足は後ろに蹴り上げて、1歩ずつ止めて歩き。
毛槍は前から後ろに、順に1本ずつ横投げされる。
飛びの所作では、狭箱を高く持ち上げて片足で前方に20m以上ケンケンする。

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7月9日 国道229号線での市中渡御。
拍手喝采です。

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子供奴から、赤坂奴へ。そして指揮者に。伝統を受け継いでいます。

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撮影:2018 / 2019


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