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大学のソウルフード!②東北編

おはようございます。
もともと北海道・東北編とまとめてスタートした記事でしたが、
追記しているうちに北海道だけでかなりのボリュームになってしまったので、
東北地方を分離して、再構成しました。

というわけで、東北編に参ります!!


東北大学

この度、国際卓越研究大学の認定候補に選定された東北大学。
研究水準の高さでは群を抜く大学ですが、地下鉄も通り、仙台駅からのアクセスも大幅に改善され、今後ますます全国的に人気が高まるような気がします。

地下鉄の駅ができて、アクセスが本当によくなりました。

さて、そんな東北大学のソウルフードは?

さわき
もともとは東北工業大学の近くで開業したのが、10年後に東北大の近くに移転したとのこと。スタミナラーメンが有名です!

ラーメン二郎 仙台店
なんだかんだいって、ラーメン二郎は学生のソウルフード!

2011年10月にオープンしており、札幌の約1年半前。
これが関東以外の初出店になるのですが、ここからの展開は早かった。
まさに加速するジローバリゼーション。

2018年に仙台出張に行った際も、やはり行列になっていました。

ここからは、東北大に通っていた人からの声です!(2023/9/7更新)

北京餃子

ボリューム重視で、学生のウケがよいとのこと。
繁華街が大学から近いというのも、仙台の街の魅力ですね!

半田屋

チェーン店。
それがむしろ、本音を表していてリアルだと思いました!
安くてうまい大盛が食えるのであれば、チェーン店だろうか個人店だろうが関係ない!
先日アップした北大のソウルフードでもラーメンチェーンを紹介しましたが、「チェーン店いやだ」は、金のある大人の発想です(笑)!
私も学生時代は大学のそばのサイゼリヤにどれだけお世話になったか…。

で、安さを突き詰めた伝説が、こちら。
今は無きソウルフードの復刻!

【人はそれを“貧食カレー”と呼んだ!】
川内第2食堂は、1967年から2008年に東北大学川内北キャンパスに実存したプレハブ平屋建ての食堂です。建物の老朽化、値段の安さ、そのボリュームから、学生たちの間では「貧民食堂」を略した「貧食(ひんしょく)」の愛称で親しまれていました。2008年の仙台市地下鉄東西線の工事を機に閉店となるまで、昼食時には100人ものイカトン(いかにもトンペイ)たちが列を作る人気食堂には、この「貧食カレー」のほかにも「草(くさ)」と一部の学生から称される10円のキャベツサラダや、応援団が企画した激辛カレー「怒髪天カレー」など多くの名物メニューがありました。

http://www.bureau.tohoku.ac.jp/kikin/japanese/topics/topics201809.html

古くからある食堂が無くなってしまうのはやはり寂しいですね。
特に、自分が通っていた校舎が無くなってしまうと、「ここでこれをやったなあ」という振り返りはどうしてもしにくくなってしまう。
食堂だと、懐かしの味をまた食べたくても食べられない、それはやはり寂しい。そこでこうやって復刻させて、それを大学運営にも活かしていくというのは素晴らしい戦略だと思います。

蛇足ですが、「イカトン」という言葉、恥ずかしながら初めて知りました。
「イカ京(いかにも京大)」「イカ阪(いかにも阪大)」という言葉も聞いたことがありますが、自虐をしているようで、旧帝大らしい誇りを感じます。
貧乏やバンカラ、服に気を使わないところを逆にアイデンティティにできるのは、根本のところで自分に(ファッションセンス以外のところで)自信があることの裏返しでもあるように思います(早稲田、明治、法政も然り)。
とは言え、こういう文化も、良くも悪くも死語になりつつあり…。それは富裕層しか難関大学に進学できなくなってきたからなのか、もしくはファッション自体の価値を文化として高く評価するようになってきたからなのか、人文的にも社会学的にも、見方を変えれば全く違う解釈ができてしまうのが面白いところです。

でも、安いメニューは、本当に助かりますよね。
美味しいご飯を食べて元気になって、勉強や部活を頑張る、その直向さが眩しいなあ、とオジサンとしては思ってしまいました。

弘前大学

大学の中に残るレトロな建物。珈琲店になっています。

2018年に弘前大を訪れましたが、その時は、大学からは少し離れている「たかはし中華そば店」さんを訪問しました。

撫牛子(ないじょうし)駅から歩きましたが、駅名が読めませんでした…💦
煮干しの出汁が濃厚で、思い出に残る美味しさでした!

次に、教えていただいたのがこちら。

中みそ

弘前のデパート「中三」の地下にあるのでこの名前になったそうです。
ジュンク堂もありますし、本を買った後ラーメンを食べて帰る、というのもいいですね。

弘前は街中にも近代建築が多く残っていて、美しい街だと思いました。
大学のソウルフードはまだ知らないので、是非教えてください!!

岩手大学

岩手大学生協 理工学部食堂
焼きカレーが名物とのことです。
気になりますね!!

また、ソウルフードに関連して、大学の取り組みも話題になりました。

食費の値上がりが、じわじわと学生の食生活に影響を及ぼしているため、盛岡のソウルフード「福田パン」を100円で販売したとのこと。

福田パンの詳細はこちらの記事で読めますが、
2種類のクリームを挟むことができるようですね。

私も就職したてでお金が無かった頃、コンビニでよく「つぶあん&マーガリン」のコッペパンを食べていました。安いのですがカロリーが高くてすぐお腹が一杯になるのがよかったのを思い出しました。

以前盛岡に行ったときは、福田パンのことは恥ずかしながら知らなかったため、盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺・わんこそば、いわゆる「盛岡三大麺」のどれかを食べねばと思っていました。
そういうわけで、盛岡じゃじゃ麺は、こちら。

白龍 本店

もはや岩大というか、盛岡名物のような気もしますが…苦笑
いつも大行列。
私も先日、盛岡を訪れた時、店の前まで行って、あまりの行列に断念して某焼き肉屋で冷麺を食べて帰りました。

「焼肉レストラン米内」さんで焼肉を食べて、冷麺をいただきました。梨の甘さと、キムチの辛味のコントラストがたまりません!結局こっちも並んだのですが、それはそれでよし!(笑)

わんこそばは「東家」が有名ですが、私自身苗字が東なのに、まだ食べたことがありません(笑)。
次に訪れた時には行こうと思います。
川が街中を流れていることや、レトロな建築も多く、お洒落で歩くのがとても楽しい街です。

山形大学(小白川)

まずはメインキャンパスの小白川。

すいません、素晴らしい記事を発見してしまいました…笑

やはり学生さんの情報は貴重ですね!
お蕎麦屋さんで学生限定のラーメンを食べられるというのは、外部の人間だとなかなかわからない話かと。

大学近辺はこちらの記事で網羅されているので、
周辺情報を少々。
山形のラーメンと言えば冷やしラーメン。
発祥のお店はこちらです。

昭和7年創業、昭和27年から冷やしラーメンを出し始めているという、老舗中の老舗。
繁華街にありますが、東側なので大学からも徒歩圏内。
是非訪れておきたい名店ですね。

あと、個人的に気になるのがこちら。

鳥長 東原町店

大学のすぐ近くにあるマックスバリュの敷地の中にある焼き鳥屋さんですが、白モツが美味しいと評判で、1時間程度待つこともあるようです。
こういうお店で焼き鳥を買ってきて下宿でみんなで酒を飲む、というのも楽しそうです。

繁華街も比較的近く、大学の周りの飲食店も多いため、小白川キャンパス周辺では食事の事情には困らないような気がします。うーん、楽しそうな気がしてきた…笑。

また、山形のソウルフードといえば芋煮
飲食店でももちろん食べるそうですが、北海道の大学の「ジンパ」、東京の大学のBBQのようなノリで食べるのだそうです。皮の剥かれた里芋も売っていたりして、芋煮会向けに至れり尽くせりだとか。
とりわけ、馬見ヶ崎川での「日本一の芋煮会フェスティバル」は超有名!

なんと開催間際!(笑)
日本一の大鍋で作るようですね。


〆のカレーうどんまでがセットで、
醤油牛肉派(村山・置賜)と味噌豚肉派(庄内・宮城県)闘争もあるようです。

山形大学(鶴岡)

続いては農学部のある鶴岡キャンパスです。
鶴岡には山形大学農学部の他に、慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパスがあり、知の拠点としても面白い場所だと思います。
まずは情報提供いただいた、山形大学農学部の近くにある評判のお店がこちら。

つるみ食堂

大学を出て、西に少し歩いたところにあります。煮干し中華が人気とのこと。煮干し、と一言で言いますが、実は奥が深いのです。こちらのお店では、アジ、トビウオなど9種類の煮干しを使っているそうです。
当然、魚が違えば味が変わるわけなので、そうした味のベストミックスを探った結果が今だということなのでしょう。
そういうことを思って食べてみると、感慨深いものです。

慶應義塾大学(鶴岡タウンキャンパス)

ここにいきなりあらわれる慶應義塾!
鶴岡には、慶應義塾大学先端生命科学研究所があり、東北公益文科大学の大学院、致道ライブラリーと合わせて鶴岡タウンキャンパスを形成しています。
SFCとの結びつきが強く、1学期ないし2学期間滞在して重点的に生命科学の研究をするバイオキャンプや、大学院生を対象としたプログラムも組まれているようです。

産官学連携の側面も強いため、いわゆる高校を出てすぐに行くキャンパスというよりは、大学院の研究や共同研究などの拠点という意味合いも強く、年齢層は少し高めかもしれません。そのため、移動も車が多く、活動範囲はやや広めで、ソウルフードも少し離れた場所にあったりします(そこかい笑)。

みどり食堂

「オモウマい店」でも取り上げられた人気店。
カレーラーメン、唐揚げなどガッツリ系のメニューが人気で、おいしいものをガッツリ食べたい時にはここ!という感じだと思われます。
タウンキャンパスに行くと、研究開発関係者は街中のセンター棟ではなく郊外のラボ棟に行くことが多いようで、近くにはホテルくらいしかない、と。そこで車でここまで一気に行き、ガッツリ食べて帰ってくるようです。
(とはいえ車なので、お酒が飲めない人も気楽なのもいいポイントかな、と思います)

国際教養大学

全国区の人気を誇る国際教養大学。
卒業生の方からいただいたソウルフード情報です。

回転寿司すノ家 仁井田店

秋田市の郊外にある回転寿司屋さん。
そう、学生さんにとって、チェーン店の存在は欠かせません。
バイトをしているのも学生さんだったりするので、
地域にとって重要なインフラなのです。

ともあれ、移動するには恐らく車が必要なのでは?と思ったのですが、
大学専用のカーシェアステーションが設置されているようです。

これがあると、大分行動範囲が広まりそうですね!

農家レストラン ゆう菜家

国際教養大学の南側に、しばらく車で走ったら到達する農家レストラン。
モロヘイヤを練りこんだお蕎麦が人気のようです。おいしそう…。

インド料理 ラクスミ

人気のカレー屋さん。
エリア的に秋田大学の学生さんも訪れてそうですね。

上海

出ました、町中華!
エリア的には完全に秋田大学のお膝元です。
ただ、京都などでも顕著ですが、大学のテリトリーが明確でないソウルフードも多いですし、「どっちの大学のソウルフードなんだ?」というのは、野暮な質問だったのかもしれませんね。

追加の大学情報募集中!

現時点では6大学しか記載できていませんが、どんどん追加していきたいです!
以下の大学関係の方、是非情報をいただければ幸いです!

秋田大学
宮城大学
東北学院大学
宮城学院女子大学
東北福祉大学
東北工業大学
青森中央学院大学

東北の大学グルメもどんどん追記していきたいので、情報お待ちしています!

次回は第3回、北関東編です!


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