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備えあれば憂いなし

「備えをする」「準備をする」っていうことは、
いらない心配や不安を取り除くことにも、とても効果的。
安心材料があれば、緊張緩和に役立ちます。

また、「乗り越えられない壁はない」という言葉もあります。
これって、自分に起こる問題は、自分で解決できるレベルのものしかこないって言われていますが、
今回はちょっと解釈を違う角度からみてみます。
「もう誰かが乗り越えた壁だから、解決法はある」と考えます。
あとはそれをなぞって最適解を当てはめるだけ、
と思うだけで、めっちゃ心理的負担が減ります。

どうやってその最適解を見つけるか。
自分は、本を読み漁ります。

人類が直面してきた問題は、個人レベルから国家レベルまで数知れず。
人類初の悩みでない限りは、過去に誰かが同じような問題に直面して、その壁は乗り越えています。
「問題解決の方法の一つとして、大きな書店へ行くと良い」
と言われている通り、書店には旬なビジネスから古典や哲学まで、
多くのジャンルの情報で溢れています。
いろんな棚を眺めてタイトルにピンときたものを手に取ったり、
斜め読みしたり、購入して併設のカフェでじっくり読んだり。
多くの情報に触れると、書店から出るときには違う心境になってるんです。

誰かが乗り越えた問題の解決の情報やヒントを手に入れたとき、
その壁はもう壁でなく縁石くらいになっています。
慎重にいけば、つまづいて大怪我はしない気がしてきます。
そして、自分で実際に乗り越えたとき、
次からは道にある石ころくらいになっています。
蹴飛ばせます。

「備える」ということは、「憂い」が来る前に
縁石くらいに小さくするということなんだと。

これって、よく考えたら結構ラクな道なのかもって、
この歳にしてようやく気がついてきました。
歴史とか先人の教えから得る知識はけっこう大事ってのも、
この歳にしてようやく気が付きました。

余計な不安を取り除く効果。
壁を石ころにする効果。
準備ってほんとに重要です。

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