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闇雲に集めた情報も自分の中に蓄積して挫折を乗り越える糧になっている 〜アクセサリー「蓄積」に込めた想い〜

Arikataのnoteをご覧いただいてありがとうございます。

普段はツイッターとInstagramを中心に情報発信していますが、SNSでは書ききれない作品に込めた想いなどをnoteでは綴っております。

今回は2022年冬に向けて「挫折を乗り越えて一歩踏み出す」というコンセプトで作製した作品群の中の「蓄積」という作品についてご紹介したいと思います。

「挫折を乗り越えて一歩踏み出す」というコンセプトでは「蓄積」の他にも「振り返り」や「収束と発散」というテーマの作品を作製しており、それぞれ別のnoteでご紹介しております。
ぜひこちらも併せてご覧ください。

挫折を乗り越えて一歩踏み出す

まず、「挫折を乗り越えて一歩踏み出す」というコンセプトについてです。

豊かな人生を過ごすためには理想の在り方に向かって行動するということが重要だと考えています。

この考えがブランド名「Arikata」の由来になっているのですが、理想の在り方に向かって行動するというのはとても難しいことだと思うんです。

計画した通りに行動できなかったり、行動しても思うような結果が出なかったり。

そういうことを繰り返しているとモチベーションも下がってきて自分はダメな人間だとネガティブになってしまうこともあると思います。

理想の在り方に向かって頑張ってるけど必ずどこかで壁にぶち当たり、「もうだめだ・・・」と挫折してしまうことがあるのではないでしょうか。

私自身、そのように感じることが多いのですが、同じように感じている人がいるならその挫折を乗り越えるために自分ならどのように声をかけるのか、そう考えて作ったのが「挫折を乗り越えて一歩踏み出す」というコンセプトです。

情報を象徴する「本」

本をモチーフにしたネックレス

挫折した時、何をやってもうまくいかないと感じる時、そういうネガティブな時期というのは私の場合、いろんな情報を集めていることが多いです。

誰かに聞いたり、インターネットで検索してみたり、状況を打開するためにとにかくいろんな情報を集めます。

もしかすると「何がいけなかったんだろう」ととにかく考えるという方もいらっしゃるかもしれません。

いずれにしてもいろんな情報、考えが自分の中でどんどん増えていくと思うんです。

まさにそうしている状況ではなかなか思うように進まず、辛い気持ちになっていると思うのですが、いつかのタイミングで振り返ったらこの時に集めた情報が今の自分の礎になっていると気づくタイミングがあると思います。

つまり、「情報を集める」という行為は日常的に行なっていることではありますが、挫折を乗り越えるためには非常に重要なことだと思うのです。

その「情報を集める」という行為を「本」というモチーフで表現したのがこの「蓄積」という作品です。

闇雲に集めた中にキッカケになる情報が必ずある

また、辛い気持ちの中、いつ浮上できるのかもわからず過ごしていると、どんな出来事、情報も無駄なんじゃないかと感じると思います。

どんなに本を読んだって答えは書いていないぞと。

ですが、先ほども書きましたようにこういう辛い時期の知識や経験は必ず将来のより成長した自分につながる大切なものになると私は考えます。

今、塞ぎ込んだ気持ちでもその辛い時期に得た知識経験が必ず浮上するキッカケになるんだ、求めている情報は必ずその中にあるんだよ、ということを表現するために本の中に一部だけピンク色の色違いの部分を作りました。

時間が経つにつれて深みを増す真鍮、銅、銀

こちらの作品は真鍮、銀、銅でできています。

どの金属も時間が経つにつれて変色していく金属です。

どの金属も空気中の酸素や硫黄などと反応して変色していってしまうんですが、それが経年変化として楽しまれている側面もあります。

人間はいろんな経験をしたり、知識を得ることで成長し、深みのある人間になっていくと思います。

挫折したという経験もそうですし、理想の在り方に向かう過程で得た知識なんかがより深みのある人間に成長させてくれます。

前述の真鍮、銅、銀の経年変化は色が暗く、深みのある方向への変化なのですが、深みを増していく人間の成長を表現するためにこの「蓄積」は真鍮、銅、銀という変色する金属をあえて選びました。

情報を集めて知識が「蓄積」することで成長する人間を表現

挫折している期間の沈んだ気持ち、そのときに考えたこと、得た知識。

そう言うものが自分の中に「蓄積」していって成長して深みのある人間になっていく。

この「蓄積」という作品はそういう知識、情報を「本」というモチーフで表現し、色の変化で「成長」を表現した作品です。

以上となります。

個人的に読書が好きで、本をたくさん読んできました。

内容を忘れてしまったものも多いので、もったいないなぁと思う時もありますが、覚えていなくてもその時その時の選択に影響を与え、今に至るわけです。

これまで蓄積してきたものがこの「蓄積」という作品のインスピレーションに繋がっているとも思うので、今、成長していないとか、思うように行動できないと思っていても、その想いすらも役に立つ。無駄なことなんて何ひとつないんじゃないか、そんな風に思います。

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