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白いコーヒー!!を白くしてみた。

1/29、本日のはじめまして。
先日まろしょ味のカレーを食べた帰りに見つけた『白いコーヒー!!』のことを思い出し、買いに行くことにした。

「めっちゃミルク入ってるんだろうね」
「それですね」
などと話したことを思いながら、
「ちゃんと毎日やってるお店だよな…?」
とWebで調べると、やっていることがわかったほかに、「白いのはミルクではなく豆である」こともわかった。

たんぽぽコーヒーのような味わいらしい。
なるほど、薄めであっさりしたやつか。

そして買いに行く。
「お好きな席どうぞ〜」
「あ、テイクアウトで」
「テイクアウトですね。テイクアウトだとコーヒーのアイスとホットとラテのアイスとホットがあります」
(あれ、白いコーヒー!!はテイクアウトできないのかな)
「あ、あと白いコーヒー!!も。白いコーヒー!!もあります。」
「アイスとホットどちらもありますか」
「はい。」
「うーん、どっちにしよう。どっちがいいですかね」
「ホットはあたたまりますよ」
「じゃあホットで」
「600円です。(奥に向かって)白いコーヒー!!お願いしますー!」

と、ここで財布を持ってきていないことに気がつく。
いつもなにかとカードで済ますので忘れてしまった。

「カードって使えます…?」
「うち現金だけなんです」
「そうですよね、えーと、取りに行ってもいいですか?」
「大丈夫ですよ。何分後にいらっしゃいます?」
「えー、10分後で」
「わかりました。10分後で」

財布を手に入れるには、坂を降りて、階段を降りて、エレベーターを捕まえて乗らねばならないのに、お姉さんと待ち合わせてしまった。

別の日に買うのでもよかったのだけど、なんとなく今日買うことを選んだ。

えっちらおっちら取りに行き、再びドアを開ける。

するとちょうど他の方のお会計中。
「あら!また来てくれてありがとうございますね」
とまるでさっき約束していなかったかのように反応してくれる。

少し待っているとお会計が終わる。

「すみません〜」
「いえいえ、わざわざ来てくれてありがとうございます。(奥に向かって)白いコーヒー!!お願いしますー!」
「おいくらでしたっけ」
「600円です」
(コーヒーがコトンと置かれる)
「はい」
「はい、ありがとうございます。あ、これ豆なんです(と白いコーヒー!!豆を見せてくれる。本当に白い。)」
「へぇ〜!」

聞いていたとおり、たんぽぽコーヒーのような色と味わい。サラリとしていて、しかし後味はコーヒーとわかる。

そしてここにミルクをいれて、『白いコーヒー!!』を白い白いコーヒーにしてみた。
これもまろやかになっておいしかった。

生きる。 解釈が交わる世界で、手を取り合いましょう。