【資料は重要な指導ツールです】
トレーニング指導では資料を作って持っていきます。月に1回や2回などのパートタイムで指導することがほとんどのため、私がいない時にトレーニングを実施してもらうためには資料が鍵になります。
失敗①
以前、パーセンテージでトレーニング重量を提示した際に大失敗しました。「自分が持ち上げれる重さに対して、80%の重さでトレーニングしてください」といった感じです。これは頭の中で一度計算しないといけないことになります。これは手間になり、選手の動き・トレーニングの流れを止めてしまいます。
選手の中にはパーセンテージの計算が苦手なこと、「RM換算表」という重さの一覧表があるのですが、それがとても見にくかったのが原因です。それにより選手が重量設定がわからないというのがありました。
その表のイメージは九九の表から自分の数値を探す感じです。九九の表を見るだけでも、「難しそう」とか「数字が多い」といった気持ちになりそうです。
失敗②
その反省から、個別に重量を記載した選手一覧を作成しました。自分の名前を見れば、設定する重量が個別で乗っているため、自分の数値がハッキリわかります。
選手は確認してくれていますが、100名近い一覧になると、スペースや文字小さく見にくくなってしまいました。また失敗です。
見ずらいものは、見たくもないしやりたくもないのが実際だと思います。
そこで、トレーニングの記録を確認して、ベンチプレスとスクワットの重量を確認して、それぞれの種目の大体の重量の範囲のみを一覧にしました。
この掲載する範囲を絞ったことで、情報が少なくなったのと、文字が大きくなり視覚的にも見やすくなりました。重量の一覧なのでベンチプレスとスクワットを一緒にしたらいいかと思いましたが、ここを分けたことが意外に良かったです。
これを張り出した今回は、上手くトレーニングが落とし込めたようの感じました。
種目を丁寧に説明すること、デモンストレーションを見せること、指導をする上でとても大切だと思いますが、資料をちょっと工夫するだけでも伝わり方が変わりますね。
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