スクリーンショット_2019-04-25_16

フォント選びに迷ったら見返したい、おすすめ定番フォント31選まとめ (欧文編)

こんにちは!トライブグループという会社でCDOをやっています、原田佳樹 @yoshigorouu といいます。前回はこんな記事を書きました!

今回の記事では、デザイナーが抑えておくべき定番欧文フォント31個(+おまけ)をまとめました。世の中で使われている大体のフォントをまとめてあるので、何かデザインするときの辞書的な感じになれば嬉しいです。

1. フォントの世界に魅入ったきっかけ

私のデザイナーとしてのキャリアはスタートアップ歴が長いので、スキルセットがサービスデザインに寄っています。客観的に見てもグラフィカル領域(特にサービスロゴ)が弱く、それを強化したい気持ちは前からありました。

世の中にある様々なサービスロゴを見ていくと、大体のロゴはシンボル+タイポグラフィで構成されています。なので、フォントについて多少なりとも詳しくなれば、ロゴ制作の半分は出来るのではと思うようになりました。

リサーチを始める前までは、名前を聞いたことのあるフォントを何となく使っていましたが、今では多くの引き出しから適切なフォントを選べるようになり、前よりかはグラフィック力がましになったと思います。

それだけフォント、そしてタイポグラフィを抑えておくことはどの領域のデザイナーにとっても重要です。フォントとタイポグラフィについての知識があれば、アウトプットの質は断然あがってくる。なので、本記事がフォントについての知識、考え方が身につくきっかけになれば嬉しいです。

2. 様々なフォントをリサーチしてわかったこと

定番フォントをリサーチしていく中でわかったことはいくつかあります。まず、世の中で見る代表的なサービスロゴは、大体これから紹介する定番フォントを元にしているということです。

文字をいじることなく、そのまま使っていることも多々あります。それだけ定番フォントの完成度は高く、汎用性があると言うことです。それでいて、文脈によって見え方が大きく変わって面白い。

なので繰り返しにはなりますが、定番フォントを抑えることに時間を使うことは、デザイナーのスキルアップとして非常にコスパが良いことだと思っているのでオススメです。

もう1つ、これは当たり前のことですが、それぞれのフォントは何らかの目的を持って生まれてきており、それぞれの歴史があります。歴史があるということは、フォント自体が「性格」を持っているということ。自然発生的に生まれることはありません。

なので、どんな背景を持ってそのフォントが生まれ、どういった性質を帯びていて、実際にどんな用途で使われてきたのか。これを把握しておくと、自分がデザインをするときに少なからず参考になります。フォント選びも根拠を持ってすべきです。また、定番フォントを抑えておくと、その周辺のwebフォントやフリーフォントも使いこなせるようになるでしょう。

なので、定番フォントをリサーチする際には、歴史・性格・利用シーンの3つをセットで把握しおくことがおすすめです。実際に、私のフォントリサーチシリーズもその3要素から成り立っています。

3. フォントリサーチに役立ったツール

定番フォントの紹介に入る前に、今回フォントをリサーチするにあたって役立ったツールをいくつかご紹介します。

3-1 Adobe Capture CC

画像1

街を歩いていて、このロゴは何のフォントを使っているんだろう?と思うときはないでしょうか。そんなときに便利なのがAdobe Capture CC。写真を撮るだけで、それに近いフォント一覧を出してくれます。Adobeが提供しているフォント内での検索になるので、必ずしも全く同じフォントを探せる訳でないのでそれだけ注意。

3-2 FontFace Ninja

画像2

Fontface NinjaはGoogle Chromeの拡張機能です。Web上のフォントにカーソルを合わせると、何のフォントが使われているかを見ることが出来ます。これさらにすごいのが、フォントが画像になってる場合も、WhatTheFontと連携して画像検索をしてくれるんですね!

画像3

点線で囲まれた「PIZZA SLICE」の部分は画像になってるんですが、この通り何のフォントか正確に識別できています。めちゃ便利。

3-3  FONT IN USE

画像4

FONTS IN USEは過去に作られた作品を見ることが出来るサービスです。Web上の作品というより、ポスターなど印刷物が多め。フォント毎に検索することはもちろん、ジャンル毎に閲覧できるのも楽しい。冒頭に説明した「実際どんなシーンで使われているか」という先人の知恵を知ることができます。

3-4 Adobe Fonts

画像5

Adobe Fonts、こいつが無いともう生きていけません。CCに加入していれば、モリサワやフォントワークスと言った名だたるフォントメーカーのフォント15,000種類を無制限に使えるようになります。しかもライセンスつき。本記事で紹介しているフォントは大体ここにあります。

3-5 「フォントの名前 + usage」検索

画像6

最後はツールではなく、ちょっとしたTIPSです。「フォントの名前 + usage」で検索すると、そのフォントが使われているロゴをさらに多く知ることができます。日本語で検索してもいくつか代表的なものは出てきますが、他にどんな使い方されてるのかを知りたいときにオススメです。

4. 欧文セリフ体定番フォント13選

さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。セリフ体、サンセリフ体からおすすめフォントまで、定番フォント31種類を紹介していきます。★が付いているものが私が是非おすすめしたいフォントです!

(それぞれのフォントの歴史や使われているロゴなど、確証ある情報を引用しているつもりですが、もしかしたら間違っている部分があるかもしれないので、ご指摘頂けると非常に助かります。)

No.001 Trajan (トレイジャン)

画像7

記念すべき第1弾、TRAJANはローマン書体の母と言われています。ノミで石に文字を彫ったイタリアのトラヤヌス帝の碑文が起源とされており、石碑に刻まれた文字の完成度は、その後のセリフ体全てに影響を与えました。

特徴的なのは「Q・J」などの足。スモールキャップはなく大文字だけです。起源が石碑だから、デジタル以外の相性が良い印象で、実際街でもお店の看板などに使われているのを多く見る気がします。

画像8

■引用元: 「映画ポスターで「Trajan」フォントがなぜ多く使われるのか?

またこのフォントは、なぜか映画ポスターのタイトルで多用されていることでも有名です。「TITANIC」や「BLACKSWAN」をはじめとした有名映画にもTrajanが使われていますことに気づきます。

この続きをみるには

この続き: 15,659文字 / 画像80枚

フォント選びに迷ったら見返したい、おすすめ定番フォント31選まとめ (欧文編)

原田 佳樹 Harada Yoshiki

980円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

嬉しいです!!!
3924
TRIVE GROUP, Inc. CDO / 原田佳樹 (はらだよしき) といいます。創業4期目のスタートアップのデザイン事情などを書いています。

この記事が入っているマガジン

#デザイン 記事まとめ
#デザイン 記事まとめ
  • 4606本

デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。