JCXシリーズ #3 野辺山シクロクロス
幕張クロスに引き続き、野辺山シクロクロスに。
13回目の野辺山シクロクロスも今年で最後という噂を聞きつけ、1日目のJCXレースと2日目のUCIの両日撮影をすることに。ちなみに野辺山シクロクロスも4年ぶり。
レースは標高1,375mにある長野県の滝沢牧場で行われる。
土曜日は最高気温4℃とさすがの寒さ。
防寒対策をしっかり行ったことに加え、晴れているのでそこまで寒くない。
ただ、それは最終レースが始まるまでのお話。
前回の幕張クロスに続き、今回も宇賀選手を撮影。
4年前の記憶を掘り起こしながら、改めてコースを下見しながら撮影ポイントを考えた。
レース写真
幕張に続き、今回もしっかり選手にフォーカスした写真を。
1周目は多くの選手がまとまって来るので、無難に。
そして、2周回目に思わぬミスショットを。
キャニオンと呼ばれる場所があり、ここをトップレベルの選手はスピードを乗せて飛んでいく。
飛んでいる瞬間をきっちり抑えたいのでローアングルで待ち構えていると、思っていたよりも外側のラインで来る。少し修正をしながらシャッターを切ったものの、コーステープと顔ががっつり被ってしまった。タイミングはぴったりだったのに。
逆サイドに行くというのを除いて、未だにわからない、キャニオンでの最適解
そして、1周目にあった太陽光はなく、後ろの八ヶ岳連峰から怪しげな雲が迫ってくる。
程なくして、雪が降り始める。
たしかに予報では雪マークが付いていた。それでもレーススタート前はそのような気配はなかったし、降ってもチラチラ降る程度だろうと思っていたが、そんなに甘くはなかった。
これ以降、まるで1周目に撮った写真と同日に行われたとは思えないほど、景色が変わっていく。
最終的には多くの選手が通るラインを残して、周りは白く染まる。
クロスオーバーもほとんどが白くなり、ここが結果的にはこの日の天気を語るには一番よかった写真。
ただ、雪が降り、積もるとは想定していなかったので、果たして一番良いロケーションがどこだったかは分からない。
それでも雪が交じるレース風景を撮れたことはとても良かったし、Vélo sport Valletaisの赤いジャージは真っ白な景色によく映えた。
ちなみにレース後は晴れたものの、北風が冷たく、帰り道の国道で見た気温表示計はマイナス2℃を表示していた。
撮れ高はそこそこあったものの、天候的なイレギュラーもあって、想定したほどスムーズに立ち回れなかった野辺山1日目だった。
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