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起業が向いている人とフリーランスが向いている人の違いについて説明

起業とフリーランスの違いわかりますか?

世の中の普通が変わりつつある今、キャリアの選択肢が増えています。副業を始める人、そこから将来的には独立を目指す人も増えるのではないでしょうか。

一方で、独立、起業やフリーランスなど色んなワードがあり、何となく感覚で使っていると思います。

キャリコーチング業で起業した私も、実は起業とフリーランスの違いがよくわかってないまま会社員を辞めました。

正直呼び方は何だっていいと思うのですが、実際に独立してみて感じたのが、「起業」することと「フリーランス」として働くことは、かなり違うという事実。

また、どっちがいい悪いではなく、個人の適性が極めて重要ということに初めて気づきました。

今回はキャリアの選択肢として、起業、フリーランスを考えている人向けに、起業が向いてる人とフリーランスが向いてる人の違いについて書いてみました。

起業とはビジネスを起こすこと

起業=業(ビジネス)を起こすことです。

そのままですよね。つまり、自分でビジネスモデルやコンセプトを考えてゼロから創造することです。

起業の仕方としては、法人化と個人事業主の2つの形態があります。いづれにせよ、ビジネスをゼロから創るというのが起業です。

起業が向いている人

① 創造力が高い

起業が向いている人は高い創造力を持っている人です。

新しいビジネスを起こす時には、「こんなサービスがあったらいいな、こんな社会課題を解決できたら・・」と想像力をフル活動する必要があります。

新しいことを考えることが大好き、ルールや前例がない方がワクワクする!というタイプの人は、フリーランスより起業が向いていると思います。

ちなみに私の場合、よくわからず起業の方を選んだのですが、結果的に向いてました。

業務委託で採用代行やキャリアコンサルタントをするというやり方もあったのですが、新しいことを考える方が好きな私には、ビジネスを起こす方が向いていたみたいです(ラッキー)。

② 強い使命感がある

世の中に対して強い「使命感」を持っている人は起業向きだと思います。

もちろん、多くの人が使命感を持って仕事をやっていると思いますし、使命感と仕事の種類、大小は関係ないです。

一方で、「自分は世の中のためにこれを絶対しなきゃいけない」という強烈な使命感がなければ、ビジネスをゼロから起こすのは難しいとも思います。

強い使命感が困難な時期を乗り越えるモチベーションにもなります。

世の中、市場をこう変えたい!という強い思いがある人は起業に向いていると思います。

③ リスク許容度が高い

リスク許容度が高い人は起業に向いている傾向があります。

企業から仕事を請け負うフリーランスであれば、契約さえ取れれば継続的な収入が見込めます。営業力があれば、最初から高収入を得ることも可能。

一方で、起業の場合、ビジネスの種類にもよりますが、プロダクトを開発しなければいけないので、創業初期は赤字であることが一般的です。

また、コロナなど急な環境変化が起これば、一気に売り上げが下がる可能性もあります。

その点では、フリーランスよりはリスクが高いと言えます。一方で自分のプロダクトを持てるという強みやメリットもあります。

「リスクをとってこそナンボや!」というタイプは、自分のプロダクトで勝負できる起業がおすすめです。

フリーランスとは特定の組織に属さず仕事を請け負うこと

上で「起業=ビジネスを起こすこと」と書きました。

一方でフリーランスは特定の組織に属さずに、仕事を業務委託で請け負う働き方です。

こう説明すると、起業とフリーランスは違うとわかると思います。フリーランサーは独自のビジネスやプロダクトを創造するのではなく、クライアントを開拓し業務を請け負い、継続的に報酬を得る働き方です。

また、働き方はフリーランスでも形態は個人事業主または法人を選択できます。

フリーランスが向いている人

① 協調性・適応力が高い

起業をするには高い想像力が必要である一方、フリーランスには協調性や適応性が求められます。

複数の企業と契約を結び、同時にプロジェクトを遂行するためには、それぞれの組織の文化や特性に適応する必要があります。

また、基本的に「自分がこうしたい」より、クライアントの「こうしてほしい」寄り添う必要があるので、自分のやりたいことだけをやるわけにはいきません。

「ゼロから創造するよりも、色んな人と上手く仕事をする方が得意」という協調性の高いタイプにはフリーランスが向いているのではないでしょうか。

② 営業やクライアント・プロジェクト管理が得意

フリーランスは自分でクライアントを新規開拓して契約しなければいけないため、営業力が必須です。

また、一般的には複数のクライアントと契約をするので、同時進行で上手にプロジェクト管理をする必要があります。

案件を獲得できるか、獲得したクライアントを継続的に満足させる業務遂行ができるかが、フリーランスとして成功するためのポイント。

営業力やクライアント・プロジェクトマネジメントに自信のある方は、フリーランスとしても成功できる可能性が高いと思います。

③ チームで何かをやり遂げたい

大人数のチームで何かをやり遂げることにやりがいを感じる人はフリーランスの方が向いているかもしれません。

起業した場合、最終的には組織を作るケースもあります。一方で最初は一人のことが多いですし、従業員を採用するには莫大なコストと時間がかかります。

事業案を練るフェーズは孤独な自分との戦いであり、初期は特に一人で決断する場面がほとんどなのが起業。

一方でフリーランスであれば、最初からチームで仕事をすることも多いと思います。また最初から大きなプロジェクトに参画することも可能です。

チームで仕事をしたい、みんなで何かをやり遂げたいという人は、フリーランスの方が向いているかもしれません。

まとめ

今回は起業とフリーランスの違いについてと、起業が向いてる人とフリーランスが向いてる人の特性について書いてみました。

創造力が高くてもクライアントワークが苦手な人がフリーランスを選んだり、クライアントワークは得意だけど創造力はイマイチ・・という人が起業を選んでしまうと、上手くいかない可能性があります。

最初にも書きましたが、フリーランス、起業家、呼び方自体はどうでもいいんです。でも必要な資質ややるべきことはかなり違います。

自分はどっちの適性が高いのか、見極めてから選ぶことで成功する確率が上がるんじゃないかな。

今後のキャリア選択として副業や独立を考えている人は、ご自身の適性を考えてみてくださいね。

それではまた次回♡

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