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N-1. こうしてぼくはニュージーランドに行くことになった

世界一周ブログに没頭した受験生のその後

崎山晋平さんの自転車世界一周ブログに夢中になった、高校3年、受験生時代のボク。↓

大学受験が終わった翌日。 
親にせがんで、崎山さんと同じお店↓で、特注の自転車を作ってもらった。 

片岡さんに作ってもらった、ピカピカの相棒

実家は奈良県、大学は東京だったので、新居まで約560km、ピカピカの自転車で上京することにした。 

出発の日 近所の人が皆で見送ってくれた
「上京中」の看板を見て、多くの人が応援してくれた
3日目の夕方 - 大井川を渡る
5日目 - 何もない新居に到着した自転車

大学に入ってからは、念願のバックパッカーデビュー を果たした。

台湾 - ドミトリーで現地の学生とUNOで夜を明かした
ミャンマー - 遺跡の中で、日本語勉強中のココさんに出会った
(ココさんとは2年後に再会することになる)

こうして大学一年生の春休み、一人の大学生が満を辞して海外自転車旅 に出ることになる。

ニュージーランドを選んだワケ

当時、やはり自分の将来の夢は
「自転車とカヤックで世界一周すること」
だった。

とはいえ、いきなり自転車を持って世界に繰り出すのは怖い。
「まずは自転車で海外を旅する練習をしよう。」 そう思った。

練習場所としてニュージーランド(南島)を選んだのは、主に下記の5つの理由からだった。

1. 過酷な自然が多い

人が少ないエリアが多い。激しい起伏もちらほら。
ユーラシア大陸中央部やパタゴニアを抜けるときのいい練習になりそうだと考えた。

2. 英語が通じる

英語が通じれば、最悪死にはしないだろう。

3. 治安が良さそう

これは言うまでもない。

4. 春休みに縦断するのにちょうどいい大きさ

NZ南島は端から端まで約1000km。
毎日平均50kmずつ進めば20日間で縦断できる計算だ。
雨や観光の日も考慮して、倍の40日あれば十分だろう。

5. 日本から比較的近い

Jetstarなどの格安航空が就航していて、比較的安価に訪れることができる。

いよいよ冒険が始まる。考えれば考えるほど、胸が高鳴って夜も眠れなかった。 


↓次の話 


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