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情熱所長「本当の叱り方」Vol.5|自己開示の天才は誰だ?

~ 自己開示の天才は誰だ?~

前回は、完璧を求めて達成できず悩んでいた情熱所長は、
「完璧よりもまず一歩踏み出すこと、
成し遂げようとする姿勢に部下は、付いていくんだ」と
吉田部長から勇気付けられる情熱所長でした。
https://note.com/yoshidayuji/n/na2407f1bc15b

今回は、どんな話になるでしょうか。
はじまりはじまりです。

吉田部長
「今回は、ちょっとリラックスするためにクイズをやろう!」

情熱所長
『え、クイズですか、面白そうですね!』

「以前、自己開示が大事だと教えたけど、
覚えているかな?」

『ええ、自分のプライベートのことを自分から話していけば、
相手は親近感を持ってくれ、
段々と応援してくれるようになることでしたよね。』

「そうだね、情熱所長は実践しているようだね!
 ところで、自己開示の天才は誰だと思う?」

『う~ん?誰だろう?』

「ヒントは歴史上の人物なんだ!」
『わかりません!』

「それは、豊臣秀吉なんだ!」
『え、あの太閤記の豊臣秀吉ですか?
どうしてなんですか?』

「秀吉は、農民の出だったよね。
普通なら武士としてのプライドで、それを隠そうとする。
だけど、秀吉は“自分は農民の出なので学もないので、
あなたの知恵と力を貸してくれ“と頼むんだ。

それを上手く利用したのかも知れないけど、
それを言うことは勇気と覚悟がいる。
情熱所長は、そう思わないかな?」

『そうですねー。
自分の恥ずかしいことをさらけ出すわけですから、
当時としては相当勇気のいることだと思います!』

「自分をさらけ出して相手に力を貸してくれないかと頼まれれば、
誰だって力を貸したくなるのではないかな。
まして自分の上司が困っていれば助けたいと思う。」

『だから、自己開示の天才豊臣秀吉が天下を取ったのですね!』

「自己開示は、自分の逆転をさらけ出すわけだから勇気と覚悟がいる。
でも、まわりは、その勇気に心を打たれて応援したくなるんだ!』

『そうか、自己開示も勇気がいりますね!』

「おまけに、まわりは親近感を覚える」
『なるほど、そうすると仕事もやりやすくなりそうですね』

「情熱所長は、天下を取る必要がないけれど、
現場で成果をあげる必要があるよね。」

『そうですね!現場の成果をあげなければいけないですね。』

「だから、情熱所長の自慢話よりも、昔の失敗談を話した方が、
部下は情熱所長に親近感を覚えるし応援したくなるんだ!」

『なるほど、自慢話ではなく失敗談を語るんですね!』

では、今回の質問です。

~部下にどんな失敗談を話していますか?~

次回に続けます。お楽しみに!(^o^)v

拙著『部下が変わる本当の叱り方』明日香出版社
から引用させていただいています。
https://amzn.to/329XrSR
noteの読者の方に拙著の第一章をプレゼントします。
http://yoshidayuji.com/data/hontounoshikarikata_01.pdf

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