【人間関係は難しいという話】周囲に悪影響を及ぼしていないか気になる諸兄に
前回こういう記事を書きました
そして、その前にはこういう記事も書いています
これらではそれぞれ
・自分が悪いなと気づいたときの対応
・相手の行動に嫌だなと思ったときの対応
の2つについて触れていますが、一つ抜けているものがあります。
自分の行動は周囲に悪影響を及ぼしているが、それに気づいていないとき
です。
このときどうすればいいんでしょうか。一緒に考えてみましょう。
(これはマジでわからないので一緒に考えてください)
人間は自分で認識できていないことは考えられない
当たり前の話ですが、自分の頭にないことは気をつけることはできません。
「カッツォ(cazzo)」はイタリア語で男性のああいった部分を指しますが、もしかしたらイタリアの方の前で「カツオのたたき」を頼んでしまうかもしれません。イタリアの方は(ちょっとウケる)と思いつつも、何も言わないでしょう。
しかし、そんなことは知らない我々は気づきようもありません。
(無用な知識を得ましたね。おめでとうございます)
こういったレベルのことであればよいのですが、先の記事で書いたような周囲に悪影響を及ぼすようなレベルの振る舞いを知らないうちにしていた場合、これはいけない。周囲の人は離れてしまうことでしょう。
かと言って、
「ねえ、俺の行動ってうざい?悪影響?」
と尋ね続けること、これ自体が自信なさげだし、ちょっとうざめな気がします。(個人の感想です)
周囲に尋ねずとも、自分が認識していないことの兆候をつかむ、こういうことができればよいのでしょうか。それとも他に方法が?
自分が認識できていない問題についてどう対処すればよいのか?
正直答えがない記事を書いてしまって恐縮なのですが、先程の頭で書いた通り、自分の認識にないことはできないので、兆候を掴むもなにもないのです。
あえてなんとかひねり出すとすると、
・周囲と協調できる、と自分が考えるスタンダードを作る
・それを周囲に共有しておく
・スタンダードから外れていたらフィードバックをもらえる空気を出す
くらいが思いつきました。
一つづつ解説していきます。
ー周囲と協調できる、自分のスタンダードづくり
自らが周囲との関係性において、この点は大事だと思う点を整理しておきましょう。こうしたほうが自分が心地よい、こういう姿の自分でありたい。そういったものです。
ここには限界があるでしょう。ありとあらゆる人とフィットするスタンダードは多分ありません。
誠実、は融通が利かないとも思われるかもしれません
陽気、は軽薄と思われるかもしれません
論理的、は理詰めできつい、と思われるかもしれません
情緒にあふれる、は感情的でよくわからない、と思われるかもしれません
物事にはいい面と悪い面が大体あります。その中で、自分が大事にしたいことはなんだろう?を決めておくことで日々を楽に暮らすことができます。
ー周囲への開示
これは、そもそも自分と合わない人に近づいてもらわないための方策です。
「自分は論理を大切にするよ!」
と言っている人に「論理的な人は冷たい感じがするから好きじゃない」と言いながら近づいてくる人、これはちょっとアレな感じがします。(アレな感じもよくあるんですが)
自分がこういう人間だ、ということは日々開示していくことで、ミスマッチを減らすことができるでしょう。
(なので出会い系アプリではプロフィールを充実させたほうがよい、ということですね。)
ーフィードバックを受けやすい空気
そして、自分が自分のスタンダードから外れていないかどうかは常々自分で検証していきたいですが、どうしても気づかない点はあるでしょう。
「周囲は見えていて、自分には見えていない部分」
いわゆる「ジョハリの窓」で言うところの「盲点の窓」です。
(google検索してください)
これが今回問題としたい、自分では気づいていないけれども及ぼしているかもしれない悪影響、ということとなるでしょう。
これについては、自分のスタンダードとして、
・悪いことがあれば言って欲しいこと
・言ってくれれば、自分の根幹となる思想でない限り直す姿勢があること
の二点を持っておくことがよく、そしてそれを周囲に開示するのがよいと考えます。スタンダード自体が、周囲との協調性を大事にしたいよ、ということを持っているということです。
こうしておけば、随時「ねえ、いまのうざかった?」と聞く必要はありません。何か我慢ならないことがあれば周囲の信頼できる人から
「今のはさすがにうざいと思いました」
というフィードバックがもらえるはずです。建設的。
ーそうはいっても
「こういうのはつらい」
「そもそもフィードバックを受けたくない」
という方もいると思います。
そういう方はいいんです。もう周囲からどう思われるかな、なんてことは気にせずに生きましょう。それがあなたのスタンダードです。
何もかもを得ようと思うのは人の性(サガ、カッツォとは関係ありません)ですが、とても古いことわざに「二兎を追う者は一兎をも得ず」というものがあります。(古代中国のもの、という認識です)
何千年も前の古代中国の人がわかっているようなことを、我々令和の時代を生きる日本人がわからないわけにはいきません。
自分のスタンダードと合わない周囲の反応があるとしたら、それはもう忘れるしかありません。(もちろん、犯罪行為とかはやめましょうね)
このときに、周りの人に変わってもらおう!というのはやめましょう。
誰にも、そんな権限はありません。
ちゃんと書けたような、書けていないような、ふんわりした感じですが実は2,000文字を超えていました。今回はこんなところで筆を置きたいと思いますが、このトピックはどうしたらいいか自分でもわからないので、ぜひリアクションを貰えると嬉しいです。(周囲からのフィードバックを受けたい、というスタンダードを私は採用しています)
(了)
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