見出し画像

夫に対して厳しい妻ほど、察してちゃんが多い

「旦那は気が利かない!」などの文句を持つ、夫に対して厳しい妻は多い。
しかしそんな女性に限って、察してほしいという気持ちが強い。
彼女たちは夫に何を求めているのか、そして、どこまですれば満足できるのか考察してみた。

「言わなくたって分かるでしょ!」エスパー能力を求める妻たち

家事育児そして仕事に忙殺される妻たちは、常に張り詰めた緊張感の中にいる。
効率よく物事をこなしていけるよう、頭の中はフル回転状態なのだ。
そこで自分のテンポと合わない夫の言動が入ると、妻たちはパニックになり発狂する。
「言わなくたって分かるでしょ!いつも何見ているの!?」感情に任せて怒り狂う。
夫側も妻のヒステリックな言動にあわあわ、その姿を見て更に怒りが増す。

妻たちは夫に対してエスパー能力を求めている。
”今してほしいことが分かるのは当たり前”と思っているようだ。
簡単に聞こえるかもしれないが、これはかなりハードルの高いことである。
申し訳ないが、妻側に同じことができるとは思えない。
むしろ、夫の意に反したことをして”やってあげた”といった上から目線の対応をされる気すらする。

日常生活での行動はもちろんのこと、記念日などのイベントでもエスパー能力を求めてくる。
「私の欲しいプレゼントは言わなくても分かっているはず、だから用意しているはず」と、勝手に妄想して一人で完結する。
そして夫ができないと、キレだす。
質の悪い察してちゃんである。

”どれだけ女は偉いんだ・・・”このように思っている男性も少なくないはずだ。

女同士のくだらないマウンティング合戦に使われる夫

夫に対して厳しく当たるのには理由がある。
それは、”友達に自慢できる旦那に成長してほしいから”。
一見すると聞こえはいいが、妻側の自己中心的な考えの強い成長である。

女同士は常にくだらないことでマウントを取り合う。
「主人から誕生日プレゼントでハイブランドバッグ買ってもらったよ~♪」
「え!?ご主人、家でゴロゴロ?うちはテキパキ動いてくれるなぁ」
「主人、昇格してから忙しくって・・・。」
「今年の夏はハワイの高級ホテルでバカンスよ。」
不毛な会話なはずだが、いつまでたっても消えることない文化の一つだ。

欲が満たされていない妻たちは、夫により強く当たり厳しくなる。
「私だって○○さんみたいな生活を送りたい!こんな生活なのも全て旦那のせい!」限界突破のヒステリックモード突入。
そしていつの間にか悲劇のヒロインに変身。
泣く、そして話はあちこち飛びまくる。
妻側が「もういい!」と言うまで終わらない、夫側から終わらせることは非常に困難な状況。

「私のこの悲惨な状況、察してよ!解決してよ!」無理である。
そもそも、このような不毛なことに時間を割いている人には、超スーパーマン級の夫は捕まえられない。

文句を言うなら話し合え!

察してちゃんモードに突入する妻を持つ家庭は圧倒的に会話が少ない。
夫婦は元々赤の他人。
会話を積み重ねていかなくては、相手の思っていることは見えてこない。
親よりも付き合いが長くなれば言わなくても分かることが増えてくるかもしれないが、そこまでたどり着いていないのに察してほしいというのはおこがましい。

夫側は妻がクリーチャー化する前に、何をして欲しいのかを聞き出す。
妻側は夫から見放される前に、何をして欲しいのかを伝える。
まずはここからはじめてみよう。

よろしければサポートお願いします。いただきましたサポートは、執筆活動費として充てさせていただきます。