自分の役割をちゃんと演じていてかっこいい(2020年4月9日の日記)

起きたらみぞれが降っていて、ベランダが真っ白になっていた。冬か。

布団の中で、ゆうべ更新された匿名ラジオを聴く。木曜朝の習慣。匿名ラジオのふたりは、いつも現実から離れた話をしていて好き。

起き出して朝食を取り、洗い物をして、コーヒーを飲みながらテレビを見る。ずんの飯尾さんが出ていた。飯尾さん好きだなぁ。飯尾さんみたいな、愉快で気の抜けたおばさんになりたい。


インターネットで知り合った友達と連絡をとる。労いあい、励ましあった。

私自身、うつ療養中・低所得フリーランス・夫も低所得フリーランスとヤバいコンボをきめているが、それでも、人を気にかけることはできる。

誰かを励ますとき、私から出る言葉は「無理してポジティブに振る舞ってる」ものかもしれない。しかし、言葉にすることで自己暗示にかかり、本当にポジティブになっていくことがある。


両親が靴流通センターに出かけた。父のスニーカーのゴム底が磨り減り、散歩ができなくなったそうだ。見せてもらったら、「磨り減った」どころではなく、一部分のゴムがまるきりなくなっていて笑った。

帰ってきて、買ったスニーカーを見せてくれる。ニューバランスのランニングシューズと、コンバース風のキャンバススニーカーだ。コンバース風のほうは、990円だったと自慢された。

母が布団乾燥機を使用していた。北海道では、布団を外に干せるのは5月~10月くらい。それ以外の時期は、布団が凍るかひんやりしてしまう。

子供の頃、乾燥機の温風でふくらむ袋と、布団の間にはさまるのが好きだった。

今日も、こっそりはさまってみた。あったかい。でも、なんだか気恥ずかしくなり、そそくさと出た。


このニュースが気になった。

43歳の男性が、「緊急事態宣言が出ているのに営業してることに腹が立った」という理由でスポーツクラブのドアを破壊したそうだ。

この男性はどういう人なのだろう?

この事件だけ見ると、「自分の正義を絶対だと信じ、怒りを自制できない人間」に見て取れる。

でも、その性格で、43歳までトラブルなく会社員をやれていたのだろうか。

もともとそういう性格なのか、なんらかの要因(コロナのストレスとか、過激化するネットに影響を受けたとか)によって性格が変化したのか。そこが気になる。

この男性がそうかはわからないが、たまに、「短期間で急激に人格が変わる人」がいる。あれ、怖いよね……。

北海道での感染者数が過去最多になった。

北海道は、全国に先駆けて2月28日に緊急事態宣言を出した。その後、感染者数は減り、すっかり収束ムードになっていた。

ネットニュースでは、「道外から帰省してくる人もいるだろうし、やがて第2波がくるぞ。油断するな」的なことを言われていた。一方で、道内のニュース映像を見ると、すすきのや大通はけっこう人がいた。

北海道が「収束したと思って油断したらこうなるぞ」というモデルケースになってしまった。

昔の同級生がテレビに出てたので(有名人なのでたまに出ている)、久しぶりにバラエティを見た。自分の役割をちゃんと演じていてかっこいい。

日記を書きはじめて10日経ったが、とても楽しい。

何がいいって、あまり読まれないことだ。ふつうのnote(日記じゃないやつ)や、仕事としてweb媒体で書く記事ほど、広く読まれない。だから気楽に書ける。

もちろん、いつもの記事は多くの人に読まれたくて書いている。でも、この日記は「クローズドな場」であってほしい。そのうち有料にしたら、燃えそうなことも書いてやる……。



【お知らせ】
この日記ですが、2020年4月23日ぶんからはマガジン『架空の犬をなでる日々』に収録されます。引き続き読みたい方は、こちらをご購読ください。

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