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不動産売買時の不安や心配を解消するには。その3。予想外のお金

 今回は、その3として、「こんな土地は要注意!!予想外のお金がかかりますよ!」編です。

 なかなか刺激的なタイトルができました。さて、今回は注文住宅を検討されている方に向けた記事になります。早速いきます。

①上下水道が引込まれていない土地

 上水道、下水道は敷地内に既に引込まれていますか?引込まれていない土地ですと、場合によっては数百万円追加で費用がかかります。数百万円ですよ!?予算計画が一気に変更になります。古家があった土地でも要注意です。井戸や浄化槽であったケースが考えられます。土地の契約前に仲介業者さんやハウスメーカーさんによく確認しましょう。

②塀が共有の土地

 土地の境界が塀の中心線になっている土地はよく見かけます。通常ですと、そこまで大きな問題とならない場合が多いですが、塀が古い場合や所有者が両者とも変わった場合、費用負担が発生する場合等ではトラブルとなりやすいです。また、塀の状況(高さや構造等)次第では、購入する土地に建物を建築できない場合もあります。追加で費用が発生しないかよく確認してください。

③歩道の切り下げが未了の土地

 歩道と車道の間に石のブロックがあるのをご存じですか?駐車場前などは石のブロックがなく、道路と歩道がフラットな状態になっています。これを歩道の切り下げといいます。歩道の切り下げがないと、敷地内に駐車できないわけですが、切り下げに数十万円かかります。切り下げの範囲は、自分では決められず、道路管理者により決定されますので、費用がいくらかかるかは申請しないとわからないのも注意点です。

 その他、地下埋設物がある場合や地盤が軟弱な場合等もありますが、またまた記事が長くなりますので、この辺で終わりたいと思います。

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