会社への悪口は「自分への悪口」である
『会社の悪口言うことの何が悪いのか全然わからない』という方がいらっしゃったので、とある社長と会社の悪口はOKという考えがわからなかったので、深堀して話しました。
ちなみにこの記事もとある社長さんとのディスカッションを踏まえて書きました。600PV以上ありがとうございます。
私はnoteで起きたことは全てnoteに還元していく
私はnoteで起きたことは全てnoteに還元していきます。
今までもですし、これからもです。
従い、話題提供有難うございます。社長さんとのディスカッションも楽しかったですので、大変感謝しております。
「現状が嫌なら自分で環境を変える」しかない
別に私はアドバイスが拒否されたから批判しているのではなく、
ただ2つ「現状が嫌なら自分で環境を変よう」、「会社の悪口を毎日noteに書くのはリスキー」としか言ってません。
職場の悪口は、結局自分への悪口である
近所には沢山カフェがあるので、よく井戸端会議を耳にするのですが、よく会社の悪口を大声で言っている方と出くわします。
「いかに自分が働いている会社がダメか」
「いかに会社の給与が少ないか」
「いかに周りの人間が仕事に集中していないか」
「いかにそのせいで自分が仕事に集中していないか」
会社や同僚の悪口を言っている方は、自分の会社が如何にダメか、如何に人材が乏しいか、そんな会社を志望した自分にいかにセンスがないかを公表している方
いくらストレスが溜まっているとはいえ、そんな「ダメな」会社に入社し、「ダメ」な人間関係の元にいて、自分が如何に「ダメ」な人間かを“世間に公表している方”にしか見えません。
居酒屋でビールをあおりながら、会社や同僚の悪口を言っている方は、自分の会社が如何にダメか、如何に人材が乏しいか、そんな会社を志望した自分にいかにセンスがないかを公表している方です。
そう、職場の悪口は、結局自分への悪口なのですね。
「自分で環境を変える」しかない
だって自分が勤めて嫌なら、人事に部署を変えて頂いたり、転職して「自分で環境を変える」しか方法はないですもの。
悪口を言ったって、貴方の現在の環境は何も変わらないですよ。
大手企業の社長は、こう仰っていたそうです。
「取引先の近くにある居酒屋に行けば、だいたいその会社のレベルが分かるよ」と。
口は災いの元とは、ビジネスパーソンのためにある言葉なのかもしれませんね。
悪口を言うのは自分の「存在証明」
悪口を言うのはこの方にとっての「存在証明」だととある社長さんが仰っていました。
承認を十分に手にしている人は、悪口言う気にもなりません。感謝しかないのです。
承認が足りない人は、「戦う」か「逃げる」で、存在証明するしかない。
この場合その職場の悪口を書いている方は「戦う」です。
普段承認されている人は、そんなことしなくても、認められているわけです。
例えば暴走族は、風を感じていたいなら、あんな音は立てません。
爆音を出しているのは、「俺たちをもっと認めろよ!世の中のみんなー!…」なんです
学校で日の目を浴びないからそれしか方法がないわけです。
不良たちを更生させる先生は、たっぷりと承認してあげてるわけです。
承認がなくなると周囲の方々は去る
承認がなくなると、周囲の人間は面倒くさくなるから、さぁーっと、去っていきます。
人に愛されていないから、さらに承認を求めて、度が過ぎていくと「悪口」に変わるのです。
まあもう一度申し上げますけど、「NDAの観点からも、会社の悪口を毎日noteに書くのは自分にとってもリスキー」ですよ。
情報が多ければ多いほど特定しやすくなるのですから。
ちなみに私はその方と直接対話(転職相談)もしたことがあるので、大体どこの会社か絞れていますよ。本名も知っているので。
まあ次のアクションについてはここには書かないで、次の記事ですかね。
承認金貨の残高が少なければ自己制御出来なくなる
とはいえ、(私も含め)全ての人が、いつ陥るかわからないことですね。
人は身体の中に承認銀行があり、承認金貨の残高がたっぷりとあるならば優しくなれますが、残高が枯渇してくるときもあるわけです。
残高が少なくなったときに、人間性を見られてしまいますよね。
この原理原則を知っていたり、俯瞰してみることが出来れば、自己制御出来るのですが、知らないでしょうからいつも、自動的に不平不満愚痴批判をして、心のバランスを取ってるんでしょうね。
職場のストレスを和らげる思考法とは?
ならば、「悪口」と距離を置くためには、どうすればよいのでしょう?
最後に、私が実践した方法を3つ伝えます。
①カウンセリングや家族や友人との対話、直接上長に不満を言う
どこの職場にも「使えない部下」「無能な上司」はいるものです。これは貴方が転職しても変わりません。
勿論職場には不満はありますが、どの職場にも不満はあると思いますので生涯会社の悪口は書いたことがありません。
それでも不満が溜まったら、会社のカウンセリングサービスを利用するか、上長に不満を伝えるか、友人や家族に話したりしています。
会社の悪口をどうしても書きたかったら、退職後Openworkにでも書いていけば良いと思います。
②会社以外のコミュニティに入る
「弱いものは集まると死ににくい」ので、友人を作ればよいと思います。
③ポジションを得ているのは、そんな“仕事が出来ない方”がいるからと考える
最後に、私が実践した考え方を1つ伝えますね。
どこの職場にも「使えない部下」「無能な上司」はいるものです。これはあなたが転職しても変わりません。
しかし、別の見方をすると、自分が給料をもらい、ポジションを得ているのは、そんな“仕事が出来ない方”がいるから。
もしも、職場が“有能な人”だらけだったら、入社もできなかったし、居場所はないし、失職していたのかもしれないのです。
ほら、悪口を言いたくなる人たちが“いてくれてラッキーな人たち”に見えてきませんか?
私はこうして、ストレスを別の形で発散できるようになりました。
お役に立てれば幸いです。
【参考】GOETHE『会社への悪口は結局「自分への悪口」である――悪口と距離を置く方法とは』
https://goetheweb.jp/person/article/20231127-masumoto-23?heading=3