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「生きづらい」と思ったら「どのような損が自分にあるのか」を考えてみる

どのような損が自分にあるのか」を考えてみる

 「周りの人はちゃんとできているのに自分だけできていない」、「自分が悪いのかもしれない」と感じることが続くと、生きることが本当にしんどいと思えてしまうものだ。私もそうでした。
 でもそれは、貴方が悪いというより、ただ他人の目を気にしすぎているだけかもしれません。

「コミュ障」ではなく単純に上司との相性が悪いだけかも

 例えば「自分は上司から注意されることが多いから、仕事の能力が低いし、コミュニケーション能力が足りないのでは」と思っているとしても、友人や他部署の人とはうまく付き合えているケースがある。これは本当によくあります。
 この場合、コミュニケーションに問題があるのではなく、単純に上司との相性が悪いだけかもしれません。
 また、たとえ片付けができなくても、誰かのスペースに侵入するほどでなければ、大きな問題ではないはずです。

「ちょっと嫌われたかもしれないけれど、仕事には何も影響はない」という結論なら、それ以上気にする必要はない

 他人の目を気にしすぎると、のびのびと自由に活動できなくなる。そうならないために、まず身近な人との関係を見直してみましょう。
 何かをしたときに「悪く思われたかな」と気になってしまうのであれば、「それで自分にどんな損があるのか」を考えてみましょう。
 「ちょっと嫌われたかもしれないけれど、仕事には何も影響はない」という結論なら、それ以上気にする必要はありません。これはプライベートにおいてもそうです。

身近な人との関係を見直したら、次は「自分が不得意なこと」のなかから「気にしなくてもいいこと」「やらなくていいこと」を決めよう

 身近な人との関係を見直したら、次は「自分が不得意なこと」のなかから「気にしなくてもいいこと」「やらなくていいこと」を決めましょう。
 そうして必要のないことを少しずつ減らしていくと、「本当にやりたいこと」に注力できるようになり、人生がラクに楽しくなっていきます。
 この本では、具体的な『生きづらさを克服する7つの仕事術』を提案します。
 皆様の「生きづらさ」を少しでも解きほぐせる本になれば幸いです!

【参考】本田秀夫(2021).「しなくていいこと」を決めると、人生が一気にラクになる精神科医が教える「生きづらさ」を減らすコツ. ダイヤモンド社

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