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ブラック企業からの解脱④

「毒からの解脱」という本を出しました! 初小説! 良かったらどうぞ!

 僕は転職を考えた時、僕は勿論残業が少ない仕事を探そうとしたが、そうなると事務職?と考えるとうーんとなった。またデータアナリスト系?もううんざりなんだよ。 僕は何がやりたくて会社に今迄入ったのではなくて、「入れるから」とか「経験があったから有利」とか受動的な態度で職を選んできた。

 僕は何がやりたいんだろう。そもそもやりたい事がなきゃ仕事は出来ないのか?
 うんざりしながら出勤する会社を電車で死ぬ程遭遇し、僕の会社のエレベーターに乗り込む人間の表情の暗さって言ったらこの世の消滅としか思えない。

「楽になりたい」
 これは僕の一番の優先順位だ。他に何がある?「自分は何が出来る?産業系マクロデータの分析だ、もう死ぬ程アサインされたから正直何でもできるんじゃないか。あと社内、社外調整とか…」

 成程、これがキャリアを考える際にwant,[yoko]can[/yoko],mustを押さえるってやつだな。「楽(want)=データ分析([yoko]can[/yoko])+何かしら楽な業界が求めているデータサイエンティスト(must=社会のニーズ)」って事か。 じゃあ、ホワイト業界でデータサイエンティスト系の求人を見てみよう、という事で見つけたのが次の仕事だ。 次の就職先に行くまではレオパレスでしばらく暮らした後、物件を決めて母親がいない間に荷物を全部持って行った。楽しかった。寝て食べて飲んで思い切り遊ぼうと思った。

これからの人生にとてもわくわくする。もう30年も過ぎて待ったからこれから先取り返さなきゃなって。これで僕の話は終わり。

「太く長く往こう人生は生きてりゃ色々あるけれど

楽して得しよう人生は生きてりゃ色々あるけれど

正直にならなきゃそう最後には屹度一つしか選べない」

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