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「腐っている友達」は捨てろ

『自分と他人を許す心理学』という本からです! よろしければどうぞ!

「執着性格」とは

 「執着気質」とは、日本の精神科医・下田光造博士によって報告された性格傾向です。
 凝り性(完璧主義)で、集中力があり、几帳面で、正義感や責任感が強いタイプです。

「断れない性格」を逆手に取られて、時として周囲から上手く使われてしまう

 上司や同僚から頼まれれば「No」と言えず、自分を犠牲にしてまでやり遂げようとされます。
 周囲からは、物事を頼みやすい「良い人」という評価を受けますが、その「断れない性格」を逆手に取られて、時として周囲から上手く使われてしまうことがあります。

 自分の容量を超えてまで頑張り過ぎてしまうところがあり、結果として、オーバーワークでダウンしてしまうことがあります。

「執着性格者」は「うつ病」や「適応障害」になりやすい

 上記のように、この「執着気質」は、過重労働(オーバーワーク)と噛み合ってしまう性格でもあります。
 そのため、気が付いたら「うつ病」や「適応障害」になってしまっていた、ということが少なからず起こり得ます。

【参考】六本木ペリカンこころクリニック【心療内科Q/A】 「オーバーワークになり易い『執着気質』とは何ですか?」

ずるい方は常に相手を利用しようする

 執着性格者がずるい方と接するとエネルギーを吸い取られる。
 ずるい方は常に相手を利用しようとしている。
 こちらが精一杯尽くしても、ずるい方はそれを当たり前だと思う。
 そしてもっと要求をしてくる。そして感謝がない。
 だから執着性格者は悔しくてエネルギーを消耗する。

イライラしながら会社にいる

 イライラしながら会社にいる。この会社を辞めるという選択があった。
 でも辞める選択をしなかった。会社に執着したから。
 執着することで、執着していることが価値の高いことであると感じ出す。

生きるということは心地よく生きるということである

 世の中に、こんな無駄な生き方をしている方が沢山いらっしゃる
 生きるということは心地よく生きるということである。

執着性格者に捨てる強さがない

 執着性格者に捨てる強さがない。執着性格者には腐っている友達が沢山いる。
 でも、その友達を捨てる強さが執着性格者にはない。
 そして、イライラしながら付き合って消耗してストレスで心理的に病んでいく。

執着性格者には生きる喜びはないけれども憎しみがある

 執着性格者は普通の方以上に、本質はわがままで自己中心的である。
 しかし、他人に見せる顔が普通の方以上に立派である。
 そのギャップは凄い。
 従い、執着性格者には、生きる喜びはないけれども憎しみがある。
 そうした生き方をしていれば、誰でも寂しい。

自分の生き方を貫いて、自分から去っていく方は去る。ついてくる方がついてくる

 『自分の生き方を貫いて、自分から去っていく方は去る。ついてくる方がついてくる。』
 正直、この考え方がコミュニティ運営では一番大事な気がする。
 多くの方は離れたし、多くの方が未だに付き合って下さっている。それで十分である。
 去った方を責めないし、追わない。

結論 失うことを恐れるな 

 『最期は自分の体も死んでなくなる。だから生きている今、失うことを恐れるな。
 世間の評判と言うものは、一気に上がり、一気に下がる。
 世間の評価は虚の世界。
 虚でないのは、実は愛だけなのである。』
 20歳の時にこの言葉を読み、この言葉があるから作者は今まで生きれている気がする。

【引用元】加藤諦三(2010).『誰ともうちとけられない人』PHP新書

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