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漫画キングダムと行動経済①

大人気漫画『キングダム』

経営者始め大企業の経営幹部までもが愛読する
ベストセラー漫画【キングダム】(原泰久著、集英社)
累計発行部数は6,600万部を超え、
最新の単行本は58巻!
2019年には実写映画化されて、
興行収入57.3億円の大ヒットを記録!
2019年の邦画実写作品では堂々の第1位!
続編も決まっています。

『キングダム』の主役

舞台は中国の春秋戦国時代!
類いまれなる武力を持つ戦災孤児の主人公・信(しん)
中華統一を目指す秦の若き王・嬴政(えいせい)
運命的な出会いを遂げた二人…
主人公・信が若き王・嬴政の下で、
天下の大将軍を目指すストーリーに、
読者が魅力を感じています。
主人公全てが「国」を守るために…
誇りを胸に命を懸けて戦っています。
自らが命を懸け中華統一を目指し戦う若き王・嬴政
彼は「人(王)の下ではなく、法の下の平等の世界」を訴え、
真の争いのない平和な世界を考え真っすぐに進んでいます。
一方、主人公・信も戦場で自らが先頭になり、
次々と格上の相手を倒しながら、
「天下の大将軍」と言う称号を獲得するために、
命を懸けて戦っていきながら成長を遂げていきます。

『キングダム』の時代背景

さて…キングダムの時代背景ですが
秦の始皇帝が中華統一をする時代の話です。
舞台は春秋戦国時代ですので、
紀元前770年から紀元前220年まで、
約500年間も続いた戦乱の時代。
日本では縄文時代が終わり…
弥生時代が始まったような頃だそうです。
事実を知っていても…
『秦の始皇帝が中華統一』
物語はあまり知られていません。
だからこそキングダムは斬新であったのでは?
と多くのファンからも言われています。

『キングダム』の魅力

強い者たちが群雄割拠!
各国が天下を取るために戦う戦国時代です。
様々な主人公たちが戦場を駆け巡り、
戦略や知略を駆使して戦っていく…
強行突破もあれば知恵合戦もあります。
今の時代で企業に当て嵌めてみると…
わずか三〇年で企業価値が大きく変わっています。
企業で言えばまさに戦国時代。
当然ベンチャー企業も増えていますので、
ベンチャー起業家の精神はまさに戦国時代の下剋上!
だからこそ…
経営者から好まれるのかもしれません。
自分の姿と重ね合わせやすいのでしょう。

『キングダム』の組織構築論

初めて主人公・信が戦っていく中で仲間が出来ます。
それが秦軍として初陣の『一兵卒』
信はいち歩兵として参加するのです。
歩兵の五人を一組とした『伍(ご)』が基本。
五人はリーダーの『伍長』を中心に、
常に行動を共にし戦うのです。
結局は…
大功をあげて帰るか、
死体で帰るかは、
伍の構成人員にかかっていると言われています。
会社立ち上げの苦労は経営者だからこそです。
小さな会社(この一兵卒)から後に、
キングダムファンで人気№1の将軍・王騎(おうき)より、
特殊百人部隊を貰い飛信隊の称号を頂くです。
ココから千人将へ
そして三千人将、
更には五千人将、
そして将軍へと続くのです。

漫画キングダムと行動経済

漫画キングダムと行動経済については、
シリーズ化でお伝えしたいと考えています。
吉田式マーケティングメソッドを活用して、
アンケートも活用してまいりますので。
さて…後の「秦の始皇帝」となる秦の若き王・嬴政!
彼が唱える名言がコチラです。
『中華を分け隔てなく、上も下もなく一つにする。
そうすれば必ず俺の次の世は、
人が人を殺さなくてすむ世界となる』
主人公たちが自分たちの生き方を貫きながら、
熱くしかもまっすぐに国の為に戦う姿は…
とても美しく心に響きます。
たかが漫画…
されど漫画…
どうしても…
今の日本の政治やトップリーダーと比べてしまうのかもしれません。
2019年には実写映画化され興行収入57.3億円の大ヒット!
2019年邦画実写作品では堂々の第1位!
これだけで十分な行動経済の結果ですが…
続編は今の時代にもっと国民に訴えかける言葉を、
残してほしいと感じますね。

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