Yoshichika.M
ファンタジストについて
POGについて、分析したり、想いを綴ったりします。
ガイアメンテの新馬戦の日、「今日、伝説が始まります。」というタイトルのnoteを書いた。伝説は、確かに始まった。 伝説。そう言い表しても大袈裟にならない、凄いものを見たというレースだった。パドックに入ってきた彼を見て、思った。凄い、と。風格、雰囲気が、他の馬とは一線を画していた。未だデビューしていない2歳馬なのに、王者の風格を纏っていた。然し、パドックを周回しているのを見ている内に、彼に思い入れが強いからそう見えているのでないか。コルレオニスもよく見える。そんな不安が募
藤岡康太騎手が先週の落馬により、亡くなりました。好きな騎手でした。差し追い込み馬で軸馬にして、負けたら諦めのつく、実力はあるけど、人気はそこまでしない、一馬券購入者にとって、迚も有り難い騎手でした。今週も、来週も、そして来年もいる筈だった。一瞬のことで、いとも簡単に命を落としてしまう、危険を伴うものであることは、頭では理解していたつもりでも、こういうことが起きてしまうと、やっぱり胸にくるものがあって。去年のダービーのスキルヴィングや、僕の大好きだったファンタジスト。そして、
僕は忘れられない。札幌競馬場で見た、あのユタカスマイルが。ガイアメンテで新馬戦を制したレース後に見せたユタカスマイル。来て良かった。ダービー馬だ。そう思わせてくれた。あの心震えた衝撃は、嘘ではない。そう信じている。 札幌2歳で気性の悪さを見せ、6着。続く東スポ杯2歳では、展開に恵まれず、またも6着。そして、迎えたあすなろ賞。結果は、2着。皐月賞への出走は、黄色信号が、灯った。視線はハナからダービー。出られるに越したことはないが、中山2000が向くとは、正直思えない。だか
25レース当たっていない。先週土曜の小倉2Rが最後。そういう言い方をすれば、最近当たってないことはないが、25レースは偶然とは言えない。一瞬きたかと思った今日の中山最終も3,4着のワイドで負け。ダメだ。当たりのなかった日曜夕方は疲れがドッと押し寄せる。2日で10レース賭けて当たりがないと、虚無感に襲われる。勝負事には必ず勝ち負けがある。連勝は中々ないが、連敗よくある。それでも、1番人気から1頭軸で流しはしない。俺が、俺である為に。連敗は辛い。悲しい。金が減る。それでも、だか
1月は兎に角、中京に行って、写真を撮りまくった。 シンザン記念のユタカさんの重賞350勝、引退前の福永、西日に映える川田。良い写真を撮れたと思う。 7月はファンタジストの弟、アスクワンタイムの新馬戦と未勝利戦と中京の夏競馬を撮った。彼のデビューと、初勝利に立ち会えたこと、そして、初勝利の時に大きな所獲ってくれると思わせてくれた彼を、これからも追っていきたい。 8月。彼の調教での動きが、僕を北の大地へ誘った。期待通りの勝利。そして、レース後撮れたユタカスマイルが、今年のベ
有馬記念とは。あなたにとって、有馬記念とは、どんなレースだろうか。一年で最も熱くなるレース、ドラマを届けてくれるレース、その年の総決算。人それぞれに、その人にとっての有馬記念がある。馬券が最も売れるレース、有馬記念。普段、競馬をやらない人も賭けるレース。そして、ドラマを、想いを賭けるレースでもある。だからこそ、数あるレースの一つとして、シビアに向き合う。それもまた、その人にとっての有馬記念だろう。 私にとって、有馬記念とは、夢馬券を買うレースだ。 パンサラッサの大逃げに
アスコリピチェーノが、阪神JFを制した。POG指名馬初めてのGⅠ制覇だった。POG4年目にして、初のGⅠ制覇。素直に嬉しいし、本当に、嬉しい。ただ、ここまでに3年掛かった。長かった。本当に。 過去3シーズンは、12月頃には期待出来る馬が1頭になっていた。12月には次のシーズンのリストアップを始め、4月頃には次シーズンのことを考える他なかった。過去3シーズンは、途中から、そのシーズンをあまり楽しめなかった。でも、今年は違う。無事にいってくれれば、桜花賞やその先も楽しめる。そ
僕の大好きだった馬、ファンタジスト。彼が競走を中止し、亡くなった京阪杯から、もう、4年の時が経った。彼のことを考えると、胸が締め付けられる様な気持ちになった時期もあった。ただ、今はもう、それだけではない。今年の小倉2歳で彼の全弟アスクワンタイムが、思い出させてくれた。鮮明に、ターフの上で輝く彼の姿を。小倉2歳でのアスクワンタイムの叩き合いは、まるでファンタジストの京王杯2歳の様に僕には見えた。嬉しかった。輝いていた彼を、心の奥から引っ張り出してくれて。だから、アスクワンタイ
ガイアメンテが、東スポ杯2歳に出走する。残念ながら、その鞍上に、武豊はいない。ガイアメンテ×武豊。このコンビが、好きだ。新馬戦のレース後のユタカスマイル。最高だった。ただ、ご存知の通り秋天の日の平場のレースでの負傷により、乗り替わりとなった。マーカンドと聞いた時、正直言ってダメなんじゃないかと思い、現地観戦を取り止めることを、決めた。 しかし、ガイアメンテの最終追い切りを見て、変わった。陣営と、ガイアメンテ自身の頑張っている姿勢が伝わってきた。絶対テンション上がらないとは言
走る条件が違えば、好走する馬の血統傾向が違う。ケンタッキーダービーと凱旋門賞では、当然、血統傾向が異なる。芝か、ダートか、自然を利用した欧州の様な競馬場なのか、人工的にコースを設計した米国の様な競馬場なのか。それによって、好走馬の血統傾向が変わる。その競馬場での、そのレースの血統傾向が分かれば、馬券は取れると、僕は思う。ケンタッキーダービーと凱旋門賞は、血統傾向を調べ、該当馬から買い、的中した。今回も、血統傾向から、該当馬を買う。この記事を書いている11/4の22時52分現在
はじめに 今週、アスクワンタイムが京王杯2歳に、再来週には、ガイアメンテが東スポ杯2歳に、そして暮れには、アスコリピチェーノが控えている。先週のアルテミスから始まった次々と続く2歳重賞。今シーズンのPOGも、いよいよ、前半戦の山場。僕の指名馬の秋の2歳重賞出走の前に、過去最高の順位の76位(JRA-VAN POG)を記録した今シーズンのここまでの仲間とのPOGについて、振り返る。 誰がどの馬を指名したかは、下のリンクを見て欲しい。 開幕週、3レース3勝という衝撃 主
現役競走馬で今、一番好きな馬が、ガイアメンテ。そして、現役の騎手で一番好きな騎手が、武豊。だから、このコンビが無茶苦茶好きだ。東スポ杯2歳で、ガイアメンテが、鞍上武豊で勝つ姿を、見たい。だから、昨日の負傷は、迚もショックだった。 騎手武豊のファンだからこそ、ドウデュースの復帰戦に乗れない判断をせざるを得ないという状況が、すぐ治る、軽傷の可能性が高いものではないかということは、想像に難くない。そんなことは、百も承知だ。けれども、それでも、ガイアメンテと武豊のコンビを、東スポ
このレースは、ダンチヒとミスワキを持つ馬が良い。今年は、この馬が一番それらの血が濃い。だから、軸。ただ、それだけ。私は、心中する。オネストと。この馬は、良馬場でこそ。マルセルブーサック賞も、1:36:43のタイム。だから、今年の凱旋門は去年とは、別物。馬券は、単勝とワイドと馬連。馬連とワイドは、ウエストオーバー、フクム、エースインパクト。相手で一番期待しているのは、フクム。 私はオネストに夢を見る。あなたの夢は、エースインパクトか、日本馬の悲願か、それとも他か。さあ、見よう。
ありがとう、望来。ありがとう、アスクワンタイム。望来上手くなったなあ。そう思った。外回して差せる馬に乗っているのを解って、外回す。そして、きっちり勝ち切る。あまり望来に注目してレースを見ることがなかったから、昨日まで、ここまで上手くなっているのは、正直、知らなかった。ワールドオールスターの週か何かの未勝利戦で望来上手いなと思ったレースがあったが、重賞で実力馬に乗って、能力をしっかり引き出して。勝つ。そんなことができるジョッキーになっていたことは、知らなかった。好騎乗だった。
ガイアメンテは、札幌2歳で敗れた。ガイアメンテは伸びあぐねた。札幌2歳は、ガイアメンテにとって、伝説のレースとはならなかった。上がり最速が36秒台のレースがダービーに直結するとは思わないが、今日の馬場でも、能力で捩じ伏せて欲しかった。レース後、鞍上の武豊は、「すごいイレ込んでしまった。心配したことが全部出てしまった。レース前に終わってしまった。」とコメントした。落ち着いてレースに臨めれば、あの馬場でも勝負になった可能性もあったかもしれない。明確な課題が見えた。この段階で明確
もうまもなく、知られることになるだろう。もうまもなく、否が応でも、その名を、心に刻むことになるだろう。あと、数時間もすれば、彼の名は、多くの競馬ファンの知る所となるだろう。そのレースは、競馬史残る、語り継がれるレースとなるだろう。ディープインパクトの若駒ステークスの様に。一頭だけ、次元が違った、と。そのレースの主役は、間違いなく、ガイアメンテだった、と。 これを書いている今現在のガイアメンテの単勝オッズは、2.1倍。まだ、完全には、気づかれていない。これを読んでいる読者に
