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30代最後をどう締めくくるか

3月になりました。つい先日、年が明けたと思ったら、もう2カ月が過ぎてしまいました。早い。あっという間ですね。
さて3月を迎えたということは、1日が誕生日のわたくし新治も、またひとつ年を重ねたことになります。39歳です。この前とある飲み会で女性店員さんから50代と言われて深く傷ついた一方で最近再開したソフトテニスで中学・高校を知る人から変わっていないねと言われて感情のジェットコースターを楽しんでいる今日この頃です。同世代の有名人を調べてみると、今も現役を続ける長谷部誠選手は、早生まれの同い年。そのほかにも嵐の二宮くんや松潤、宇多田ヒカル、芸人のもう中学生、ベッキー。やはり有名人をみても40年近く生きているといろんな人生の紆余曲折があるなと感じますね。ちなみに、なんと金正恩も同い年の早生まれのようです。衝撃…。
40歳を間近に控え、20代の頃のような焦りはないものの、わずかながらに節目感も感じる今年の誕生日。つい30代を振り返りたくなりますが振り返るのは38歳だけにして、1年の抱負を中心にまとめておきたいと思います。

38歳後半は英語漬け生活

この半年間の私自身の最大のトピックは、Englishです。おっと思わず英語が。なんて言えるほどまだ染み付いていないのですが、実はこの半年ほど、プログリットにチャレンジしていました。ええ、あの本田圭佑の広告でおなじみの、英語のパーソナルトレーニングです。
英語自体はこれまでも25Holdingsで働くようになってから、2年ほどオンライン英会話を利用するなど、自分なりに学んでいたつもりだったんです。だけど、これがなかなか上達しない。挨拶や軽い会話ならともかく、仕事の話となるとほとんど歯が立ちません。
社内には代表の藤田さんをはじめ、英語を話せるメンバーがいます。そして自分が貢献できそうな課題やプロジェクトがすぐそこにある。でも自分は話せないからできない。「俺も英語を話せれば…!」と何度も悔しい思いをしました。でも英会話だけのやり方を変えなければ、いつまでも英語はできるようにならない。それでプログリットの門を叩いたのです。(プログリットに関心ある人は紹介割引があるので言ってくださいね)

入会しての半年間は、毎日2時間捻出するのが重要なテーマでした。たとえば移動時間にお風呂タイム、食事をしながらと、英語に触れるようにするのです。“ながら時間”で1時間ほど確保。残りは戦略を立てながら自分がイカになってインクを塗りつつ相手を倒していくゲームで戦略脳を鍛えていた時間をなくなく断絶することと、早起きで時間を確保していきました。
まあハードですが、定着すれば勉強しないことに違和感を持つようになりましたし、やったらやった分だけ上達するのがわかることが支えになりました。今ではチャットやメールなどの考える時間が取れるコミュニケーションに関しては翻訳ツールを使わずにできるようになりましたし、大好きなスティーブ・ジョブズの卒業スピーチも少し聴けるようになったのは感動ですし、ついに自分が英語を話す夢なんかも見てしまっています。
直近の目標は、新卒1年目の時に打ち合わせをした外資金融の方がおっしゃっていた「ほら、あれ、なんだっけ?日本語を忘れちゃった」とナチュラルに言えることを目標にがんばります。

このように、ちょっとだけバージョンアップできた新治が、これからの1年で何をやりたいか。大きくは3つあります。

やりたいこと1:日本事業と組織の躍進

25Holdingsは今年、飛躍の1年になると確信しています。
25Holdingsは「ペットと人間の生活をより密接なものに」というミッションのもと、藤田さんがシンガポールで創業した会社です。私は2020年の日本進出のタイミングで参画し、Country Managerとして携わり続けてきました。
1年目は立ち上げメンバーの募集から始め、1on1、OKRや人事評価の設計と運用などを通じて、Mission・Vision・Valueの浸透など、組織づくりに力を注いできました。そして2年目以降は、事業づくりにシフト。ペットフードを中心に、様々なプロダクトを世に送り出してきました。

有難いことにリピーターのお客様や、サブスクリプションサービスを利用されるお客様が確実に増えており、昨年リリースしたペットのスキンケア商品も堅調な動きを見せています。事業が伸びれば、リソース不足でやりたくてもできていなかったことにも、チャレンジし、それをさらなる躍進につなげる。例えば、商品開発やマーケティングの展開、組織力の強化などです。特に組織については、これまで非常に筋肉質な組織で回してきました。やることをフォーカスし、一人が複数の役割を担うなど、自走できる人が集まっていて強いチームであるのは確かですが、拡大を図るには無理が生じます。今後共に働く仲間を増やして人事制度の拡充を図っていけるようになるには、今年が勝負の年といえます。

やりたいこと2:日本企業と日本人の可能性を探求する

先述したように25Holdingsの本社はシンガポールですが海外を感じるのはそれだけではありません。現在、商品企画は日本ですが、製造は海外。そして、販売も海外に向けてという視点が備わっています。今後、海外販売を強化するためにもまずは日本のさらなる躍進を遂げてからと考えていますが、確実にその可能性も感じています。

この経験を経て同時に「日本人はまだまだやれる」と感じるようになりました。まだうまく言葉にはできないのですが、会社や事業単位で見ると、その国で成功しやすいのは現地の人だとは思います。一方で個人単位で見ると、日本で培った経験自体は国を変えても価値を発揮できることは多い。たとえば営業で顧客の課題解決に向き合ってきた人なら、そのスキルは海外でも十分生かせると思います。マーケティングやCSも同様です。具体的にどう表現するのか、どう伝えるのかなどの最終的なアウトプットなどの詳細になるとなかなか難しいかもしれませんが、そこにたどり着くまでの考え方は大いに横展開できる。それが現地の方と連携していくポイントかと感じます。
複数の選択肢を持つということは

やはりまだうまく言葉では言い表せないですね(苦笑)いずれにしてもまずは日本。日本企業と日本人のさらなる可能性に関心を持っていきたいと思います。

やりたいこと3:いい組織をつくる当事者のつながりを増やす

いい組織とは何か。いろんな考えがあると思いますが、私の考えは「事業が伸びて、働く個人が幸せに感じられる組織」
自然環境の限界や富の偏りなど、私たち人間が生み出した問題を背景に、一部では経済成長不要論も語られています。確かに行き過ぎた資本主義に対する反省は必須です。しかしながら、まだしばらくはお金との共存は避けられないでしょう。SDGsやカーボンニュートラルなどの取り組みは、難易度が高いことは間違いないですが、地球上の問題と資本主義の現実的な落としどころなのだと思います。
長らく私たちの暮らしは、貨幣経済というシステムのもとで成り立ってきました。ですから経済成長を脇に置いて、やりがいだけで生きていくというのは無理がある。けれども、お金さえあれば幸せかというとそうでもない。
では、仕事のやりがいはなにか。その形は人それぞれですが、自分の働きかけが社会や誰かの役に立つ。これがやりがいなのではないかと思います。そして結果的に、自身の成長も実感でき、所得も上がる。
そして組織の意義は、仲間がいることです。志を共にした人が集まり、協力し合うことで、一人ではできないことや時間がかかることを早く実現できる。そして共に考え、喜び合い、励ましあえる。これが組織の醍醐味でしょう。より多くの人が組織で働く喜びを感じながら、同時に事業成長とゆとりのある生活を得られるのが望ましい状況といえます。

第三者として組織を支援する立場だけでなく、当事者として組織づくりをするようになったことや、最近はプロティアンキャリアの資格取得をきっかけに様々な組織の人事として組織づくりに励む方との定期的な勉強会にも参加させていただいたことで、いい組織づくりに当事者として取り組む形とのつながりの貴重さを感じます。ですので、この1年は、いい組織をつくろうと奮闘している人とのつながりを意識的に増やしたいと考えています。ということで、勉強会や飲み、ランチなどぜひ。

3つのやりたいことを並べてみましたが、果たして1年後にはどうなっていることでしょう。振り返ってみると、私の30代は浮き沈みの激しい、そこそこ波乱万丈な10年でした。ですから30代最後の年くらいは安定した1年にしたいとも思いますが、きっとそうはならないでしょう。少なくともステージUPした形で40代を迎えられるよう、いい形で助走できたらと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
39歳の新治もどうぞよろしくお願いいたします。

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25Holdings Japan 合同会社 Country Manager >> https://jp.25holdings.com/
ジェイキャンプ合同会社 代表社員 >> https://jcamp.co.jp/

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