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『明日以降に合否の連絡をさせて頂きます。』って!?

転職活動中のAさん。

面接日から1週間経って、

『1週間経っても連絡が無いということは不合格ということでしょうか?』

との問い合わせ。


面接時のやりとりを確認すると、

『明日以降に合否の連絡をさせて頂きます。』

と聞いていると。。。


これを聞いて???

 『明日以降』って?!

という感じ。


『●日までには連絡します!』

これならわかりますけども、、、

『明日以降に』ってどういうことでしょう!


面接の日に言われたので、

『今日の面接の結果、今日は出ません。』

と言いたかったのかもしれないなと勝手に想像。

だから、

『明日』

でも、明日出せるとの約束が出来ないので、

『明日以降』

となった!?のか。。。


このやりとり、とっても勿体無いと思いませんでしょうか。
特に、このAさんが内定となる様な人だとしたら尚更です。


企業の中ではこのAさんを合格にするために一生懸命動いているのかもしれません。

入社の判断をして貰う為、希望年収に近づけるため、調整をしているのかもしれません。

内定を出すための、最終調整を社内で行っているのかもしれません。


その間にもAさんは、

『明日以降に合否の連絡をさせて頂きます。』

の言葉を信じ、1週間経っても連絡が無いことを不安に思い、

『不合格なんでしょうか』

と聞かずにはいられない状態に。。。

『結果までに1週間程度お時間が掛かります。』

『一週間以内には結果の連絡を致します。』

などなど。。伝え方はいろいろあります。


一週間と約束した結果、結論が出せない状態となれば、選考が長引いていることを伝えれば良い。

『●日程度、予定よりも時間が掛かってしまいます』など、都度連絡を入れることで、候補者と話をする機会にもなります。

この時、電話で話をすることは有効な手段でもあります。
企業の丁寧な対応をアピールすることにも繋がります。


自分の置かれた状態がわからない。
視界の悪い状態に身を置き続けることはとてもストレスです。

そのことを少しだけ理解し、足元だけでも視界を良する対応をとって貰えるとそれだけで、候補者の安心は格段に上がります。
同時に企業への意欲も上がったりもします。


面接終了後の企業からメールを送り、

『●日までには結果の連絡を致します。』

とお伝えしておくのも良いのかもしれません。


ということで本日はここまでです。

ありがとうございました。

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■ 編集後記
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普段はそれほど言葉の言い回しなど気にしていない人も、
面接などの選考過程の場での一言、一言、とても細かく、
注意深く聞いています。聞き間違い、勘違いなども起こるでしょうし、
その表現や、言い回し、表情や態度など、注意深く観ています。
それだけ面接、選考というものが非日常なのだと思います。
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