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短編小説のストーリーの作成ステップ

ふと自分でも小説を書いてみようかと思ったのですが、どこから始めて良いかわからず、ストーリーの作成講座を受けてみたり、短編小説の書き方等を調べておりました。

情報がまとまってきたので、ここで短編小説のストーリーの作成ステップとして、手順とポイントをまとめてみました。

よかったら参考にしてみてください。

① 小説のアイデアを探す・選ぶ

  • 書きたいテーマやストーリーのアイデアを探します。

  • 身の回りや日常の出来事/ニュース/自身の経験/夢/妄想などからアイデアの着想を得ます。

② 登場人物(キャラクター)を設定する

  • 主要な登場人物(キャラクター)を考えます。

  • それぞれのキャラクターには目的/欲求/障害があり、動機付けを行います。

  • ストーリーの中で、キャラクターの心の変化(葛藤/焦り/迷い/絶望⇒希望/期待/確信/決心)を描けるように設定します。

  • リアルで魅力的なキャラクターを作ることが重要です。

③ プロットの作成

  • 登場人物の目標を書き出してみます。

  • 物語を4つのパートに分けて、始まり(起)・展開(承)・クライマックス(展)・終わり(結)を作成します。

  • 読者を離さず引き込むために、物語の冒頭ではダラダラ書かずに、どう進めるか?どのような展開/クライマックスが必要か?どんな終わり方をしたら面白いか?を考えます。

④ ストーリーの舞台設定(世界観)

  • ストーリーの舞台設定(世界観)を決めます。

  • 時間・時代(WHEN)/場所・状況(WHERE)/背景・経緯(WHY)が、物語の雰囲気や展開に影響を与えます。

⑤ ストーリーの作成

  1. 始まり(起):ストーリーの冒頭では、舞台を説明し、主人公の紹介・状況説明・目的を描きます。物語の核心に触れるエピソードで、読者の心を掴むインパクトのある始まりを考えます。読者の興味を引きつけることが重要です。

  2. 展開(承):登場人物が目標に向かって行動するようにストーリーを勧めます。途中で、主人公に敵が出現したり、事件が起こったり、障害に直面します。主人公の心境はマイナス状態となり、葛藤や焦りを描きます。途中でクライマックスにつなげるための伏線やミスリード(紛らわしい情報)を入れつつ、緊張感を持たせながら、物語を展開させましょう。

  3. クライマックス(転):物語のハイライトとなる場面で、最も緊迫した状況、意外な変化が起こります。マイナス状態からプラス状態に転ずる部分で、ストーリー中最大の盛り上がりとなる、登場人物の運命が決まる場面で、作品テーマの描写部分になります。

  4. 終わり(結):クライマックスを受けて、ストーリーを締めくくる重要な部分です。ストーリー中の障害/困難が解決され、登場人物の目的が達成された/失敗してしまったにしても、主人公の心の変化や成長が示されることが一般的です。

⑥ 編集・改訂

  • 書き上げた物語を読み返してみて、修正点/改善点を見つけましょう。

  • ストーリーの流れや、キャラクターの動機づけが妥当かどうかを確認します。

  • 常にキャラクターの心境を把握できているか、確認してみましょう、心境がよくわからない部分は、文章を追加・修正してみましょう

⑦ フィードバックをもらう

  • 他の人に物語を読んでもらい、感想やフィードバックをもらいましょう。

  • 他者の意見を聞くことで、ストーリーの強み、弱点、改善点を把握しやすくなります。

  • 試行錯誤しながら、ストーリーを成長させていくことが重要です。

⑧魅力的なストーリーを描くための4つのポイントをチェック

  1. テーマ

  2. 主人公のキャラクター

  3. 世界観

  4. 独創性/専門性

以上


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