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小麦断ち(ゆるめのやつ)と手荒れ改善

小麦大好き人間

小麦断ちというタイトルを見て、半年以上前の自分だったら「ありえねぇ!」とビックリしてしまうくらい、僕は小麦を使った料理が好きです。

ラーメンやうどん、スパゲティは自分で小麦をフミフミこねこねして、自分好みの麺を作ってしまうくらい好きお好み焼き、餃子、たこ焼きも大好きで定期的に自宅で家族と一緒に食べることが多かったです。

「xxにあるxxx製麺所の麺や餃子の皮が美味しい」

というような噂を聞きつけては買いに行くことも多々ありました。

それだけ小麦が好きなのに、今では口にする機会がとことん減った。人間は変わるものですね。

今回は、これだけ小麦大好きな自分が、小麦を断つきっかけ小麦の代用品小麦を断った結果小麦断ちを続けるコツを記事にしてみました。


小麦断ちのきっかけ

僕は手荒れ持ちで、定期的に手が荒れます。2-3ヶ月安定して、その後手が荒れて、数ヶ月、くらいの頻度。

手荒れの前は、たいてい手が痒くなります。痒くなって、少しブツブツができて、そのブツブツが痒くて掻くと、皮が向けてきます。放置すると痒みが取れずに、どんどん広がっていくといった具合です。

そのままほっておいても治らず、ハンドクリームを試しても治らないことが多く、ひどく荒れてどうしようもなくなるくらいで、我慢ができずに皮膚科に行って診てもらっていました

病名は「汗疱(かんぽう)」。皮膚の中で汗の調節ができず、皮膚の中に汗が溜まってしまい、そこから手が荒れてくるという病気。

先生に原因を聞くと、「おそらく体質なので、完治することはないのでは」
と言われ、体質と言われたらもうどうしようもないと諦めていました。

出される薬は皮膚を薄くする薬と、ステロイド。これを毎日塗ると、2-3週間でだいぶ良くなってきます。で、良くなったので塗らなくなると、前出のようにしばらくするとまた荒れてくるのです。

2021年2月の中旬頃でした。何かが振ってきたように、頭の中に

グルテンフリー/小麦断ち

というキーワードが降りてきました。

小麦の中に含まれているグルテンが体に悪さをすることがある、とは今まで聞いたことはありましたが、正直自分は小麦アレルギーもない(以前アレルギー検査をした時、小麦にアレルギーがないという結果だった)し、何より小麦大好きだし、小麦を断つ、ということについてはやってみようと思いもしませんでした。

ただし、上記の手荒れについて、なんか小麦やめたら治るかもなぁ、くらいな感覚で、ちょっと始めてみようかなと思っていました。

そのタイミングで丁度美容院に行ったのですが、いつも担当してくれている美容師さんにグルテンフリーの話をすると、彼女はもう1年前くらいから小麦断ちをスタートしており、そのあたりから体調が良くなったのでおすすめですよ~、とのことでした。

これは僕も始めるしかない!と思ってその日の夜、妻に、「俺グルテンフリー生活やってみる」といって宣言し、小麦断ち開始をしました。


ゆるめにスタート

小麦断ちをする、といっても完全に小麦を断つのは大変と思います。例えば、醤油の原材料をみると、なにげに小麦が使われていたりします(小麦を使わない醤油もあるもあるみたいだけど)。

僕の場合は小麦アレルギーはない(もしくは強くはでてない)ので、無理ぜず100%カットを目指さず、8-9割カット位を目指してスタートしました。

ガッツリ小麦を使った料理(上記ラーメンやパスタ、うどんなど)は出来るだけ避けますが、たまに小麦で出来た皮で包まれた餃子は食べる、くらいゆるーい感じ。もちろん醤油は料理に使うし、お刺身には醤油をかけて食べます。


小麦の代用品

小麦を食べないと、食べるものなくなってしまうのでは、と思ってしまうが、意外となんとかなっています。

麺類の多くに小麦が使われていますが、現在はグルテンフリーの代用品がたくさんあります。

僕が小麦パスタ代わりに買って試してみたのが、ZENB NOODLEです。

黄えんどう豆100%で出来ており、グルテンフリー。通常のスパゲティに比べると高いのでたまに買う感じ。味は忖度なしに、モチモチして、適度に硬さがあって本当に美味しいです。

人によっては豆っぽさやクセがあると感じるとコメントで書かれていたが、僕は全然気にならないし、むしろそのクセも含めて好きです。食物繊維、タンパク質が多く含まれており、糖質少なめでヘルシー。お勧めのヌードルです。

その他、健康サプリやグッズ中心のiHerbでグルテンフリーのパスタが買えます。僕が試したのは下記のレンズ豆パスタ

湯で時間が8-9分、となっていましたが、9分茹でても硬かったです。11分くらい茹でてちょっと硬めの仕上がり。もともと硬めの麺が好きなので、美味しくいただけました。

逆にあまりうまくいかなかったのが、米粉のお好み焼き。これは正直うまくまとまらなかったし、味も微妙でした。いっそ小麦も米粉も使わず、卵で作るお好み焼きを作りましたが、こちらは美味しかったです。

あとは業務スーパーに売っているタイビーフン(センレック)もおすすめです。

水に戻す手間はあるけど、フォーを作ったりトムヤムヌードルにしたりできます。フォーやトムヤムクンの素も業務スーパーに売ってます。


小麦断ちの結果

ゆるーく小麦断ちを初めてから1週間ほどで手荒れが少なくなり、2, 3週間経つと手荒れがほとんど治りました

いままでなら一度良くなってもどこか一部分が荒れたらそこからどんどんひどくなり、そのまま荒れっぱなしなことがよくありましたが、その後、洗い物をたくさんしたりすると少し荒れることはありますが、すぐに回復してきれいになります

小麦を断った結果として、手荒れが治ったかどうかについては、正直なところ証明が難しいと思います。小麦断ちをした時期と、手荒れが治った時期がたまたまかぶっただけかもしれませんし、その他の健康に気をつけていることでの相乗効果もあるかもしれません。別の何らかの環境変化によるものかもしれません。それらの理由を排除することが出来ない限り、証明はできません。

それでも、事実としては僕は小麦断ちをしてから、手荒れが治り、その後ひどい手荒れに悩まされることがなくなった、ということです。

言いたいこととしては、もし手荒れに悩んでいたり、その他何らか原因不明の体調不良を抱えていらっしゃる方がいましたら、一度2-3週間でよいので、「治らないかもしれませんが、治ったらラッキー」位の感覚で小麦断ちをやってみることをオススメします。


小麦断ちを続けるコツ

2つあります。1つは、上記に書いたように、100%を目指さない、ということ。完全に経とうとすると、相当気を使わなければならなくなるし、何より思わず食べてしまった時に

「ああー、食べてしまった、、もう食べてしまったから遅い。。・・・・・うん、食べよか」となってしまい、なし崩し的に食べるようになってしまうかもしれない。

90%くらいだったら、

「あ、小麦食べちゃったけど、まぁしゃーないか。明日からは食べないようにしよ、できるだけ」

くらいな感じで、前向きに楽しく続けられるのです。

もう1つは、環境を整える、ということ。これは本当に重要と思います。人間の意志力は自分が思っているほど強くはありません(もちろん、強い方もいらっしゃると思いますが)。

人間はお腹が減っていて、目の前に食べたいものがいい匂いを放っていれば、食べたくなってしまうのが性です。例えば僕は、お腹が減って減って減っている時に、出来たてのラーメンを目の前に出されたら、「まぁ、今日だけはいいか」って思って食べてしまうと思います。

意志は強くない。むしろ弱い。意志は頼れない。逆に、意思には頼らない。人間は環境を変えなければ変わらないのである(言い訳半分ですけど)。

なので、外に出てラーメン屋を見ても見ないふりをする、家にある小麦系の麺類を目の届かないところにしまう、など、小麦を避ける環境を作ることが大事だと思います。


まとめ

ふとしたきっかけで小麦断ちをゆるーく実施してみたら、(僕の場合)手荒れが治った、という話でした。小麦の代わりになるものも今は手軽に買えますし、ハードルは低くなっていますので、もし何らかの原因不明の体調不良を抱えている方がいらっしゃったら、一度2-3週間小麦断ちを試してみることをオススメ致します。


参考

僕がよく参考にしている本要約チャンネルで脱小麦推奨の本が取り上げられていました。ご興味ありましたらぜひ見てみてください。


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