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【完】実践!成功曲線を描こう!⑿~番外編~

※「実践!成功曲線を描こう!」シリーズは、石原明著「『成功曲線』を描こう。夢をかなえる仕事のヒント(以下、成功曲線本)」を引用しつつ、その実践例としてのいちごる自身の経験や本と共に考えたことを紹介するものです。自分の好きなことを副業で始めてみたい!という人をはじめ、一人でも多くの方に参考になれば幸いです。

※実践!成功曲線を描こうシリーズ~マガジンへのリンク~
以下のリンクに、関連記事を順番にまとめています。
https://note.com/yoshi_1golf/m/madb021ee1485

※以下、「いちゴル(いちごる)」は一人称として使っております。


実践! 成功曲線を描こう! シリーズとして、前回まで11回にわたり、 石原明氏の「成功曲線を描こう。夢をかなえる仕事のヒント」を紹介してきた。

本の内容をすべて紹介したわけではなく、「はじめに」「序章」「第3章」を中心とした内容の紹介と、それの僕なりの実践例を示すことで、この本を、よくある自己啓発本の感想としての「良いことが書いてあった。やる気がわいた」的なものではない、実践の仕方の参考となるように書いたつもりである。

それはひとえに、この本から「多くを学び、勇気づけられ、役に立っている」からこそ、もっと知ってほしいな、という想いから。

今回は番外編として、最後にこの本を知るきっかけとなった出会いについて記しておきたい。

成功曲線本の存在を知るきっかけとなった出会い

この本はある男性(Iさんとしておく)から紹介された。

Iさんとは、2020年12月から2021年1月にかけて、僕としてはいつも通りのレッスンが始まった。

2か月弱のレッスンを終えて、ゴルフの基礎を一通り体験してもらい、ゴルフ場でラウンドデビューしても十分に楽しめるかな、というところまでいって、レッスン卒業となった。

その最後の日に、彼は一言残していった。

Iさん「あのね、綿貫さん。僕はあまりゴルフのこと詳しくわからないですが、綿貫さんのやっていることは、非常に価値のあることをやっているように感じました。なので、もう少し『売り方』について工夫したらどうかな、と思いました。その点なら僕にもアドバイスできることがあるかもしれません」

と。

その場は、特に何事もなく過ぎていったものの、僕自身は一方で、

「いちごるレッスンで提供しているものって何だろう?」
「世の中一般のレッスンとはどこが違うのだろう? 」

といったことを漠然と考え始めていたところだった。

その後ほどなくして、その漠然としたものを、実際にノートに記してみたのだ。

↑その頃ノートの最初のページに記したメモ。

それは、「いちごるレッスンを世の中に広めていくためには?」という大まかなビジョン。

これを書き上げたら、どうしても誰かに聞いてほしくなった。
そこで頭に思い浮かんだのが、Iさん。

さっそく連絡を取り合って、打ち合わせ(笑)をすることに。
その時に教えてもらったのが、「成功曲線」という考え方。

彼のまず第一声は

Iさん「綿貫さんは、なぜそんなに一生懸命Instagramをしてるんですか?」

だった。

「綿貫さんの伝えていることは、大切なことを伝えていると思います。だけれど、残念ながら普通は、他のレッスンとの違いがわからない(要は、「映え」しない)」

「そして、Instagramをはじめ、それぞれのSNS には、それぞれのSNSの価値観がある。Instagramであればそれは「映え」することなんだ」

と。

いちごるレッスンがきちっと歩みを進めれば、必ず成功曲線を描く。

だけど、残念ながらそれが上昇軌道にはまだ達していない今は「映え」はしない。

だからnstagram内での成功に期待しない方が良い、というアドバイスをいただいた。

これは僕としては新鮮で、的を射たアドバイスであった。

何を隠そう僕自身が、「こんなにいいこと言っているんだから、インスタグラマーなどのインフルエンサーに認められたら、上手くいきそう」と思っている節があった。

実際にそのような方々に直接レッスンをする機会があったけれども、思ったほどには評価されなった理由も、今では納得している。

これをきっかけに、「成功曲線を描こう」という本を実際に自分でも手に取って読んだことが、この本との出会いであった。

そして、実際にその本には、これまで紹介してきたもの以外にも多くのヒントが書かれてあり、いちごるレッスンが大きく前進するきっかけとなった。

様々な人と本との出会い、そして感謝。

思えば、Iさんを紹介していただいたのは、同じ会社の先輩であるKさんの紹介であった。そして、Kさんとは、会社のゴルフ部で知り合ったSさんからの紹介で出会った。

そのSさんについては『僕が副業でゴルフコーチを始めたきっかけとなった「出会い」』で書いた通り、僕がゴルフコーチをするきっかけとなった人の一人でもある。

成功曲線本には、このようなことが書いてある。

「あなたの努力が成功の根拠を満たしたとき、成功は向こうの方からやって来ます。そう、その状態をあえて説明するのなら、あなたに向かって人や、お金や、物が押し寄せてくるという形で訪れるのです」

「成功曲線を描こう。夢をかなえる仕事のヒント(石原明)-p134

と。

まさに、その通りだなと思う。

さらに僕としては、かけがえのない人達との出会いに加えて、素晴らしい本との出会いもその後、数々経験することなる。

今、こういったことを考えたかった!

というタイミングで、ふと手にした本が、その有益なヒントとなることが度々ある(これらは、これから折に触れ紹介する予定)

石原さんの本には、他にも営業スキルに関する本や、モノの価値と価格についての本、人と人の関係についての本など、すべて貴重な考えるヒントをいただいた。

ちょうど僕がこの本に出会った2021年冬に、石原さんが、残念ながらこの世を去られてしまっていたことを、ある時僕はひょんなことから知った。

もしも生前ならば、直接お会いしたり、手紙で感謝の気持ちを伝えたかったところだけれど、それは今となっては叶わない。

その分、「石原さんのおかげで、僕なりに世界をよくできました!」と、 胸を張って言えるように、これからも頑張りたい。

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