苦しいのは、自分を守ろうと必死になってるから
昨日は沈んでました。PMSもあるのですが、久々に親と会うから気を張ってしまいました。
わたしの親は、一生懸命にわたしを育ててくれ、愛してくれました。感謝です。
どちらかというと、自分が「親の言うことを素直に聞く」という、いい子ちゃんプログラムが強すぎて。
子どもの頃、父親が鬱病になってロープを持ち歩き、表情を強ばらせ家で怒鳴り散らしてました。
母親もピリピリして、姉は思春期で反抗して…と家庭内で不和が生まれました。
みんな思い思いにキレる中、わたしがバランサーの役割に必死でした。子どもにとって、生きる場所はそこしかなかったからです。
そのとき、「親の機嫌を損ねてはならない」プログラムができたんだと思います。
それが、大人になっても続いていました。無意識下に。
大人になって退職·転職などのキャリアデザインを考えたときも、「親が反対したら…」と、心配はそこでした。
経済的に自立していても、本当の意味で自立していなかったんですね。
しかし、自立して人生を歩むために、親が機嫌を悪くしても、退職を決断しました。
一つ、自由になれた気がしました。が、実家に帰ったら、まだ自分は必要以上に親の言うことを聞いてしまうんじゃないか、と暗くなってしまいました。
「自分は強い。」と思えれば、相手に何を言われても、聞いたり、交渉したり、はねのけたり自由に対応できます。
それは、威張るとか威圧的になるとかとは違う、余裕のある穏やかな強さです。
「自分は弱い。」と思っているから、「守らなくては!」と必死になるわけです。そして、苦しい。
実家に帰ると、意外と大丈夫でした。でも、何を言われても「わたしは大丈夫!」と思えるくらい、強くならなきゃな、と感じました。
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