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我慢とは何か

心が変わらない人
良いことのように思える
この人には特徴がある
自ら変わらず他人を変えたい。

自分に都合のいいように
他人を変えたいと言う。
これは悩みでもなんでもない
自己都合に世界を合わせよという話だ。

人は気づかない
私は被害者だ。
まったく気づかない
同じことをしているのだ。

仲良くしていた
友達と言っていた
知らないでは済まない
始めから友情は生まれていない。

利用するから
痛みが返ってくる
都合よく使うから
苦しみが返ってくる。

投げかけたものが返ってくる
都合のいいことは苦しみを生む。
私は我慢した
私は何も悪くない。

それが違うのだ
我慢こそ傲慢なのだ
我慢が原因なのだ
やめると苦しみは去る

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我慢は忍耐では無い
梵語アトマ・マーナ
アトマは我
マーナを慢と漢訳した。


エゴを寄る辺にする
自我の驕り高ぶる心
我、慢心す
我慢とは煩悩。


苦しみの始まりは煩悩
都合の良い善悪をつくらず
人を貶めることなかれ
嘘をばら撒くことなかれ。


自らを高みにおく差別感
相手を見下す差別感
固定された思い込み
囚われ思い込みという執着。


変わりたくない自分
古い意識と価値に縛られて
自ら変えず人を変えたい心
自ら変わらず現実が変わるはずもない。


古い価値観は執着
こびりついた執着
降り積もる執着
熟成される怒りの種。

爆ぜる
憎しみ恨み
貶めたい
何をしてでも


怒りは恐れをよび
恐れは嘘を呼ぶ。
嘘は破綻を招き入れ
破綻は孤独を招き入れる。


元も子もない執着を捨てよ
すべてのものは変わりゆく
あなただけが
心のままに変わらない。

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私は未だ若い
主張する心こそ
中身が変わらぬ証
心の若さは幼さだ。

幼いままでは成長しない
縁が変わらないと変化はこない
齢を重ねるとは心を成長させること
三十過ぎれば内面が外に現れる。

心はいつしか外見を創りだす。
笑う人は笑い顔
怒ってばかりは怒り顔
顔をみれば一目瞭然。

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心を熟成させること
心の熟成だけが魅力を醸す。
特別な人など此処には居ない
そろそろ気づくことだ。


それぞれが違う力を持ち
それぞれが特別なんだ。
見えない力は誰でも持つ
気づくか気づかぬだけの違いだ。


意識のプラシーボ効果
知ったとしても特別ではない。
それは思い込みの肥大化
特別で無い自分を受け入れよう。


苦しみは取れてゆくから
縁の糸を自ら断たないこと。
自ら断てば恨まれ憎まれる
感情で切れば同じ感情が残る。


感情は自我の意図
好き嫌い良い悪い。
自我の感情で切るなかれ
大自然の原理は成ることだ。


宇宙の原理は成ることだ
原理に反することは痛みとなる。
痛みを受けることなかれ
縁の糸をもう自ら切ることなかれ。

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