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2024.3 往復JALファーストクラスで行くNY・WDW旅行の記録(その8;アメリカン航空国内線 初めてのステイタス搭乗編)

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2024/3/4(月)

ニューヨークの空港事情

ニューヨーク近郊には3つの空港がある。最も有名だと思われるのが、ニューヨーク市クイーンズ区にある、ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)である。マンハッタンからは直線距離で20kmほど。往路で乗ったものも含む羽田からのJALは全てJFKに着くし、他の航空会社も含め日本から、いや世界各地からNYへ向かう国際線の大半はこの空港に着くと言っても良いと思う。知らんけど。
次に、ハドソン川を挟んですぐ対岸のニュージャージー州はニューアーク市にある、ニューアーク・リバティー国際空港(EWR)がある。こちらも州は違えどマンハッタンからのアクセス距離はさほど変わらず、1時間程度である。筆者は行ったことが無いが。ユナイテッド航空がハブ空港としており、日本からこちらへの直行便もある。JFKに比べると入国審査等が空いているメリットがあるそうだ。
そして、今回使った、ニューヨーク市クイーンズ区にあるラガーディア空港(LGA)である。こちらは大半がアメリカ国内線である。一応は国際空港であるらしいが、入国審査や税関の設備が無いため、事前にアメリカ入国審査を行うカナダ等の一部の空港からしか国際線は就航していない。鉄道路線が直接通じていないため、アクセスにはバスかタクシーかUber等を用いる必要がある。

3空港の位置関係

何故ラガーディアを使うことになったか

今回の目的地は、フロリダ州のオーランド空港である。オーランドからニューヨークへは直行便も飛んでいる。デルタ航空がJFKとLGAから1日それぞれ5便程度、ユナイテッド航空がEWRから1日10便程度飛ばしており、片道3時間弱である。が、結論から言うと、今回はわざわざ経路のちょうど中ほどにある、ノースカロライナ州のシャーロット・ダグラス空港(CLT)で乗り継ぐ旅程を採用した。アメリカン航空で乗継を含めて4時間半弱の旅である。そのシャーロットへの発地がラガーディア空港だったのだ。では何故そのような乗継旅程を選んだのか。それを説明しようと思う。
アメリカという国は国土が広大であるため、日本よりも飛行機という乗り物が身近であり、さらに貧富の差が激しい国柄もあってか、LCCが発達している。なお、筆者は国内では旅慣れているとは言え、海外旅行はそこまで頻繁に行っている訳ではなく、一人海外は初である。LCCの怖さも理解しているため、流石に今回それを選択する勇気は無い。それに荷物も多いのでLCCは結局高くつく。しかし、LCCとの競争を意識してなのか、フルサービスキャリア(日本で言うJALやANAのような大手)である、アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空にも、まるでLCCのような条件の格安運賃が設定されている。即ち、キャンセル変更不可・払戻し無し、座席指定不可、預け手荷物は有料、搭乗順は最後(≒座席上の棚は使えない)等々を代償として格安である、というものである。
ところが、である。なんとこの運賃を選んでも、航空会社の上級会員ステイタス制度による特典は問題なく利用できるのだ。筆者は社会人2年目にいわゆる「修行」を行って(羽田と那覇を1日2往復、計15往復した)、JALの上級会員資格を取得している(因みに、今ではJALは短期間に大量に搭乗することによるステイタス取得はできなくなっている)。世界には航空連合という各国の航空会社の提携のようなものがあり、同じ連合であればこのステイタス制度も相互利用できることが一般的である。JALが加盟しているワンワールドにはアメリカン航空も加盟しており、ANAが加盟しているスターアライアンスにはユナイテッド航空も加盟している。因みにデルタ航空はスカイチームだが、日本にはスカイチーム加盟の航空会社は無い。
という訳で、JALで上級会員である筆者は、アメリカン航空であれば、LCCのような格安の運賃を選んでも、(キャンセル変更不可・払戻し無しは変わらないものの、)座席指定は通常運賃でも追加料金が必要な前方の足元が広い席でも無料で可能、預入手荷物は2個まで無料、搭乗順も早く座席上の棚も問題無く使えるのである。勿論、空港に設置されているラウンジも利用可能である。こうなると、もちろんアメリカン航空で直行便があれば一番良かったのだが(6年前にフロリダから帰国する際はNY乗継で、そのときはオーランドからJFKへの直行便があったが、今は無いようだった)、乗継1回程度の手間や、1時間半程度の所要時間の増加は大した問題ではなくなる。ユナイテッド航空やデルタ航空では、より高い運賃を支払ってもサービスはこれに及ばないのだから。修行して良かったと、これまでで最も強く思った出来事である。(ANAも修行するべきなのか…と少し思った……)

アメリカン航空公式サイトより
これだけのサービス(筆者はサファイア)が無料で受けられる

ラガーディア空港へ

さて、前置きが長くなったが、グランドセントラル駅至近のホテルから、ラガーディア空港へと向かう。前述のとおり鉄道アクセスが無いためどうしようかと思っていた。地下鉄の駅から無料のバスが出ているのだが、アメリカにおけるバスの治安に少しばかりの不安はあったからだ。貧富の差が激しい国であるアメリカにおいて、バスは一般的に「バスにしか乗れない人たちの乗り物」であるという情報も目にしていた。運賃も無料であるというのが逆に怖い。……とは言え、真っ昼間だし、空港へ行くものだし、前日に乗った市バスも大丈夫そうだったし、まあ大丈夫だろうという根拠の無い自信で、バスに乗ることにした。バス停があまりにヤバそうなら駅からUber使えば良いし。
ホテル最寄りのGrand Central-42nd Street駅から、最後の地下鉄乗車となる7系統へと向かう。改札通過が13:55頃。乗り場へ向かうエレベータで、MTA係員のお姉さんとLIRR(羽田からJFKへの到着後にマンハッタンまでで乗った鉄道)係員のおばちゃんと乗り合わせて駄弁った。「6年前に来た時に比べて、LIRRが開通したおかげで空港からマンハッタンがめちゃくちゃ速くて便利になったからありがたい」という話をしたら、「この電車、JFKには行かないけど大丈夫?」と心配してくれた。確かに言われてみればこの会話だけだとNY観光を終えて日本に帰ろうとしてる人みたいだな。ラガーディアに行くところだから大丈夫だと応答。
13:59に乗車した地下鉄7系統は、東へ進んでイースト川の地下を渡り、マンハッタンに別れを告げてクイーンズ区へ入ったところで、地上に出て高架鉄道と化す。駅の雰囲気が完全にディズニーシーのエレクトリック・レールウェイである。ヴェネツィアへ行ったときの景色が完全にメディテレーニアンハーバーだったのと同じで、本当にディズニーシーの創り込みは凄い。
14:21に到着した74th Street-Broadway駅で下車し、高架ホームから階段を降りてバスへと乗り換える。高架ホームの7系統と地下ホームにあるその他の路線とが発着する鉄道どうしの乗換駅でもあり、日本のそこそこ大きな地下鉄駅と似たような雰囲気だった。ただ、警官がそこら中にいて、ある意味安心ではある。改札を出てすぐ、駅の建物を出た目の前にバス乗り場があり、ご丁寧に「LaGuardia Link」の文字と飛行機のマークがついたロゴも掲げられており、迷うことは無い。バス乗り場には14:25には到着。
5分もしないうちに連接の大きなバスが現れた。少し心配していた治安も問題無さそうで、車内は連接で2台分の広さがあることもあって座席にも荷物の場所にも余裕があり、大きなスーツケースとキャリーケースを持っていても快適に乗車できた。14:30には出発し、駅至近の繁華街ではやや交通量が多かったものの、すぐ北西にあるランプから高速道路に入ると空港までは快走である。15分ほどで空港至近のランプから一般道へ降り、空港敷地内へ。道中の情報板が全面フルカラーの可変標識のように使われていたのは(行政が出す拘束力を持つ標識扱いなのか、空港敷地内の案内標識扱いなのかは不明だが)日本よりよほど進んでいるなと思いつつ、乗降場手前では送迎と思われる一般車が多すぎる&マナーが悪い&肝心の案内が下手なのか、せっかくの道路の交通容量を有効に使い切れておらず、無駄な動きが多く酷い渋滞が起きていた。おかげで敷地内の最後の数百mを進むのに10分ほどかかり、ターミナルBでバスを降りたのは14:56であった。空港から駅へ戻るバスには、乗り切れないのではないかと思うほどの人が並んでいた。

慣れた光景もこの日が最後
イースト川の下を抜けてクイーンズ区へ入ると高架に
高架になってすぐの場所には車両基地
74th Street-Broadway駅の高架ホーム
駅は7系統の74th Street-Broadway駅(高架)とE,F,M,R系統のJackson Heights–Roosevelt Avenue駅(地下)が一体となっている
改札を出てすぐ目の前に空港行きのバスの案内
駅前の通りはこんな感じ
バス乗り場
連接バスが来た
駅から少しの間は繁華街で交通量も多い

やっぱり何故かGoogleマップの埋め込み仕様が変わって交通機関選択がサムネイルに上手く反映されないが、バスもこのルート

こちらは空港敷地内
標識はよく見るとフルカラーLEDで可変式
到着したところ
小さくて見易いとは言えないが、情報量としては十分

ラガーディア空港でのチェックイン・保安検査

ラガーディア発は17:30の便で、2時間半あるので余裕を持った到着である。空港の第一印象としては、非常にシンプルで広大で、システマティックで使い易い、というものだった。恐らく最繁忙期にはもっと人が増えるのだろうが、少なくとも訪問時には非常に空間に余裕があり、少し荷物を整理したり休んだりする場所を見つけるにも困らなかったし、それでいて広すぎて目的の場所までの歩行が億劫ということも無かった。世界での空港ランキング等でもいくつか受賞しているターミナルだそうで、それも納得。
ターミナル内を4,5分ほど適当に散策しがてらチェックインカウンターへ向かう。優先カウンターでも10人ほどが並んでいたものの、5分もせずに自分の番が来た。前夜にオンラインチェックインも済ませており予約が出来ているのは間違い無いのだが、やはりここは外国の地、何が起きるかわからないので少し緊張する。パスポートを提示して無事にチェックインを終え、2枚の搭乗券を受け取る(シャーロットで乗継があるため、1フライト1枚)と、ひと安心である。荷物もシャーロットで受け取る必要は無くオーランドまで行ってくれるとのこと。搭乗券にも無事にSAPPHIREの文字が印刷されているため、ステイタスも適用されているようだ。今回はJALとのコードシェア等ではなく純粋にアメリカン航空の国内線として予約しているので、別にJALのステイタスカードを提示した訳でもなく、最初の予約時にJALのお得意様番号を入力しただけである。それだけで予約時からサファイア特典を受けられているので、ワンワールド内でステイタスと姓名を紐づけて共有しているのであろうか。
15:20にはチェックインも完了したため、保安検査へ進む。日本と違って保安検査より手前には商業施設の類は殆ど無く、純粋に搭乗のための手続き機能が過不足無く揃っている様相であった。ラウンジにも行きたいし、保安検査の手前に居続ける意味も殆ど無いのである。
アメリカでは「出国審査」は無いが、国内線でも国際線でも、保安検査の直前に本人確認がある。ブースで1人ずつTSA(運輸保安庁)の職員にパスポートを提示するもので、これと保安検査が連続した一つのプロセスになっており、ここで長時間並ぶことが多い。ただ、写真も撮れないため記憶が定かではないが、ラガーディアはレーンの数も非常に多く、待ち時間は殆ど無かった。近くにいた別の旅客とも雑談をしたのだが、「JFKではこうはいかないし、そういう意味でもLGAは良いぞ」とのことだった。アメリカでは出国審査が無い分、国内線も国際線もセキュリティエリアの区画は同一で、保安検査の列も同一であることが一般的であるため、JFKだと国内線搭乗であっても国際線の混雑の影響を受けてしまう訳だ。
そんな訳で、靴を脱いだりベルトも外したり、ボディスキャナを通ったりと日本よりも厳しい保安検査を受けたが、15:35には保安検査を通り抜けて制限エリア内へ入ることができた。
保安検査を通り抜けるとすぐに上階へ向かう長いエスカレータがあり、その先、即ち保安検査場の空間の真上に、多数の商業施設が広がっていた。日本で言うと国内線の保安検査手前の別フロアにあるような、飲食店等が並ぶ空間である。先ほどまでの搭乗関連の手続き機能に特化したシンプルな造りとは一転して、賑やかな雰囲気だった。ただ、今回はラウンジを利用できるため、これらの空間には殆ど目もくれずラウンジへ直行する。
保安検査場やチェックインカウンターがある先ほどまでの建物には搭乗ゲートは無く、そこから渡り廊下を介して結ばれた徒歩2, 3分ほどの別の建物が2つあり、それぞれに搭乗ゲートがある形である。ラウンジはこちらの建物にあるため搭乗ゲート至近であり、非常にありがたい。

バスが着いた1階部分
シンプル
保安検査より手前の雰囲気は全体的にこんな感じ
案内表示もわかり易い
手荷物受取所
日本のような手荷物受取所と外界との区別は無い
本当にシンプルだが機能性は高く迷わない
空間にもかなり余裕がある
チェックインカウンター周辺
少しだけ並んでいた
搭乗券は2枚発行
受賞
この奥左側が保安検査場
ラガーディア空港のターミナルB全景
アメリカン航空は左上の建物を利用している
ターミナルBの3階(空港公式サイトの地図より)
一番奥にある保安検査を抜けてエスカレータを上がる
ターミナルBの4階
エスカレータを上がると商業施設が広がる
ほぼアメリカ国内線だが、一部カナダ線もある
4階へのエスカレータを上がったところ
いきなり商業施設が押し寄せる
土産物屋やフードコートが中心で雰囲気は日本とあまり変わらない
左の窓からは飛行機も見える
多くの人はこの空間で時間を調整している様子
渡り廊下で搭乗口方面へ
渡り廊下は4階レベルにあり下が航空機の通り道にもなっているので、高さも長さもなかなかのもの
4階から3階へ下りるエスカレータから
一般動線は目の前のエスカレータに乗り継いで2階へ
右側にラウンジ入口
3階、前の写真のエスカレータの左端から
写真正面のエスカレータ上空の細い通路はラウンジ内で、その左右にラウンジが広がっている
渡り廊下(4階レベル)を抜けた先の3階
一般動線はラウンジの入口を右に見つつ、そのままエスカレータを乗り継いでラウンジの下を抜ける
搭乗ゲートがある2階
ラウンジはこの上にある形で、3階のラウンジが無い部分は吹き抜けになっている

ラガーディア空港のアメリカン航空ラウンジ

アメリカン航空のラウンジは2種類あり、ほぼすべての空港にあるAdmirals Clubというラウンジと、全米に4つしか無いFlagship Loungeがある。概ねJALのサクララウンジ(ビジネスクラス or サファイア以上で入れて、多くの空港にある)と国内線ダイヤモンドプレミアラウンジ/国際線ファーストラウンジ(ファーストクラス or ダイヤモンド会員向けの豪華なラウンジだが、主要空港にしか無い)のような2種類のランクだが、後述のとおり結構違う点もある。
アメリカン航空独自のプログラムの会員の場合は後者の方が入室条件が厳しいようだが(色々複雑なので把握し切っていない)、ワンワールドのエメラルドかサファイア(JALのサファイア/JGC以上)ならば搭乗クラスに関係なく、どちらも無料で入ることができる。ここがJALの2種類とは大きく違うところである。また、先述のとおりアメリカは国内線も国際線も制限エリアが共通であるため、ラウンジも共通である。この点、JALのラウンジが同じ「サクララウンジ」でも国内線と国際線では全くサービス内容が異なるのと違い、国内線搭乗であっても食事やシャワー室が使えるのである。今回のラガーディア空港にはAdmirals Clubしか無いが、それでも設備は十分なもので、羽田の国内線サクララウンジよりもずっと快適だった。因みに条件を満たさない人でも79USDで入れるようだが、正直そこまですることは流石に無いと思う。
先ほどの商業施設があるターミナル4階から渡り廊下を歩いた先でエスカレータで3階へと下ったところで、一般動線はすぐ目の前にあるエスカレータへ乗り継いで更に搭乗ゲートがある2階へと下るのだが、右側に目を向けるとラウンジ入口がある。搭乗ゲートフロアの上空3階部分は半分ほどは吹き抜けになっているのだが、もう半分ほどはラウンジになっており、ちょうどラウンジがテラスのような形で眼下に搭乗ゲート空間を見渡せるような造りである。
15:46にラウンジに入るとまずレセプションがあり、そこで搭乗券とパスポートを提示して入室。やはり予約時にステイタスの紐づけがシステム上で為されているためか、JALのステイタスカードの提示は求められず。
ラウンジの雰囲気は明るく開放的で、暗めで落ち着いた日本のラウンジとは全く違う様子だった。ラウンジにテレビがあるのも、日本ではあまり見ない光景である。1-2人を想定したミニテーブルやソファが並んで幾つかの小区画があるのは日本も同じ。サラダやスープ等の軽食やソフトドリンクが並ぶコーナーや、バーカウンターもある(アルコールは別料金で有料)。一般動線がラウンジの下をくぐる部分ではラウンジが細い通路のようになっており、それを境にラウンジ内が大きく2つのエリアに区分されている。この通路を通って奥へ進むと更に広い(これまでの倍近い)空間になっており、こちらの方が恐らく料理の種類も少しバーカウンターの席数も多め。ビジネス用に通話やビデオ会議ができる個室や、QUIET AREAもある。こちら側にもレセプションとは別にカウンターがあり、(今回は利用しなかったが)シャワー室の鍵の受取やフライトに関する情報収集・手続き等ができると思われる。係員も、アメリカらしい良い意味でのフランクさはあり、そこは日本と違うが、街中と異なり皆親切・丁寧で非常に居心地が良い。そんな係員が客と同じドリンクマシンからジュースを取って客の前で普通に飲んでる光景もアメリカらしくて非常に良い。
YouTubeで探して見付けたラウンジ内の映像はこちら。

15分ほどラウンジ内を散策し(本当は用心した方が良いのかもしれないが、確保した席にキャリーケースを置いたままふらついても大丈夫そうな雰囲気だったし、現地の方もそうしている人が多かった)、16:00頃から食事にした。ケチな話で申し訳ないが、本当に物価高&円安が厳しいため、ここで無料で食事ができるのは非常にありがたい。この日も(いつも通り旅程を詰め込み過ぎているせいもあり)昼食の時間を確保できないままマンハッタンを出てきているので、これが1食目である。食事はそこまで品数が多い訳ではなかったが、JALの国内線サクララウンジ(食事は無く、固形物はおつまみ程度)よりは圧倒的に上で、食事として困るほどではない。まあ、日本の食事ってやっぱり美味しいんだな、と思わずにはいられないのは事実だが……
コンソメ仕立てのスープにマカロニのような麺と人参などの野菜が入っているchicken noodle soup、日本のファミレスのようなサラダバーがあったため、不足していた野菜を一気に摂取する。また、鶏肉、刻んだ野菜、タイ米のようなボソボソの穀類等が入ったteriyakiを自称する茶色の何かがあった。こう書くと非常に不味そうなのだが、意外に美味しく腹持ちも良さそうだったのでこれを主に食べた。
ゆっくりたっぷり食事をしつつ、しばし休息。シャーロットでの乗継時間が短いため遅延も気になるが、どうやら折り返し前の便は定刻より少し早くラガーディアに着いたようだ。アメリカン航空アプリでは、こういう事態を見越してか、自分が乗る機材の前の便の運航状況がIncoming flightとして表示されている。

ラウンジの入口
レセプションから見たラウンジ
かなり空いていた
ちょうど2枚前の写真と正対する形
真ん中の衝立の裏がレセプション
ラウンジを二分する細い通路から
通路の奥
右のガラス柵の下が搭乗ゲートエリア
こちら側にもカウンター
細長い空間だが上手く区切られている
ここにもテレビ
奥の方は比較的静かで落ち着いた雰囲気
通話・Web会議用のブースも
仕事ができそうなカウンター
一番奥
QUIET AREA
ガラス柵から下を見渡せる
下は見渡せるが、残念ながら飛行機はあまり見えない
サラダはこんな感じ
無料の食事にありつく
見た目より美味しかった
ラウンジなのに到着案内もあるのは、折り返し前のフライトの遅延状況も知らせるため?
Incoming flightで同一機材の折り返し前の運航状況を知らせてくれる
ファーストクラスサービスの始まり
格差社会アメリカの歴史w

AA2068便 LGA1730→1939CLT

休むこと約1時間、17:00前頃、搭乗する20番ゲートは一番奥で5分少々かかりそう、17:30発で15分前にはゲートを閉めると書いてあるので、そろそろラウンジを離れようと思った。その時、ふと、ズボンの腰にベルトが無いことに気が付いた。しまった。保安検査の際に外した記憶がはっきりと残っている。絶対にそこで忘れてきたのだ。しかし渡り廊下を歩いて戻るには片道5分程度はかかる。走ったとしても、申し出てすぐに出てくるとも限らない。これは諦めるしかない。レセプションで事情を説明したところ、アメリカン航空のサイトで忘れ物を登録することができる旨を教えてもらえた。仮に見付かったとしても、もうNYにも戻ってこないし、日本に送ってもらうのが無料な訳もないだろうし。フロリダ滞在中にホテルに届けてもらえるのか、オーランド空港留めにしてもらって帰りに空港で受け取ることができるのだろうか、等を考えていた。
大して高いベルトでもないのだが、海外旅行ということもあり防犯上ストラップの類を括りつけたり、ディズニーではチップとデールのぬいぐるみをぶら下げたり無線受信機のクリップを挟んだりしようと考えていたが、それができなくなるのはやや痛手であった。せめてラウンジ入室直後に気付いていれば失うことはなかったのに……
結局、このベルトはアメリカン航空のサイトで遺失物登録したものの、期限までに見付かることは無かった。ブランド等も無い何の変哲も無いベルトだったので、仮にそれが見つかったとしても、登録したものとの同一性を証明できないだろう。そのため、どうやって返してもらえるかの手続きも不明なままである。
そんなことはあったものの、17:08にはゲートに着いた。17:30発で17:15が搭乗締切だが、既にグループ9まである搭乗順のグループ9まで進んでいた。筆者はグループ3だったが、だいぶ遅かったようである。列ができてしまっており、機内に入ったのは17:16である。コックピットのドアが開け放たれておりアメリカを感じる。搭乗が遅かったため座席上の棚はかなり埋まってしまっていたが、CAさんが離れた場所を見つけてくれた(というか結構強引にスペースを作り出してくれた)のでキャリーケースも無事に収納できた。
機材は日本ではあまり見ることができないエアバスA319(機体記号N756US)で、ビジネスクラス?が前にある2クラス制、普通席の一番前8Aに座った。前の席との間には壁があるため足元に荷物は置けないが、その分足元は広くて快適である。
定刻より4分早い17:26にはプッシュバック、17:39にRWY13から離陸した。機内ではドリンクサービスの他、少量のお菓子が配られた。Wi-Fiは存在するが有料、但しアメリカン航空が提供するエンターテイメントプログラムの通信のみなら無料で、映画等を観ることができるようだった。リメンバーミーがあったので少し観た。19:07にシャーロット・ダグラス国際空港のRWY36Rに着陸、19:19にコンコースCの15番ゲートに到着した。定刻は19:39(1分刻みの定刻、飛行機では初めて見た気がする)のところ20分の早着だった。ダイヤにはだいぶ余裕があったようだ。機材繰り遅延を防ごうという意図なのだろうか。この時点で次の乗継便も無事にシャーロットに着いており、遅延は無さそうだった。

ゲート周辺の雰囲気も日本と似ている
でもこんなとこにバーカウンターがあったりもする
一周回って搭乗待ち列が短かった
本当はこのグループ3だった
いよいよ搭乗
搭乗・降機の際はコックピットは大体開け放たれているのがアメリカ
(6年前のときは、降機時に写真を撮ってたら「座る?」と言われたほど)
座席はこの位置
プッシュバック
ビジネスジェットが停まっていた
RWY13から離陸後、左に大きく180°旋回して先ほどまでいた空港を左下に見ながら西へ
見える島はルーズベルト島で、右がマンハッタン島
マンハッタン島南端のビル群が見える
日本だと見られない機種の安全のしおり
機内サービスはこんな感じ
飲み物のラインナップ
無料のWi-Fiでは既定のエンターテイメントプログラムのみ
インターネット接続は有料
シャーロット近郊の夜景
座っていた座席
前方のビジネスクラス
シャーロット空港に到着
シャーロットの位置
オーランドまでのちょうど中間地点くらい

シャーロット空港のアメリカン航空ラウンジ

次の便は定刻20:15発で、19:40には搭乗が開始されるとの案内だった。到着したのはコンコースCの15番搭乗口、出発は同じくCの12番搭乗口だったので目と鼻の先であり、その場で20分も待てばすぐに乗り継げる。だからこそ定刻19:39着で20:15発(20:00搭乗締切)の乗継が公式サイトの検索でも出てきたのだろう。シャーロット空港はアメリカン航空のハブ空港であり、全米各地から全米各地へのフライトが便利に乗り継げるようになっていそうである。
しかし、せっかく20分も早着したので、一瞬になることは覚悟で、この空港のラウンジも覗いてみようと、Admirals Clubへ向かった。片道5分ほどかかるので、滞在時間は10分ほどだったが……
こちらはハブ空港のラウンジなだけあって乗継待ち等で利用者も多いのか、広さがラガーディアとは比べ物にならないほどで、短時間では見て回ることすらできなかった。それなりに利用者がいたのもありあまりウロウロ散策しすぎるのも申し訳無く、普通に席を確保してドリンクを飲んで終わった。雰囲気としては(夜だったせいもあるのかもしれないが)暗めの照明で落ち着いており、日本のラウンジにずっと近かった。賑やかなのは少し違うが。
中の様子はこんな感じである。

乗継となると怖いのはロスバゲだが、アメリカン航空は荷物の追跡システムがアプリから見られるようになっており、自分のタグ番号から検索ができる。7:39には無事に次のAA1842便に積み込まれたようで、一安心である。

シャーロット空港の全景(公式サイトの地図より)
搭乗口C15からC12は目と鼻の先
ラウンジはコンコースCとD共用で付け根の部分にある
(コンコースBの途中にも別のAdmirals Clubがある)
到着したC15から次の便のC12は至近距離
ベンチはそれなりに混雑している
短時間だがラウンジを覗いてみる
案内は全体的にわかり易かった
ラウンジ入口
レセプション
改装工事中だったが、その様子を特に隠さないのがアメリカっぽい
ラウンジ内の様子
ドリンクコーナー
全体的に落ち着いた雰囲気
ただ、賑やかではある
スポットの目の前なので、窓からは飛行機を眺められる
仕切られた部屋もある
ラガーディアと違って席はかなり埋まっていた
バーカウンター

AA1842便 CLT2015→2156MCO

ラガーディアでの反省を活かし、搭乗締切の20:00ではなく搭乗開始の19:40頃をターゲットに搭乗口に戻り、無事にグループ3で搭乗して座席上の棚も確保。機材はANAなどでも見られるA321(機体記号N162UW)で、ビジネスクラス?が前にある2クラス制、普通席の一番前8Aに座ったのは同じである。ただ、今度は前の席との間には壁は無く、足元の前の席の下に荷物を置くことができた。それでもクラスの境だからか足元は広くて快適。
定刻より3分早い20:12にプッシュバック、20:28に先ほど着陸したのと同じ滑走路RWY36Rから離陸した。機内のサービスやエンターテイメント・Wi-Fi等の設備は先ほどと同様。夜遅くなってきたのもあり、少し寝た。とは言っても1時間もしないうちに着陸準備のアナウンスが入り、21:39にはこの日の最終目的地であるオーランド国際空港のRWY35Rへ着陸した。ターミナルBの36番ゲートへ到着したのは21:50で、定刻の21:56より6分早着だった。相変わらず定刻が1分単位なのが面白い。
オーランド空港は、ラガーディアのようにボーディングブリッジ等がある建物と手続き機能があるターミナルが離れているのだが、渡り廊下で結ばれたラガーディアより更に規模が大きく、Gate Linkという自動運転のモノレールのようなもので移動する。22:00にGate Linkに乗車し、2分ほどでターミナルに到着した。
アメリカの空港はどこも規模が非常に大きいが、このように機能的な造りになっているのが印象深い。土地も広く、計画的に造られているのだなと感じる。

搭乗開始は19:40(写真はラウンジへ行く前、ラガーディアからの到着時に撮ったもの)
自分の乗る機材を撮る余裕もあった
今度の座席はこんな感じ
壁ではないが仕切りのような板はついている
アプリの完成度はかなり高い
このシステムは安心感が違う
預け入れた時点から、飛行機への積み降ろしが記録されている
空港を見ながら上昇
アプリに感心してめっちゃスクショ撮ってた
この時点でもう到着ゲート番号まで教えてくれる
お約束の安全のしおり
前方のビジネスクラス
到着した36番ゲート
こうして見ると定刻(より早着)だったのはかなりラッキーだったのかもしれない
オーランド空港の全景(アメリカン航空サイトの空港案内ページより)
各Airsideは中央に飲食施設等があり、三方向に伸びた部分に搭乗口がある
到着したのは一番右下の36番搭乗口だが、Admirals Clubは左上に伸びた部分にある(この日は利用していないが)
ターミナル部分
上がA、下がBだが、実質的には一つのターミナル
ここはラガーディアと違って保安検査より手前に商業施設が多数
Airsideの中心部で
ここから3方向に搭乗ゲートエリアが伸びている
夜遅いので人も疎らだが、ここに飲食店等はある
近未来感のある丸いところ(語彙力の無さ)がGate Linkの乗り場
Gate Linkの乗り場
単線で独立した線路が2本あり、交互に発着する
真ん中が乗車ホーム、両外側が降車ホーム
Gate Linkの乗車ホーム
先に来た方に乗れるように乗車が内側
案内表示
停車中の様子
Gate Linkの車内
正面は向こうからこちらへ抜ける保安検査場
降機動線はそれらの左右から出口へ

6年ぶりのオーランド!!

2018年2月にWalt Disney Worldを訪れて以来、実に6年ぶりにオーランドの地へ戻ってきた。Gate Linkの存在も乗ってみると思い出す。そんな感慨に浸っていると、WDWとSeaWorldとUniversal Orlando Resortの連名の広告で "WELCOME BACK! WE MISSED YOU… A LOT!" の文字が壁にあるのが目に飛び込んできた。ああ、ついに「帰って」きたんだと、泣きそうになる。この土地の性質をよくわかっている秀逸な広告だった。
アメリカン航空アプリで、預けた荷物が22:05に無事に飛行機から降ろされていることを確認し、2階へ下りて回転台で無事に引き取り。きちんとステイタス適用で比較的早めに出てきた。その場で開けて中身も無事であることをザっと確認し、更に1階へ。
空港からWDWへは、6年前は無料のバスが走っていたのだが、コロナ禍で廃止され、その後は有料のバスになってしまった。尤も、運営会社は変わっていないらしいので、純粋にDisney社がそのバス会社にお金を出さなくなっただけのようだが。そんな訳で場所も変わっておらず(そもそも1階のかなり広い一角をこのバスの待合・受付スペースが占めており、初めてでもターミナルさえ間違えなければまず迷わず行ける)、22:15にはMEARS CONNECTの受付へ。公式サイトから事前に予約・決済までしてあったためスムーズに乗れた。時間が遅いこともあってか誰も並んでおらず、予約の確認も適当だった。この辺は流石はアメリカという感じ。仮に誰かが勝手に筆者になりすまして乗ってもバスの台数やスタッフの手間が変わる訳でもないし、後から正当な本人が来ても乗せれば良いだけなので、合理的とは言える。
既に停車中のバスに乗車するよう案内された。ほぼ同着のもう1人と合わせて大型のバスに2人しか乗っておらず、座席は選び放題。しかし、このまま20分ほど(Googleマップのロケーション履歴が消えたので正確な時間が不明)待たされることになる。実はこのMEARS CONNECTにはサービスが2種類あり、他人と乗合なのは同じだが、なるべく待ち時間が少なく目的地へ直行するEXPRESSと、近隣の他ホテル等の利用者もまとめて乗る(≒その分時間がかかる)STANDARDである。当然前者の方が高く、今回は後者での予約なのだ。ただ、異なるホテルへの利用者が相乗りでその分時間がかかる程度を想像していたのだが、空港で20分待つのは想定外だった。しかも時刻の近い予約者がいるのかと思いきや、結局2人のみで出発した。なお、あまりに出発しないので運転手にいつ出発するのかと尋ねた直後の出発であった。訊かなかったらいつ出ていたのだろう……
これまたGoogleマップのロケーション履歴が消えたので正確には覚えていないが、確かもう1人のホテルへ先に寄り、自分のホテルへ着いたのが23:07頃である。

泣きそうになった広告
ちゃんとここに到着して降ろされている安心感
MEARS CONNECTの乗り場受付
この丸い部分に以前はミッキーの顔が描いてあったのだが……
このバスでずっと待機してた
ついに到着した!!!
ホテルのチェックインカウンター

直営ホテル以外に泊まった第一の感想:リゾート内のアクセス性に難あり

今回宿泊したホテルは、Wyndham Garden Lake Buena Vista Disney Springs Resort Areaという、Disney Springs(舞浜のイクスピアリのお化けのような、街中にもあるディズニーブランドではない店も多数あるショッピングモール)から歩いて行けるところにある、ディズニー直営ではないが「オフィシャルパートナーホテル」にはなっているホテルである。WDWでは直営ホテルに泊まるのが基本的なセオリーであるが、こうなってしまったのは予約時のエラーに対応している間に直営が満室になってしまったからである。その話はまた予約についてのときに詳しく書こうと思う。
直営との違いはいくつかあるが、今回の滞在で大きかったと感じるのは、バスの利便性とパーク側のバス停の立地である。そもそもWDWは山手線の内側よりも広い敷地の中に、4つのパーク、2つのパーク、30以上の直営ホテル(それもそれぞれの規模がデカい)にそれぞれテーマ性がある、合計30,000室以上の客室がある一大リゾートである。TDRのパークはランドとシーの2つ、直営ホテルの数は5で2,800室、そこに直営ではない6つのオフィシャルホテルを加えても7,000室(室数出典:OLC公式サイト)であるから、規模がもう圧倒的に違う。そんなWDWで各ホテルとパーク、パークとパークを移動するには、15-20分程度バスを利用することになるのだ。
直営ホテル行きのバスは昼間でも15-20分間隔では走っていて、朝のホテル→パークこそ混むものの、殆ど不満な点は無い。料金も無料で、車体もキャラクターのラッピングがしてある等、気分的にも盛り上がる。
一方、今回泊まったホテルをはじめ、オフィシャルホテルであればパーク行きのバス自体はあるにはあるが、一般のバス会社が運行する有料のバスに、宿泊者はクーポンコードを入れて無料で乗れる、という体裁であった。往路(ホテル→パークのバス)は事前にサイトで予約が必要で、翌朝のバスは前夜には満席になってしまっていた。まあ予約確認は適当なのだが。そしてバスの本数は朝でも1時間に1本しか無い&始発も遅めのため、1本逃すと開園時刻に間に合わない。最終のバスもかなり早く、閉園ギリギリにエントランスから遠いアトラクションに乗り始める、というようなことをすると乗り遅れるリスクがあるし、そうでなくても最悪1時間待ちになるため、時間を気にする必要がある。(尤も、この点については、時刻表がある分パーク内で調整はし易く、時刻表が無いため運ゲーで20分待ちになる直営ホテルとどちらが良いかは諸説あるが。)
いずれにせよ、筆者のように開園から閉園までガッツリ遊び回り、その日の出来高によって柔軟に翌日の予定を組みたいし予定がコロコロ変わるオタクにとっては、バスの制約条件がかなり厳しかった。
また、ホテルが30あるということは、パーク側のバス停は行先のホテル(と他のパーク)別に大量の乗り場が並んでいるということである。ここは当然、直営ホテル行きの乗り場が、ホテルのランクが高い順にパークエントランスに近い、ということになる。直営でないホテルのバスが着くのは、エントランスから5-10分ほど歩いた位置になる。更に、4パークのうちマジックキングダムについては、パークの目の前のバス停ではなく、モノレールで結ばれたTransportation and Ticket Centerという施設のバス停の発着となり、パークまではモノレールに乗り換えて更に10分ほど要する。これらは毎日のことになるので地味にしんどかった。
こういうこともあり、やはり次からは直営ホテルだなと思った。日本だと概ね直営ホテル≒高いという構図になるのだが、WDWでは直営でも上から下まで(本当に「「上」」から……)用意されており、ギリギリ学生だった6年前も直営で最も安いホテルに泊まった。今回も同じホテルを狙っていたのだが……

Googleマップの航空写真からほぼ同縮尺で抜いてきたWDWと東京
水色がディズニー(OLC)の敷地
但し、WDWの敷地境界はかなり推測が入っている

いよいよパークへの準備

そんな非直営ホテルだが、まあ総合的にパークアクセス以外では不自由はしなかったので、直営で空いていたかなりお高めのホテルに追加で数十万円(9泊&1名滞在なのでデカい……)を払うくらいなら、これで全然問題無かった。チェックインで少しだけ並び、現地払いだったresort feeの支払いも終え、23:25頃にチェックインを完了。部屋はフロントから1フロア上がって50mほど廊下を進んだ先で、そこまで遠くはなかった。
ここから、上述のパークアクセスのバスのシステムを理解したり(なお前夜に満席になるとはこの時点では思いもよらず、予約するのを忘れていた)、翌日のパークの戦略(勿論ある程度考えてはあったのだが)を練ったり、各種オタク装備の準備をはじめとする荷ほどきを行ったりして、シャワーを浴びて寝たのは2時過ぎであった。

泊まった部屋
1人には十分すぎる
パーク関連の案内は自前で印刷した簡単なもの
Japanese OTAKUの戦闘準備

2024.3 往復JALファーストクラスで行くNY・WDW旅行の記録
その8;アメリカン航空国内線 初めてのステイタス搭乗編 おわり
その9;WDW1日目(MK・EC)編 へ続く

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