文フリ初陣日記③「印刷会社を選ぶ」
製本経験ゼロのよさくが、試行錯誤しながら文学フリマ東京38(5/19)に初出店する日記。本作りやブース作りにアワアワしながら、ずんどこ乗り越えていくプロセスと揺れる感情をお届け。記事一覧はコチラ。
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今回のテーマは「印刷会社を選ぶ」。
本を作るとなると、印刷会社へ頼まなければならない。シンプルな疑問はただ1つ。どこにすればいいんだ!そもそもどんな会社があるのか知らない!
ただし、そんな初心者出場者にも救いが。
文学フリマのホームページにて、印刷会社の紹介をしてくれている。
たいへんありがたい。一方で、情報がちょっと多い。結局どこにすべきかの決め手に欠けたので、文学フリマ出場noterさんの記事を漁った。
「ここの印刷会社さん使いましたよ!」といった記事がいくつかあったので、それを参考に2つまで会社を絞った。
①しまや出版さん
【特徴】
・初心者に優しい
・Word入稿ができる
・文学フリマフェアなどプランが充実
製本でつまずくのがデータのサイズミスや余白に関することらしいのだけど、何か原稿にミスなどがあると丁寧に電話で教えてくれるらしい。
しかも、文学フリマフェアではポスターやチラシも作ってくれる。
表紙デザインもセミオーダーなどで依頼できる。「Wordしかいじれません!」状態でもなんとかなりそうなイメージ。優しい世界すぎる。
②ちょ古っ都製本工房さん
【特徴】
・とにかく安い
・1部から印刷できる
「10営業日コース」という早めに原稿を提出するプランだと、めっちゃ安い。他の印刷会社さんと見積もりを比べてもぶっちぎりだった。
表紙やポスター、チラシを自力で作成できるのであれば、かなりコストをおさえて本を作れそう。
安心の「しまや出版」さん、低コストの「ちょ古っ都製本工房」さんと言ったところだろうか…。
悩んでいる中で、あらためて文学フリマ出場の動機を思い返してみた。
この目的に照らし合わせたときに、何を大切にするべきだろう。
①については本を提供することよりも、「会えること」に重きを置いている。
②については狭く深い関係を築くというよりも、「まずは知ってもらうこと」を重視している。
そうなったときに、ぼくのブースが押し出すべき魅力は「気軽に遊びにきてもらうこと」と「手軽に本を手にとってもらうこと」だ。
そうとなったら、コストダウンは必要不可欠。はじめての本づくり、不安なことだらけだけど、サポートには頼らない。己の力で入稿までやりぬこう!ポスターとかチラシも自力でなんとかなるだろう!
…という心持ちで、「ちょ古っ都製本工房」さんにお願いすることに。
「1部から印刷できる」という要素についても、「まずはお試し発注ができる」という観点から魅力に感じた。盛大にミスっても、もう1回チャンスができる。
文学フリマ出場にあたって、「どの印刷会社にするか」は判断基準がなさすぎて巨大な不安要素だったので一安心!
ここから本づくりの中身に行けるぞ〜!
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