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枝瀬優
2022年7月1日 10:17
電線が街からすべて消えたとき空が途端につまらなくなった金平糖かじるたびに一等星手に入れた気になった真夜中野良猫を追いかけ迷う路地裏で君と出会った真夏の昼間人混みは好きじゃないからこの夏も花火をベランダでひとりじめ履歴書に書き連ねてるもうひとりの自分が生まれる不気味さ地下鉄が地上にでてく瞬間がなぜだかすごく安心できた離れてるほうが愛せる星空も君の寝顔も知らなくていい真っ白