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【第二の人生】61の章:本来持つ『氣』は存分に生かさなければならない

*登場人物*

  • 萬里→主婦です。「氣」について、気になり始めてるところ。身体で受け取る負担が少し減って、今度は違う形の対応が始まった気がしてます。「触覚」

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)萬里にお役目持ってきた、サポート兼指導係、まあまあのスパルタ教育。


活源会(氣の勉強会)では、
自己治癒力を高めるだけでなく
人を癒す方法を覚える事も目的としている。

お腹が痛い時、
お母さんが優しくさすってくれる
これが本来の『手当て』

これが傷や病気の
手当とも繋がっている。

その手当てに必要なものが
『気持ち』
何をするにも『氣』持ち
がなければ通じない。

相手の痛みを和らげてあげたい
苦しさを緩和してあげたい、
治癒力を分けてあげたい
リラックスして欲しい、
何かをしてあげたいと
心から想わなければ相手に届かない。

表向きの『善い人』
人から尊敬されたいとか、
すごい人だと思われたいとか、
ただ、仕事として人の心身を救う
人間になりたいとか、
偽善や自己満足、
自分を高めるためだけのツールとしてでは
相手が自覚するほどの改善(氣癒)には
至らない。

人に通じるかどうかは
人と心(氣)を合わせられるか、
心から相手のことを思えるかどうか
お互いが信頼できているかどうか、
気が合う合わないも結果に出てしまう。

自分の氣を高めること自体は
自分のためにも必要なこと。

それは、自己治癒力や免疫力を
高めることにもなるからね。

「氣」は本来人間が持つ能力
生まれつき備わっている。

俗に染まり
便利な事、化学や医学に頼りきり、
自分さえ良ければ
という気持ちや欲を持ち、
人間の進化と共に使い方を忘れて
しまっただけのこと。

退化した『氣』の使い方を思い出させ
それをどう生かすか?
これもまた実践でなければ
思い出すことは困難だけど、
活かす方法を知る事は必要だと感じる。

ただ、勉強した!習得した!と
できるつもりで人に触れると、
逆にお互いに悪影響を与えてしまう事もある。

治療家の人で
体調を崩す方が多いって聞くけど
それって、
人との氣の循環を上手くできなくて
自分の身体に不純物を溜め込み、
何かしらの病状として
出たりする場合もあるんだって。

外見では分からない
内にあるものがそのまま伝わる。

ミナちゃんみたいに、
氣がわかるつもり
氣を出せるつもり
だから自分が治してやる!
と上から目線人間には
人を癒すことは到底無理。

ハッタリは通用しないし
そんな傲慢な人に触られたら
体調も悪化してしまうわ。

昔、沖縄で会った
自称『気功師』の裏先生は
どう考えても、催眠術師なので論外。
<参考記事↓>

受ける側の意識も大事になる
信用・信頼して身体を預ける事
ができなければ、
どんなに凄い氣の使い手でも
何かしらの効果は期待できない。

『氣を遣う』『氣が合う』
『氣になる』『元氣が出る』『病氣になる』
人の動向や心情を表す言葉には
『氣』という文字が入る。

これが本来人間の身体に備わったもので
色々な面で左右するものだからとも言える。

単純なことだけど『氣』の考え方の基本は
生きた人にも、死んだ人にも共通していた。

やっぱり人は人。

この、活源会(氣の勉強会)に
行く度に、
ちいさんに異変が起こるようになった。

もしかしたら萬里が毎回
気付かないうちに何かを連れてきてるのかも?!
とさえ思うようになっていた。

まだ、霊たちときちんと言葉を交わすことも
会話をしている自覚も無い萬里。

盲目の女の子の時に
初めて会話が成立した気がするが、
実際どうしたらあんなふうに
会話ができるようになるのかは
わからない。

今はただ受け身の姿勢でいるだけだ。

この日のちいさんは、
仰向けで横たわっていた
状況を聞くと
『布団に横たわっている』という。

現実はカーペットの上だ。
医者にも見放された重病の子供
この苦しみから逃れたい
誰かに助けて欲しい
と泣いているそうだ。

中に入っている子(霊)の
苦しみを取り除くのが
まず最初にやる事なんだけど、
実際に萬里が
触れられるのはちいさんの身体。

H氏「萬里ちゃん、
今回は一人で思うように
ご自分なりに対応してください。」

萬里「え?
H氏のサポートも無しで?」

H氏「はい、きっとできますから。
ちいさんとのやり取りは
その中の子とのやり取りです
ちいさんが代弁する形になります。」

まぁ、とにかく
会話さえ成立すれば
何をどうしてあげるべきかは
会話の中でヒントを得られる。

ちいさんへの憑依(?)は、
萬里にとって霊との直接対話の
取っ掛かりになっていく。

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