【第二の人生】29の章：霊能力は遺伝とは限らず、たとえ家族でも理解しがたい

＊登場人物＊

• 萬里→主人公の主婦。前世から引き継いだお役目とやらを受け入れて、これまでの疑問が湧いて出た。

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萬里は前世の自分のお役目を
引き継いだだけでなく
おそらく、
もう亡くなっている母方のじいちゃんが
同じような役目の人で、
その血も受け継いでるのだと思う、
隔世遺伝とかって言葉もあるし。

Ｈ氏は突然変異なタイプ
Ｈ氏は血縁には同じような人間は
誰もいなかったそうだ。

イメージとしては
→→→横（前世からの流れ）
↓
↓
↓
縦（血縁関係の流れ）

萬里も現時点では、
生きてる身内にはそれらしき人は誰もいない。

ただ、萬里を生んだ萬里母は
何かしらの力を持っていると思う。

その意味ありげなじいちゃんの娘やしね。
身内に霊感が強い人が居るんです！
だから私も霊感があるんです！
ていうのもよくあることだけど、
実際にそういう役目のある人間は
家族にすら隠して生きていかなければ
ならない必要があったりもして、
必ずしも家族が認知しているから
そういう家系だとは言えない。

H氏も奥様と結婚する前に
そんな能力があるということは
隠していたらしく、
それを告白したのも結婚後何年か
経ってからだったって。

とは言っても、
様子を見ている限り
奥様はH氏の能力に対して
さほど興味なさそうだし、
理解している風ではない。

下手すると
「だけんなん？」て感じ。

そっか、たとえ家族でも
必ず理解を得られるとは限らない、
となると、
家族よりも他人を大事にする
家庭を顧みない夫もしくは父親
と思われてもしょうがない。

実際、H氏は
夜中でも霊に呼び出されたりとか、
相談者さんの危機な時には
時間も関係なく駆けつける。

普通は理解できないよね。

萬里のじいちゃんが
そういう人だったとしても、
萬里母がそのことを知らないままの
可能性は充分にある。

でも、萬里が子供の時に
「なぜ？」と疑問に思いながらも
理由が見つからなかった事の答えが
いろいろと近づき始めている。

まずは自分の名前、
どう考えても不思議でならない
孫は8人いるのに、
じいちゃんの娘の三女の子供（萬里）
なぜ唯一、萬里の名だけ付けたのか？

前世が中国人だと知らされ、
現世の名前が中国の象徴
じいちゃん能力者疑惑、
先ほどイメージした横の流れ(血筋)と
縦の流れ(前世からの役目)を
両方持っているとしたら、
萬里の役目って単純計算で
2倍になるんじゃないの？！

((((；ﾟДﾟ)))))))

あ、ちなみに
超絶クサイ毎日を
軽く1ヶ月ほど耐えてます･･･。

(;´д｀)ｵｪｪｪ飯食えん