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esportsに“線引き”をするのが俺達の役目。「保泉/hoikoインタビュー」

日本のesportsは常に変化を遂げており、そんな現状でアクションを起こそうと動き続ける高校生は沢山いる。

その中でも、彼hoiko/保泉(写真左側)もまた、常にアクションを起こそうと努力している高校生の1人だ。

今回は、そんな彼の活動の動機や、彼自身が何を考えて行動しているのかを知る為に、インタビューを行った。

この記事を通じて、彼の努力の姿勢や、応援する動機になってくれれば幸いである。

(写真右側は赤バフ選手。
先日開催された全国高校eスポーツ選手権にも出場したLeague of Legendsプレイヤー。
この写真を使用する際、快く承諾して頂いた。Twitter…@akabahu_lol)

保泉/hoiko…

保泉/hoiko(@lore_cpt
高校2年生。2019年4月4日「日本の高等学校におけるEスポーツ部・同好会・団体について」(2018年度の調査結果兼考察)発表。
URL https://drive.google.com/file/d/1g6TUh5wC5kvB9oGYUg2mM2nZBqQcLOhN/view2019年4月12日、「Youth eSports Society」(YeS)発足。
URL https://discord.gg/2BWP3aM


「esports部を作りたい」が今の自分を形成している。

——なんでこんな活動を始めようと思ったんですか?

保泉/hoiko:
もともとesports部を自分の学校で作りたかったんですけど、学校に相談した時「esports部に関するデータや統計が欲しい」って言われて、そこから色々動いているうちにネットで出会いとかあって、イベントとか行くようになったんですよ。

今年の2月に「Fv登竜門」っていうイベントに知り合いを誘っていったんですけど、同じ高校生なのに起業家の人やピアニスト、デザイナーの人がいるのを知って、「自分も何か動かないと」って思ったのがきっかけです。

同タイミングで「日本全国同時ミートアップ」のスタッフをやらないかって誘われて、スタッフもやったんですよね。


——イベントがきっかけっていう人多いですよね。

保泉/hoiko:
そうですね。今ディスコードとかでも交流の場とか文字のやりとりとか行われてますけど、オフラインでの交流はオンラインには無い良さがあるなって実感しました。


——esportsに興味を持ち始めたのはいつ頃なんですか?

保泉/hoiko:
中2の頃にパソコンを買ってもらって、色んなゲームを遊んでたんですけど、2016年に「BF4」でアジア8位になったんですよね。


——アジア8位?!

保泉/hoiko:
それでバングラディシュのチームに誘われて、英語で交流する事が多くなったんですよね。
もともと僕韓国と日本のハーフなので、選手はは無理かもしれないけど、3ヶ国語話せたらチームのサポーターとしてesportsと携われるんじゃないかと思ったんですよ。
なのでその時です。


Youth eSports Society(YeS)設立のきっかけ。

YeS…

Discord…https://discord.gg/2BWP3aM


——なんで学生団体を作ろうと思ったんですか?

保泉/hoiko:
esportsに限らず今札幌とかでも全国的に学生団体って増えていて、しかも自分と同じ高2の人が多いっていう事に気付いたんですよね。
それで学生団体を作りたいなって思ったんです。

但木さん(@k_tadaki)が運営しているesportsラボの交流会に行く前に、一緒に行く予定だった人とご飯食べに行ったんですけど、そこで学生団体を作りたいってその子に話したら、興味を持ってくれて、作る事になりました。



保泉/hoikoの考えるesportsの“課題”


——esportsの将来ってどうなっていると思いますか?

保泉/hoiko:
ビジネスとして取り組む人や、俺達みたいな学生で取り組む人たちが増えて、全体の規模はもっと大きくなると思います。

でもそんな中で課題って多いと思ってて、esportsを客観的に見ている人たちからすると、線引きが出来ていないような気がするんですよね。


——線引きって具体的にはどういうことですか?

保泉/hoiko:
今のesports業界はビジネスで取り組む人達と僕らみたいな仕事じゃなくて研究対象だったり、学術系みたいなビジネス"じゃない"場所で活動してる人がいると思うんですけど、そこの「線引き」が出来てないように感じるんですよね。

実際YeSを作る際にも仕事として関わりたいって言う人がいたので、区別化は出来ていないと思います。

サッカーと同じような感覚だと考えていて、部活として関わる人とか、実際にプロチームでサッカーをするプレイヤーの人とか、サッカー用具を作る人みたいに区別化できればいいなって思ってます。


——なるほど。

保泉/hoiko:
だから人によってesportsに対する価値観が変わってくると思うんです。

だからこそ、線引きする必要があると思ってるし、その為にYeSがどこまで活躍できるかとい
う裏テーマのような考えも持っています。




彼は高校2年生だが、esportsに対する気持ちや考え方はどこまでもきめ細かく具体的なものだった。

そして、そんな若い彼が制作した「日本の高等学校におけるEスポーツ部・同好会・団体について」という調査資料の完成度は非常に高く、彼と同じesports部を作りたいと考える高校生達に莫大なサポートをしてくれる。


ぜひ一度目を通して頂ければ幸いだ。
URL…https://drive.google.com/file/d/1g6TUh5wC5kvB9oGYUg2mM2nZBqQcLOhN/view


同じesportsに関わる者として、そして同じ高校生として、共にこの業界を盛り上げていく。



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#登竜門 #Fv登竜門

ちょっとずつ頂いたサポートを貯めて、色んな場所に行って色んなeスポーツの人とお会いしたいと思っています。 良ければ協力して頂けると幸いです。