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オンライントークセッション

オンラインでのトークイベント、トークセッションのファシリテーションをやらせてもらうことがある。コロナ禍前はリアルでやってきたことをオンラインにシフトした形だけど、元から一人で運営をやることが多かったのでオンラインでも進行を一人でやることが多い。一応、もうコロナ禍から2年経つのでわかりきった情報だけれど、オンラインのトークセッション中に私が手元でやっていることを備忘録的に書いておく(大きくわけると「進行」と「機材」になる)。

【進行】
・司会
・資料共有
・チャット管理(Q&A含む)
・時間管理
・入室者管理
・記録(スクリーンショット)

【機材】
・カメラ
・音響
・ネットワーク
・レコーディング
・オンラインツールのステータスチェック

改めて整理すると、個人的には3名いると楽だなぁと思う。例えばZOOMなどで行う場合、入室者管理やチャットフォローなど、バックエンド側を支えてくれるスタッフがいるといいと思うし、機材周りは別スタッフがいるほうが当然トラブル時の対応・復帰もスムーズになる(一人だと、場回しでハプニングも活かしながら、その場を繋いで復帰みたいにならざるを得ない。現場は一人でひーひー言っている)。それでもZOOMで簡潔するイベントが一番楽だと思う。ソフト操作は基本的にZOOMのみで成り立つから、機材もソフトも操作しないといけない量が減る。配信ソフトを噛ますと、シーンの切り替えなども設定できるから画面がリッチになることは間違いないのだけれどその分コストもリスクも増える。このあたりが難しいところだと思っている(一人の限界)。さらにカメラが複数台入り始めると限界を超える。私はそこは面倒であることとそもそもカメラも1台しかないので、早々に諦めた。

もし一人で回すことになる場合は、やりたいことと、一人で扱えることが両立できる範囲に納得することをお勧めします。前者も大事なんですが、一人で扱えることに収めるというのは、進行が楽になりますし、「なにかあった時」の対応への意識も減るのでかなり心理的負担が下がります(きっとそういうことをする人は、基本的には「企画・進行役」だと思うので)。

5月にコロナに罹り、休暇を明けて1か月ぶりにオンラインイベントの進行を行い、改めて「これだけのことを一人で処理していたのか」と客観的にも感じたのでメモしました。できますよ、できますけどやはり人ができる同時処理の限界(頭のメモリーも知覚もオーバーロード気味)っぽい感じだったんだなぁと気づきました。

(余談ですが、なのでハイブリッドはできる限り私は一人ではやりたくないです。一人でやる限界を超えることということもありますが、ハイブリッド参加型のは結局分散するので、同じ価値をどちらにもではなく、それぞれで違う体験になど工夫するほうが無難だなと私は思っています。)

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