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休んでも疲れているのは、脳が疲れている

「あれ?なんかリフレッシュできてない気がする・・・」と気づいたGW後半。

家でゴロゴロしていても「どうも疲れが取れないな〜」とモヤモヤしていて、ああそうだ、と気づきました。

それは、いつもと変わらない休み方をしているからだと。

「休息=身体を休めること」だと思っていませんか?

実は、身体を休めるだけでは疲れが取れないことも。

これには科学的な根拠があります。

休日にNetflixを見ても疲れが取れないワケ

タイトルを見てドキッとしたあなた。

残念なことに、休みの日にNetflixを見ても疲れは取れません!(((ドーン)))

まず知ってほしいのは、疲れには「身体の疲れ」と「脳の疲れ」があるということ。

家でゴロゴロしたのに「なんか疲れが取れないなぁ」と感じている人は、脳が疲れているのです。

脳科学者の茂木健一郎さんによると、

・何もせずにゴロゴロする
・1日中ボーっと動画を見る
・ここぞとばかりに寝だめをする

これらは、脳の休息にはすべてNG。

「おいおい、全部わしやないか!」と思った方、大丈夫です。

脳科学に基づいた「脳の休め方」をお伝えします。

脳にとっての「最高の休み方」とは?

こちらの動画は、新R25チャンネルに茂木健一郎さんがゲストに来た回。

1年前のGWの時期にアップされたもので、脳科学の知見から「最強の休み方」について解説しています。

私はこれを見て、「自分って今までちゃんと休めてなかったんだ・・・!」と雷に打たれたような衝撃が走り、休み方のスタンスが変わりました。

では、"脳を休める"とは具体的にどういうことか?茂木さんは次のように語ります。

脳にとって最上のリフレッシュとは、
「普段とまったく違う状態にしてあげること」

「休日何もしてないのに、休めてない気がする」のはなぜ!?茂木健一郎直伝“最強の休み方”

つまり、脳みそのモードを切り替える必要があるのです。

パソコンでデスクワークしているビジネスマンは、休日もNetflixやYoutubeなどのデジタル情報に触れていると、脳が働いているときと同じ状態になってしまっている。

しかも「Netflixってみんな流行りを知るために見るでしょ?それって仕事じゃない?」と茂木さんに核心を突かれて、ぐうの音も出ません・・・。

では、テレビもネットも見ずにダラダラすればいいのでは?と思うかもしれません。

しかし驚くべきことに、何もしない状態でも脳は勝手に疲れていきます。脳が休むタイミングというのは、睡眠だけ。まずはしっかり寝ないと意味がないわけです。

<脳にとっての最高の休み方>
・ダラダラ休まずにしっかり寝る
・いつもと違うモードでフル稼働させる

鎌倉と東京で過ごす休日の差

「脳の休め方」を知ってから、休日はいつもと違うことをしよう!と行動することも増えて、以前に比べると休み方が上手くなったつもりだったのですが、甘かった。

私の実体験で言えば、昨年のGWは鎌倉に行きました。そのときにすっごくリフレッシュできたな〜と体感したのです。

今年は遠出を考えず、GWはどこも混んでるし、都内で友達と久しぶりに会えるからいいか〜と思っていました。

ですが昨年の鎌倉に比べると、今年は半分以下のリフレッシュ感だったんです。

「普段は行かない」×「自然がある」場所が最強である説

人と会って話すだけでも気分転換になっていると思いますが、鎌倉の威力に比べると弱かった。

なぜだろう?と自分なりに分析した結果、

普段は行かない場所(行き慣れていない場所)
×
自然がある場所

の組み合わせが、休日のお出かけスポットとして最強かもしれない!と思いました。

森林や海など自然の中を歩くだけで、ストレスが軽減されることが科学的にもわかっているからです。

自然って、偉大。

東京住みの自分からすると、鎌倉は非日常感を味わえるだけでなく、海に癒される場所だったというわけです。

個人の体感ですが、泊まりがけで行くような土地じゃなくても、日帰りで行ける自然の多い公園でも十分効果があると思います。

脳がリフレッシュできれば、仕事のパフォーマンスが上がります。普段しないことをすれば自分の経験値が増えますし、人生も豊かになるはず。そう、お得しかないんです!

働く平日に備えてゴロゴロしようと守りの休みをしていた方、これからは攻めの休みにすることをおすすめします!(と言いつつ、ゴロゴロしまくるのも至福のひとときだったり)


参考記事:「何もしない」でも「脳疲労」は消えずに残る


文:ハギ
@よりみちコピーライター

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