【寝具にこだわってみる】ぐっすり眠るためにできること
食欲の秋、芸術の秋、そして睡眠の秋の到来です。
気温も下がり、寝やすい夜が増えてきました。
余談ですが、わたしは寝間着は軽く、お布団が温かく心地よいと、とっても幸せだなぁと思います。
秋はカラダの本能としても、睡眠時間が増える季節なのです。
皆さんはよく眠れていますでしょうか。
また、寝室や寝具の環境にはこだわられていますでしょうか。
簡単なことからでも、眠りの質を上げるためにできることをお伝えできればと思います。
■寝室
刺激の少ない環境にすることが望ましいです。
昼間など、活動時間帯に使うものが同じ部屋にあるようなら、目に入らないようにすると効果的です。
部屋から出すことがベストですが、難しい場合はパーテーションを置く、布で目隠しをしてしまうなどもすぐにできる方法です。
特にテレビやPCなどの光や音を出すものは、主電源から落とすといいですね。
人間の脳は、目に映ったものに反応してしまいがちです。
意識には上らなくても脳が働き出すと寝付きにくくなることがあります。
ベッドや布団だけの部屋だと、スッと眠れるかもしれません。
また、電灯もLEDや白色灯よりも、暖色灯や間接照明だと刺激が少なくて眠りやすくなります。
■寝具
ポイントはいくつかあり、かたさ、重さ、通気性、肌触りに着目すると選びやすくなります。
まず、マットレスなどカラダを預けるものは特によく選ぶ必要があります。
高いものが良いわけではなく、自分のカラダに合うものを選べるといいですね。
カラダや関節が柔らかい方ですと、低反発やふかふかのマットレスだとカラダが沈み、身を預けると落ち着かないことがあるかもしれません。
横になっているのになんだか安定しない、無意識に足をクロスしたくなる、どこかに力が入る、などが現れているようでしたら、やわらかい寝具は合っていない可能性があります。
逆にカラダがかたい方、歪みが強い方は、柔らかいタイプでしっかりとカラダが沈み、支えてくれる方が力が抜けやすい場合があります。
また、掛け布団を選ぶときもポイントがあります。
重たい布団だと、カラダに密着して安心できる場合もありますし、眠りが浅く少しの刺激でも起きてしまう場合は、柔らかく軽いお布団の方が寝返りを邪魔せず合う場合もあります。
素材も言わずもがなですね。
肌に触れるものなので、心地よいことが望ましいです。
夏はリネンや綿、秋や冬はウールなど、季節ごとにしっくりくる素材をわたしは選んでいます。
肌に触れるもの、身を預けるものは、自分のカラダの特徴(かたい、柔らかい、歪みや、寝る姿勢、肌触りなど感覚で重視することなど)を踏まえると選びやすくなります。
しかし、普段の生活ではなかなか自分のカラダを客観視したり、感覚をはっきり認識することは少ないかと思います。
カラダの専門家として、寝具選びのアドバイスや、寝室の環境調整などお手伝いできますので、是非ご相談ください。
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