娘と私の「賽の河原」での処世術
幼児がいる生活って、賽の河原で石を積むような毎日だなぁと感じる。先日もこんなことがあった。
保育園に行くまえのひととき、娘(4歳)がペーパークラフトのドールハウスを作っていた。その目は真剣で、細かな部品をひとつずつ組み立てる作業は、賽の河原で不揃いな石を丁寧に積み上げるソレと似ている。
「なぁに やってるのぉ」
そんな姉のもとへ、朝食のパンを食べ終えた2歳10ヶ月の息子が駆け寄っていった。ちかごろの息子は2歳年上の姉のやること全てに興味津々なのだ。
「こないで!」と、姉