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2002 大学生 日記など

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最近の記事

感動とは懐かしさか

教師であり、画家であり、絵本作家である 安野光雅さんの作品展に母と行った 私は安野先生の『ふしぎなえ』や『もりのえほん』が好きだった 空想からはじまる不思議な絵は、 見開き1ページを何分もかけて じっと見つめてたし、 文体が無いせいか、 自分で短い短い物語をつくって楽しんでいた なにより、絵にやさしさがあって 寝る前に眺める絵本にはもってこいの本だった 安野先生の絵本は子どもを 空想の世界へ招待してくれる それに大人も夢中になる この作品展で、どれだけの招待チケットを 安

    • 会話、苦手すぎる

      私って、会話も説明するのも、本当に下手だなーってつくづく思う 正直、「この人には何もかも口から驚くくらい言葉が出てくる!」 なんて人はいない その人と打ち解けてる・打ち解けてない、とかの問題ではなく、 完全に私の問題なのだ 母にさえも、説明が下手だと言われる 「話し方のコツ」なんてものはあるだろうが、 そもそも私はしゃべることが苦手である この間「(私の名前)はどんな生き方をしたい?」と聞かれて、 これまで私が「生き方」について考えたり、 本を読んで(ふむふむこれは大事

      • 安心して眠れるように

        先日、溜まりに溜まった本たちを抱えて、 一人で静かに過ごせる家の近くのカフェに行った時のこと 一時間近く滞在したときに、 2人の女性のペアが来店された そのうちの一人は小さな赤ちゃんを連れて、私の後ろの机に座られた 背後の席だったので、耳からしか様子はわからなかった 私が一冊目の本を読み終えたころ、 お母さんに抱かれた赤ちゃんが泣きだしてしまいました すると、赤ちゃんを抱えた女性は、 「この絵本を読んでくれるアプリ、めっちゃ便利なんよ」と 友人に言いながら携帯を出し、 少

        • 19:00頃に空を見て、これは何色じゃろって思って例えを探すけど、見つからず  人には出せない色、それは夕日の色 山に登った時にも思ったことがある 山行く理由は何?ってよく聞かれるけど、今思い出したのは、山の上の景色はほぼ人の手が見えない空間が広がっていて、私はそれに感動するから

        感動とは懐かしさか

        • 会話、苦手すぎる

        • 安心して眠れるように

        • 19:00頃に空を見て、これは何色じゃろって思って例えを探すけど、見つからず  人には出せない色、それは夕日の色 山に登った時にも思ったことがある 山行く理由は何?ってよく聞かれるけど、今思い出したのは、山の上の景色はほぼ人の手が見えない空間が広がっていて、私はそれに感動するから

          山歩しよう

          最近はもっぱら登山しております 登山に勤しんでいます 先週と今週で、2回も山に行きました 先週は太宰府の宝満山、 そして今週は添田の岩石山へ! ⋆宝満山(大宰府)829m トトロに出てきそうな谷間を抜け、 先まで続く石段を歩くと、水場がありました 冷たくて口の中が生き返る 顔を豪快に洗うおじさまがいて、 私もやりたかったけど遠慮してしまいました 100段石が本当に100段か数えながら登ったり、 足元にいる宝満山の子ヒキガエルに注意したり、 mbtiのことを白熱しなが

          山歩しよう

          私、同世代の誰よりも紫川のこと好きだよ①

          いきなり何の自信なんでしょうね 何が言いたいかというと、私は大学生になって、 北九州に住んで、紫川の流域で約3年間生きて、 「川」という素晴らしい世界を知ることになったのです 蛇口を捻れば水が出てきて、 トイレに行けば水が流れて、 町を歩いていても川は変わらずそこにある そう感じている人たちはたくさんいると思います そして川や水に対して、どれくらいの関心を持っているか、 それは子どもの時の自然体験であったりすると思います 私の場合は、川や水に縁のあった子どもでした 自分

          私、同世代の誰よりも紫川のこと好きだよ①

          夢を旅することが、生きる意味かもしれない

          最近、感動したことがありました それは「本が人生の選択を助けてくれることがある」ということ 今までそんなに本をよく読む人間ではなかったのですが、 ついに恋に落ちてしまうような、そんな本に出会ってしまいました ブラジル出身のパウロ・コエーリョの小説『アルケミスト 夢を旅した少年』をご存じですか? これは私が西粟倉でのインターンを終え、送別の品としていただいた本で、自分で選んだわけではないのですが、そんな経緯の本ですから、これまた違った思い入れのある本なのです あらすじと

          夢を旅することが、生きる意味かもしれない

          【村から帰ってきました】

          西粟倉に帰ってきて、もう何週間か経ちました はやい、はやすぎ インスタとか、Nestの皆さんからのご報告とかを見て あの星のような子どもたちが今どんなことしてるのか、 気になりながら過ごしてます 友人や家族に西粟倉でのことをたくさん話しました 母が「あなたは生きるを楽しんでいるね」と言ってくれた 母によると、私は昔から引っ込み思案のいうか、 「前に出ることが無くて損しているな、と思ってたの」と言ってました 「成長したね」と 師匠が言ってくださったことも、すごく心に残って

          【村から帰ってきました】

          まだまだ言いたいことあるんよ! たぶん引きずりながらずーっと西粟倉のこと書く

          まだまだ言いたいことあるんよ! たぶん引きずりながらずーっと西粟倉のこと書く

          【西粟倉で生きて、考えた7のこと】

          私は3月1日から4月16日まで、一般社団法人Nestでインターンをしながら、その拠点地である西粟倉村という地域で過ごしました。この村で生きて、感じたこと、そして学んだことを7のテーマに分けてレポートします。 1. カラフルなみんなでつくる「カラフルなPocket」 ちょうど私のインターン期間に、子どもたちの「やってみたい!」を叶える居場所「Pocket」が西粟倉に誕生しました。3月15日に開所式が行われ、翌日16日はNestが地域の皆さんに日々の感謝を伝える「感謝祭」を開

          【西粟倉で生きて、考えた7のこと】

          【住んでいる町を知ること】

          改めて思った話 北九州市って本当に自然が豊かで、町も活気があって、 人情があたたかいところです 大学生になり、引っ越してきて、もうすぐ北九州市民歴3年になるのですが、「住んでいる町を知る」って「暮らしを豊かにする」ひとつの手段だと思います それは町の歴史を知ること、その地理を知ること、昔から愛される食を体験すること、など すべての町には、少しずつ変化してきた街並みがある一方で、 昔から守られてきた伝統や歴史、文化があります それらを学んだり、知ったりすることって 自分

          【住んでいる町を知ること】

          【思いがけないところに学びがありました】

          私が一年間と半年、水環境館のスタッフとして参加させてもらったおとぎぞうしの会が、2月11日をもってラスト公演となりました (「おとぎぞうしの会」は北九州市のボランティアグループで、月に二回、 水環境館で朗読会を一緒にさせていただいていました) 初めは「しゃべりがうまくなればいいな」と思って、館長から「やってみる?」と声をかけていただいたので始めることになった朗読劇 これまで7回ほど、皆さんの前で発表する機会をいただき、「話すこと」「昔話や民話」を楽しむという経験ができまし

          【思いがけないところに学びがありました】

          【今週のあたまの中】

          「自分が将来やりたいことを見つけたい」と思って大学を一年間休学することを決めたのに、何もわからない まわりはわたしがこんな仕事をしたらどう思うかなとか まわりがあんなに生き生きしてるのにわたし本当に自分のやりたいことしてるのかなってなりそうで怖くなる  自分なんかに誰も関心なんてないだろうにね。 別に家族からどんな職についてほしいとか言われたことないし、自分の好きなことしたらいいよって言ってもらえているのに 自分がこうなりたいって自信をもって言えないのが本当に自分に失望してし

          【今週のあたまの中】

          くよくよと考え続けない すぐ行動しな、わたし 今年の目標に「フッ軽」が加わりました

          くよくよと考え続けない すぐ行動しな、わたし 今年の目標に「フッ軽」が加わりました

          【子どもに昔話をよんであげて】

          2月に館長とトークショーをします 2か月に一度開催している「おとぎぞうしの会」が今回で最終回です 最終回なので、これまでなぜ「おとぎぞうしの会」を開催していたのか、 むかしばなしはただのお話しではないということを伝えるべく、 トークショーというかたちで、開催することになりました 本番前に、内容を少しだけ 皆さんは子どもの時に、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、家族の人たちに絵本を読んでもらっていましたか? わたしはしょっちゅうでした 同じ絵本を「今日も今日

          【子どもに昔話をよんであげて】

          【チョコレートづくりから考えたこと】

          先日、友人と長崎に一泊二日で行ってきました 旅の目的は、チョコレートづくりです 長崎でチョコレート…?となるかもしれませんが、 実は、長崎はチョコレートを日本ではじめて食べられた場所なのです 長崎で有名な「出島」がその場所だそう さて、長崎市民活動センター「ランタナ」にて、 さっそくチョコレートづくり 交流会には、我々学生、主婦の方々、福祉士の方、トリマーの方、栄養士の方など、様々な業種の皆さんが集まりました カカオマスを取り出すためにカカオ豆の殻を手で剥き、 すり鉢で7

          【チョコレートづくりから考えたこと】