【第173回】国民栄誉賞に値する大阪の激渋町中華
どうも、yopparaideskaです。
第173回目は、大阪恵美須町にある中華料理屋さん。
町中華マニアとしては、旅行に行ったら名物料理よりもついついその街で一番渋い町中華に行ってしまう。
前回の投稿で洋食屋さんや喫茶店でその街の魅力を計ると書いたが、町中華も魅力を計る一つの指標になると思う。
ということで、今回は大阪は浪速区の魅力を計るためにずっと行きたかった町中華へ。
行ってきましたよ、”香港”
いかにも味で勝負してますよ感ダダ漏れなレトロ町中華でいただく、自慢の豚天ぷらと炒飯。
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名:香港
住所:大阪府大阪市浪速区恵比須東1-19-12
アクセス:地下鉄恵比須町駅から徒歩5分くらい、地下鉄動物園前駅、JR新今宮駅から徒歩7分くらい
混雑状況:22:00頃到着。待機列なくすぐに入店できた
まず、外観がどタイプ。最高です。
外観は赤白で看板は黄色とか絶対美味しいに決まっとる。
しかも「香港」っていう名前もいいし、看板に「味自慢」と正直に書いてあるのもいい。
店内はカウンター10席のみとかなりこじんまりしていて、お店の人や常連さんとコミュニケーションを取るスタイル。
メニュー詳細
・豚天ぷら 700円
・炒飯 880円
・瓶ビール 550円
メニューは、定番の中華料理、麺類、ご飯類から珍しい料理まで、とても大将1人じゃ作れんやろというくらいメニューが豊富。
メニューの字体もいいし、字も綺麗やし、食べたいものばっかりやし、大将の心意気が伝わってきて背筋が伸びる。
料理レビュー
注文してすぐに瓶ビールの到着。
スーパードライというのがまたいい。(何回いいと言うのか、おそらくあと何回もいいと言うと思うけど)
それから10分くらいしてから炒飯と豚天ぷらの到着。
豚天ぷらは、
めちゃくちゃデカい。
確かにこれは提供に時間がかかる理由がわかる。
豚肉だけで150gは優にあると思う。これは大迫力だ。
薄い衣のザクザク感がさらに食欲を加速させるし、ツヤツヤなビジュアルだけでビールが飲める。
ニンニク、生姜醤油がしっかりと染み込んでいて、噛む毎に豚肉の肉汁とタレの旨みが溢れ出す。
また、特製のソースとからしをつけて食べたら美味しすぎて気絶してしまう。
大きいからこそ、こういう味変ができるのはありがたい。
この大きな豚天ぷらにかぶりついた後にビールを流し込めばもう優勝確定。
あまりの幸福感にカウンター席で1人でニヤニヤしてしまった。
炒飯は、
太々しいビジュアルがたまらなくいい。
食べれるなら食べてみろよと言わんばかりにどっしりとお皿の真ん中に鎮座している。
こちらもしっかりと醤油、うま味調味料、ウェイパー系のもので味付けしてあり、お酒が進む。
具材は、チャーシュー、卵、玉ねぎ、ねぎがたっぷりと入っており、玉ねぎの焦げた感じが香ばしさも演出してくれている。
個人的に今まで食べてきたチャーハンでTOP10に入るくらい好みやった。
中華スープは、
ネギのみとシンプルなのに鶏ガラと醤油のダブルパンチで味がしっかり目。
これもなんかクセになりそう。
全体的に量が多いので、複数人で行くのがおすすめ。
この時は1人で豚天ぷらと炒飯でだいぶお腹いっぱいになりました。
接客
接客は、アットホームで素敵。
口下手な大将が優しく色々と話してくれたのが印象的だった。
また、お客さんを巻き込んでみんなで仲良く乾杯するスタイルも良かった。
本当に常連さんも優しいし、質がいいし、おすすめの料理も教えてくれるし、行ってよかったなと思った。
まとめ
総じて、味も大将のキャラも濃くて最高のお店でした。
そして、とにかく安い。
メニューがとんでもなく多いのに、ここまで安く提供できる意味がわからんし、心配になるくらい。
それでも長年の続けてこれたのは、良い常連さんがついて、お客さんがお客さんを呼んできたからだと思う。
それに加えて、ちゃんと美味しいからまた何度も来たくなる。お手本のようなお店です。
お好み焼きや串カツ、焼肉も食べたいと思うけど、「良いお店とは何か?」を教えてくれるこのお店にぜひ行ってみて。
Instagram詳細
Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
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