【第160回】神保町にあった伝説のとんかつ屋さんが復活！？
どうも、yopparaideskaです。
第160回目は、馬喰町にあるとんかつ屋さん。
あなたは2018年3月に惜しまれつつ閉店した神保町の「とんかつ いもや」を知っているだろうか？
そこはなんと、1,000円を握っていけば、
ハイクオリティのロースカツ定食が800円、ボリューム満点なヒレカツ定食が1,000円で食べられるサラリーマン、学生のサンクチュアリだった。
しかし、原材料高騰には勝てずに、
「値上げをするくらいならお店を閉める」という決断をした伝説のお店。
そんな「とんかつ いもや」の暖簾分け？姉妹？店を馬喰町で発見。
そんなお店こそ、
行ってきましたよ、”いもや”
外観、メニュー、値段は本店を思わせ、ワクワクが止まらない、
果たしてその味は、、
店舗詳細
店名：いもや
住所：東京都千代田区東神田1-14-6
アクセス：JR馬喰町駅から徒歩3分、都営地下鉄馬喰横山から徒歩3分、都営地下鉄東日本橋駅から徒歩5分くらい
混雑状況：13:50頃到着。10名弱の待機列が。10分ほど待って案内された。
お店はお昼のみの営業かつ、ひれかつは早めに売り切れてしまうので、ひれかつを食べたい人は早めに行くのがおすすめ。
また、カウンター11席しかないので、複数で行くと並んで座れない可能性があるので注意。
メニュー詳細
・とんかつ定食 900円
・エビフライ 200円
メニューは、
・とんかつ定食
・ヒレかつ定食
・エビフライ定食
・魚盛合わせ定食
の4種類に単品のエビフライとアジフライのみとかなりシンプル。
ちなみにご飯は大盛り無料。
丁寧にメニューを聞いていくというスタイルではなく、食べたいものが決まり次第大きな声で注文するスタイルなので注意。（後ろの人が先に注文したからといって順番が前後することはないので安心してください）
料理レビュー
とんかつ定食の内容が以下、
・とんかつ
・ご飯（大盛り無料）
・キャベツ（大盛り無料）
・しじみの味噌汁
・漬物
席に着くとすぐにご飯としじみ汁の到着。
とんかつは、
お馴染みのロースカツ。
綺麗なきつね色にうっとりしてしまう。
ロースカツは大きく、おそらく180gくらい。
900円でこれは安い。
通常のロースカツに比べて脂身が少ないため、大きくてもかなりあっさりしているのが特徴。
赤身の部分は柔らかくてしっとりしているので、いきなりソースをかけて食べるのがもったいないくらい。
もし、塩とレモンがあったら、ソースをかける前に塩とレモンで食べたい。
そしてまた、衣が薄めなのが意外でいい。
パン粉はキメが細かいもの使っているので、繊細なサクサク感を感じることができ、豚肉の旨味がダイレクトで伝わってくるのがかなりの好印象。
さらに、下味がしっかりとついているのでご飯が進みすぎる。
ちなみに、ロースカツの美味しさのベンチマークは一番端の脂身が多い部位だと思う。
いいお肉は脂身の部分が甘く、あまり質が高くないお肉は臭みが出てしまう。
あくまでも個人的な意見なので、気になる方は今度意識して食べてみてください。
エビフライは、
注文が立て込んでいたからなのか、かなり遅れて到着。
遅くなってごめんねって言われたけど、全然大丈夫。だって、お皿に乗せられてもまだ油のパチパチとした音が聞こえるくらい熱々のエビフライが食べれるのだから。
そんなに大きくはないけど、身が締まっていて食べ応え十分。
とんかつ屋さんのエビフライって、とんかつの油の風味が移って美味しいよね。
欲を言えばタルタルソースをつけて食べたいな～
味噌汁は、
しじみの味噌汁。
本家のいもやもしじみの味噌汁やったな～
一口飲めば身体中にしじみの旨味が沁み渡り、一瞬身体の力が全部抜けてしまう。
歳をとるにつれてしじみの美味しさに気づいていく、、
この値段でしじみの味噌汁を提供できるのは本当にすごい。
ご飯は、
ちょっと柔らかめで甘い。
ご飯と漬物だけでも十分に満足できるくらいいいお米を使ってます。
このクオリティのご飯が大盛り無料なのは素晴らしい。
接客
接客は、夫婦の優しさを感じる。
常連さんが多いけど、一見さんにも平等に丁寧に接客する雰囲気が好き。
何よりも常連さんの気配りが素晴らしかった。
食べたものは必ず女将さんに返すし、テーブルは拭くし。
さらに、自分のものだけじゃなくて、他のお客さんのテーブルまで拭いている心遣いがいいなと思った。
いいお店にはいいお客さんがつくというのはこのことかな。
まとめ
総じて、味もコスパも抜群で家やオフィスの近くにあったら絶対に週一以上で通うくらい大好きなお店でした。
大学生の時は今ほど自由に使えるお金がなかったため、何もない時はロースカツ定食を食べて、
ちょっといいことがあったり、テストが終わると自分を労ったりするためにご褒美としてヒレカツ定食を食べていた。
そんな学生時代を思い出しちょっとだけ胸が熱くなった日でした。
神保町にあったいもやと完全に同じか？と聞かれると、「完全に同じです」とは言いきれないが、間違いなく神保町にあったいもやを思い出します。
あの味を食べたい人はぜひ行ってみて。
Instagram詳細
Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。
Instagramアカウント：
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？