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得意なことでキャリアを築こう!

『サッカー部と野球部どっちにしよう?』

『自分は一体、何に向いてるんだろう?』

『この人生で、何をすればいいだろう?』

結論、
絶対に得意なことをやるべきです。

『自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう』

今回のお話はシンク・クリアリーの「能力の輪」を作るについてです。

あの世界的に有名な投資家「ウォーレンバフェット」は『能力の輪』という言葉を下記のように表現されました。

要するに「自分に向いている何かを見つけなさい」「自分の「能力の輪」の外側でキャリアを築こうとしてもうまくいかない」という事です。私は個人的には痛いほど分かります。今思うと、20代の頃は、どう考えても『能力の輪』の外側にある世界で挑戦を続けていました。

とは言え、行動した場合、手元には経験が残ります。よく「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」と言いますが、本当にその通りだと思います。私はその昔、ミュージシャンを目指してたのですが、やるだけやって分かった事があります。「俺には音楽の才能がない」と…(笑)しかし、挑戦する事で、早い時期に気づく事が出来たので結果としては、良かったと思ってます。

私の失敗談からも分かるように「能力の輪」を超えないように生きる事は、結果的に人生をうまく生き抜く大切な要素なのだと思います。欲を出してアレもコレもやろうとするから無駄に労力を失ったり、無駄な挫折を経験してしまうのかも知れないですね(涙)

(注)誘惑に気をつける

ここまでの話を踏まえて、一つ気をつけるべき点をお伝えします。それは『能力の輪』には自分の能力の輪を「超えたくなる」誘惑「広げたくなる」誘惑があるとの事です。

人間の能力には、それぞれ「専門領域」があり、違う分野で能力を発揮できても、他職種で同じように通用するわけではないという事です。

能力の輪の形成に必要なのは?

1.『時間』しかも『とても長い時間』

2.『執着』※中毒レベル

よく『1万時間の法則』という言葉を聞きます。どんな事でも1万時間やれば一流レベルに達する事が出来る。というものですが、よく考えたら、良い意味での『執着』もないと、このような『とてつもなく長い時間』何かに打ち込むという事は難しいとも言えます。どんなジャンルでも一流と言われている方たちは余裕で1万時間の経験を超えています。

例えば、何かを1万時間経験しようと思ったら、1日2時間練習したとしても13年かかり、仮に、1日8時間やっても3年以上かかります・・・とてつもない積み重ねです。

1万時間の目安

ちなみに、若い頃のビル・ゲイツは「プログラムを組むこと」スティーブ・ジョブズは「カリグラフィーとデザイン」ウォーレン・バフェットは「投資」それぞれ、専門分野に執着し、何千時間も費やしたそうです。だからこそ、その分野での大成功を収めることが出来たんですね。

さいごに

この言葉からも分かるように「欠点ではなく能力に目を向ける」事が大切であり『能力の輪』の内側にある能力に時間を費やす方が1000倍価値がある、というお話でした。

詳しくは本書を読んでみて下さい。

最後までお読み頂き、有難うございます。

引用文献:ロルフ・ドベリー(著) 
安原美津(訳)『Think clearly』2019年、P136ーP143

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