自由と不自由の話
今日のテーマの結論は、
不自由があるからこそ、
自由に生きれるということ。
*
「自由になりたい」
これは僕の願望でした。
子どもの頃から常に
時間的にも経済的にも精神的にも
自由になりたい…
そう願ってきました。
ところが現実は甘くありません。
自由どころか不自由この上ない
生活ばかり。
正直キツかったです。
しかしながら今振り返ると
逃げ場のない不自由な環境の
中だからこそ養うことのできた
スキルがたくさん思い浮かびます。
たとえば、
・忍耐力
・想像力
・観察力
・行動力
・継続力
これらの力は、
もし僕が自由な環境で
のらりくらりと過ごしていたら
手に入りませんでした。
ですが今はそれらの力を
駆使することである程度自由に
生きる術を身につけられました。
*
想像してみてください。
この国から信号機がなくなったら
どうでしょうか?
交通標識がなくなったら
どうでしょうか?
運転免許証の存在がなければ
どうでしょうか?
いつものように道路に
出たくなりますか?
僕らの当たり前の日常は
自由すぎると一転して、
恐怖の世界へと変わります。
不自由この上ないと。
つまりこの世の中は
自由過ぎると不自由なのです。
一見不自由に思えるルールが
あるからこそ、
自分の意思で自由に生きることが
できるわけですよね。
*
チェコの作家
フランツ・カフカさんの名言。
わたしは自由です。
だから道に迷ったのです。
この言葉は、
まさに自由は不自由。
ということを教えてくれます。
自由に生きるということは
じつはかなり高い自己コントロールの
スキルが必要なんですね。
つまりある程度不自由な
暮らしの方が自由だったりします。
たとえば会社や学校をやめる。
無職になれば自由ですが、
1ヶ月も経てばたちまち不自由を
感じてしまうでしょう。
自由は不自由。
不自由は自由。
この二つの考え方は常に表裏一体。
今の暮らしは不自由に思えても
じつはそんなことないかもしれません。
それでは本日も良い一日に
していきましょう♪
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