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顔の筋トレ

筋トレをしていて、違和感というか残念に思うことがある。
それは、高齢者のトレーニー

後ろ姿や、遠くから見るとすごくいい体格で、30代前半かと思うほどの体をしておられる。
しかし、近くによって正面から拝見すると、年相応、場合によってはそれ以上に見える(当然私もそうだろうが、自分の顔は見えないのであまり気にならない)。

それは、なぜかというと、顔。
顔が年相応、あるいはそれ以上の風貌だからだ
目の下が弛み、頬が下がって、口元の皺が深く刻み込まれている。おまけに、皮膚がカサついている。

ご当人は、それだけ鍛え上げてあれば、体の調子とかいいだろうと思う。まあ健康を維持するためにトレーニングをしていると思えば、それでいいとも言える。

しかし、首から下が立派なだけに実に残念な気がしていた。
年齢がいっても、体は鍛えられる(自分の体で試してみた)。

だが、体を鍛えても、それにつれて顔まで若返るというわけには、いかない(全然ダメということでもないと思うが)。
なんとかならないものかと、ずっと考えていた。

であるとき閃いた。
顔というのは、頭蓋骨の上を筋肉と皮膚が覆ってできている。

それなら、胸や腕、腹や足の筋肉を鍛えるのと同様、顔の筋肉も鍛えられるはずだ!これをやらないのは、トレーニーとしては手落ちではないか。

ということで、調べてみた。
顔ヨガとか顔エステとか、あるある。
しかし、なんか面倒(ちゃんと調べれば、そうでもないのかもしれないが)。こんなの続けれんわ。

・・・ん〜ん。
要は顔の筋肉に負荷をかければ筋トレになる理屈だろう
顔におもりをつけるわけにはいかない(できるかもしれんが、考える気さえしない)。

顔の筋肉を意識的に使うのに一番簡単なのは、言葉を発するときだ。
じゃあ、ということで、「あ」「い」「う」「え」「お」をいうときの顔の筋肉の動きに意識を集中して、そのときの顔全体の筋肉を力一杯使うということをしてみた。

具体的には、風呂に入るとき、あいうえおを一語づつ、力一杯言う事にした。といっても、大声を出すと言うのではない。「あ」なら「あ」の音を出す顔の形を維持している筋肉を力一杯緊張させる。これを✳︎15秒間維持する。
いってみれば、顔の筋肉のアイソメトリックだ。


✳︎︎︎︎︎ 正確に言うと、5秒〜15秒。力を入れて、5秒持たなかったら、力の入れ過ぎ。反対に15秒以上もったら、力の入れ方が足りない。
くれぐれも、ただ単に口を15秒開け続ければいいというのではないこととに注意。筋トレであることを肝に銘ずるべし。

これをしっかりやると、終わった後、顔全体がほかほかする感じになる。

これをやり始めて、6ヶ月ほど経つが、会う人ごとに、「やせたね」とか「顔が小さくなった」とか言われるようになった。

体重は、ほとんど変わっていないので、顔が引き締まってきたのだろうと思う(服を脱いで体を見ているわけではないので、相手は顔をだけ見ていっているから)。

この方法で、どこまでいけるかわからないが、顔の筋肉を鍛えるに効果はあると断言できる。

興味がある方は、お試しあれ。

まとめ
・顔も筋トレできる
・あいうえおを発するときの顔の筋肉に力一杯力を込め15秒間アイソメトリックスをやる




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