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やらなきゃ→やりたい!へ:遊びの魔法

やらなきゃいけない!と思ったとたんにやる気がなくなる、そういった経験誰にでもあると思います。
子供のころ、部屋を掃除していたら懐かしい写真が見つかって
「うわぁなつかしい、こんなことあったなぁ」
と思い出に浸っていると、お母さんがやってきて一言。
「あんたはよ掃除しいや」
その瞬間、別に怒られたわけでもないのに、掃除が「やらなきゃいけないこと」に変換されやる気消失。。そういった経験あったかと思います。

仕事でもよくありますよね。ただ手を動かすだけの仕事、何回もやったことがある仕事、急に人から頼まれる仕事など、気が進まないけどやらなきゃいけないこと、あると思います。
ですがこれは、掃除が悪いわけでも、お母さんが悪いわけでもなく、「やらなきゃいけないと認識してしまう」ことがモチベーションを下げていると、そう思います。

その認識自体を変えること、それは難しいんじゃないかなと思います。「やらなきゃいけない」は自動的に、あるいは無意識のうちに認識がはじまってしまう。
でもそうなったとき、「どうやって楽しむか」、少し立ち止まって考えることで、見方が変わるのかなと思います。

「ゲーミフィケーション」という言葉、みなさんも耳にしたことあるのではないでしょうか。ゲームの仕組み、アイテムゲットやレベルアップ、ユーザー同士のバトルなどを利用して、行為を夢中にさせることです。
たとえば、くら寿司のビッくらポンは、ゲーミフィケーション事例として有名です。5皿食べるごとに1回ガチャを引くことができ、「当たり」が出ると景品がもらえます。特に子供たちに人気で、「もう1皿食べよう!」という気持ちを引き出し、食事を楽しい体験に変えています。
こういった遊びの要素を仕事や勉強にどう組み込むか、それを考えるだけでも義務感から少し解放されるのではないかと思います。

また、遊びの要素を「どう残せるか」と考えるのもいいかもしれません。仕事や勉強をするとき、まずやり方を教えられるから楽しくなくなっちゃうんじゃないかと。
ゲームではプレイ前に攻略法を見る、なんてことはしませんよね。もし事前に教えられると、クリアできてもおもしろくないと思います。
同じように「この仕事をどうするか」「どのように学んでいくか」と各々が考えられるよう、余白を「あえて残すこと」が大切じゃないかと思います。そうすることで、本来の楽しさを残すことが出来るのではないでしょうか。みなさんはどう思いますか?

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