「ゲームづくり道場」シーズン6のゲスト講師がすごい

「ゲームづくり道場」シーズン6がスタートします。

4/20から 第3土曜 15:30~17:00、全6回の6ヶ月間。
場所は、「池袋コミュニティカレッジ」西武池袋本店別館8階。
池袋駅からすぐです。

今シーズンは、特別ゲストを招いての連続講義となります。
現在予定しているゲスト講師は、以下の3人。
ゲーム作家の米光一成があいづち役となり、濃密な(濃密にならざるをえんだろう!)講義を展開します。

大塚健吾「シノミリアのゲームデザインと、クラウドファンディング」

ゲーム『理想の納豆』 『行けたら行くよ!』 『ギリギリカレー』『ブックメイカーズ』などの傑作ゲームを作り、さらに最新作『シノミリア』は、クラウドファンディングで展開し、「支援総額1,448,500円。パトロン数453人」を集めた大塚健吾
完成直前のプロトタイプの『シノミリア』を遊ばせてもらって、これがめっぽう面白かった。
“ギャンブル漫画の主人公のようなボードゲーム体験!”というキャッチコピー通り、カイジの主人公になった気分でギリギリの心理戦の応酬になる2人対戦ガチゲー。プレイした日は勝っても負けても夢に見てしまう強烈さが残る(米光は負けて、その夜、悪夢を観た!)。
『シノミリア』のゲームデザインと、クラウドファンディングで展開したメリット・デメリット、やってみるなかで気づいたこと等について講義してもらう。

ニルギリ「これはゲームなのか?展を通して見えてきたこと」

企画展「これはゲームなのか?展 #1ルールで世界する 」の主催者ニルギリ。「曖昧フェイバリットシングス」「ジャケ写ハグル」「一年生ゲーム」などのゲーム制作も手がける。
「これはゲームなのか?展#1」は、“新進気鋭のボードゲームデザイナーによる、実験的なゲーム作品を展示し試遊できる企画展”で、来場者3000人を超え、入場制限をかけざるを得なかったほどの盛況さであった。
企画主催者のニルギリさんと、そのコンセプトや見通しについて語り合って、「わーこの人はどこまでも遠く広くゲームの未来を眺めているんだ」と感嘆したので、ゲスト講師を依頼。
企画展主催者による第一回「これはゲームなのか?展」の作品紹介&解説。さらに展示会を通して見えてきたこと、今年の冬に開催する第二回の構想などを中心にした講義。「これはゲームなのか?展」で見えてきたコンセプトを実感できるゲームをプレイしながら、ワイワイとやる予定だ。ゲームとアートの間から何が生み出されるかを考えていきたい。

出嶋勉「ルールとグラフィックの結びつき」

「ポケット&ビスケット」「おにぎりさん」「オクラコーク」などのゲーム制作も手がけるグラフィックデザイナー出嶋勉。「ボブジテン」「シノミリア」などのアートワークも担当する。表面的な美しさだけではなく、ゲームのプレイと密接に結びつくアートワークができる人だと注目していて、今回、アークライト社から商業リリースされる米光一成ゲームデザインの相撲カードゲーム『はっきよいゲーム』(4月25日)のアートワークも担当してもらった。
ゲームにおけるアートワークのコツ、工夫のしどころ、ルールとグラフィックの結びつきなど、ゲーム制作に欠かせない勘所を、「ボブジテン」「シノミリア」「はっきよいゲーム」などの具体例をもとに、実物を示しながらガッツリと講義
ユーザーインターフェイスの極意がぎゅっと詰まったカードやチップを、徹底的に検証していきたい。

以上、ゲスト講師の3人を紹介しました。ね、すごいでしょ!

講座後は、希望者で「ゲーム会」→「ゲーム呑み会」という流れで、ゲーム三昧な1日になります。

「ゲームづくり道場」シーズン6


サポートいただいたら、記事に還元できることに使います。表現道場マガジンをよろしく! また、記事単体で購入できますが、月額800円「表現道場マガジン」がお得です。