坂中君にわくわくすっぞ！
皆さまこんにちは。
徳島大学細胞生物学分野・ヨネケン秘書のあべみょんです。
先日、栗栖特派員より第一報が入りました。
ヨネケンOB、医学科６年生の坂中君の身体が今すごいことになっている…と。
もともとガタイがよかった彼ですが、
さらに筋肉ムキムキマッチョマンになり、頬はコケ、腹筋が皮と筋肉でグランドキャニオンで相当仕上がってる。どうやら『大会』に出るらしい。
こんなネタ、放っておく手はないですよ。
とのことだったので、敏腕秘書の職権乱用で呼び出しました。
「キミ、今、相当身体すごいことになってるらしいじゃないの。出頭せよ」
それが先週木曜日…。
返信を待ってる間に、簡単に説明しよう。
坂中君とは。
長崎出身の若者で、群れない、媚びない、可愛げがない(笑)
どこか大人や世間を信用できていない(笑)いろんなものを疑って生きているような(笑)そんな雰囲気の漂う学生で、彼を担当する本田さん（ヨネケン名誉メンバー）も、最初はおっかなびっくり。取扱注意な学生なのかと…思いきや…
いざ、研究がはじまると
誰よりものめりこんで、誰よりも一生懸命研究しててクリビツギョーテン。
未だに、彼以上、魂懸けて研究した学部学生はいないのでは？
それに、いろいろ話をしてみると案外いい奴で(笑)
『河川敷で寝そべって星空見てたら野犬に襲われかけた』など、ふつうの学生みたいな（？）若気の至り的な思い出とかも持ってるような側面もあったりして。なんやかんやヨネケン卒業してからも顔を出してくれたり、キャンパス内で見かけたら挨拶してくれたり。とどのつまり、可愛い奴だったりして。
だからこそ、私の突然の招集メールも既読スルーなんて絶対しないと確信していたのだ。
日曜日。
件の「大会」が終了したという坂中君からメールがありました。
「大会後に爆食いをしたので浮腫んでいますが、月曜日に大学に行くので顔を出します」
んもーーーー、オラ、わくわくすっぞ！
てことで…もう見せちゃお。先行して。
大会当日の坂中君をご覧ください。
もう なんだろ、漫画みたいな身体…実写版ドラゴンボールなんですけど(笑)
坂中君が挑戦した大会というのは…
FWJという団体の
メンズ フィジーク ノービス ファーストチャレンジ
これは「フィジーク」という競技だそうですね。ボディビルってのともまた少し違うみたい。
ボディの美しさを競う…ってことで
いやほんとにちょっと思ってた以上にすっごい身体でびっくりなんですけどもどうですか。美しいでしょう。うちの坂中君美しいでしょう。
逆三角形 がポイントらしいです。見事ですね～！！！
・・・で・・・
なんでフィジーク？と思いませんか？
てことで以下、坂中君緊急インタビュー。
坂中君はたしかボクシングの経験者だったよね？
コロナで学生に10万円給付金が出たでしょ。
旅行でも行こうかなとも考えたんですが面白くないなって思って。
どうせなら、10万円以上の価値にしたいなって思って。
で、何かに挑戦しようと思ったんです。
候補に挙がったのが、
マラソン、フィジーク、ボクシングのプロライセンスのどれか。
一番タイミング的によかったのがフィジークだったんですよ。
1月に思い立ったんですけど
プロ選手の 田口純平氏の身体を目標にして、
↑この体に近づけるよう、いろいろ研究して半年間（150日間）1日も休まずトレーニングしました。
（あべ）ジム通いって、、、でもこんだけの身体作るってことは、パーソナルトレーナーとかつけたんでしょ？？？
いや。つけなかったですね。
エニタイムフィットネス行っただけです。あとはYouTubeとかで研究ですね。ポージングも、田口選手の真似をしました。
（あべ）医学科6年生だから…授業はもうほとんどないとは思うけど…
実習はやってましたよもちろん。大会直前は1日900カロリーに抑えてたんでもう辛かったです。その身体で、実習中も病院内、階段使ったりして(笑)
半年間、死ぬ気で努力してきた坂中君が挑んだ大会。
会場に着くと「バケモノ」ばかりで圧倒されたそうです。
しかしながらなんとなんとなんと エントリー№65（坂中君）
ファーストチャレンジ部門で
5位入賞
しちゃうんだから、ほんとすごいんです(笑)
いやファーストチャレンジって言うけどね？
この大会のこの部門に初めて出るっなら誰でも出れるらしくって。もう何年もずっとフィジークやってる人もエントリーするんだってよ？
その中で…
初心者の、独学の、半年モノの、正真正銘ファーストチャレンジ坂中君が
5位なんだから
それってつまり、実質…優勝ですよね？（違う？ｗ）
しかもさ。坂中君てばよ？？？
今回の目標は人生で過去一番の努力をすることでした
自分がどこまでできるか試したかったんです。
全てが終わったあとに、「やりきった」と心の底から思えたら、それがゴールだと思ってました
だから競技は何でもよかったんです、その過程で逃げ出したくなるような苦しみを伴うものならば(笑)
それが たまたま今回はフィジークだったんです。
大会の審査が終わった後に6位の人から悔しいですよねって声かけられましたけど、1ミリも悔しくなかったんです
やれることは全てやりましたから
終わった瞬間の達成感はまさに「筆舌に尽くしがたい」感じでした
これまで生きてきた中で最高の気分でした
大学受験に受かったなんて鼻くそレベルなくらいに(笑)
これで得た筋肉も、入賞も全部ラッキーな副産物です(笑)
いやかっこよすぎかよ・・・なんやコイツ・・・(笑)末恐ろしいぞ坂中・・・(笑)
目がくらむんですけど(笑)
なぜだろう、自然とスガシカオが聴こえる…(笑)
そんなわけで、
自分を追い込んで追い込んで追い込みまくって目標が達成できて、しかもそれを周りも評価してくれた。非常に貴重な経験をした坂中君。
この成功体験を胸に、一旦、ふつうの医学科6年生に戻りまして、国家試験を頑張るそうです。
いつも以上に饒舌に、熱く語ってくれて嬉しかったです(^^♪
また時々息抜きしに遊びに来てください。
そして、次の新たなる目標、挑戦が決まったら教えてもらえることになってます(笑)
今後の彼の活躍から目が離せませんね～(^^)/
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